田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

X’mas 朗読とハープ 2014

2014-12-21 21:53:38 | ステージ & エンターテイメント
 それは不思議な夜だった…。何も予備知識のないまま参加したイベントだったが、確かにハープの音をバックにクリスマスに関する詩を朗読するイベントだったのだが、私にはハープの音ばかりが耳に残ったイベントだった。 

 札幌大学の講座を何度か受講していたからだろう。タイトル名のようなイベントへの誘いがあったので、せっかくなので参加させてもらうことにした。

 12月17日(水)夜、札幌時計台ホールにて「 X’mas 朗読とハープ 2014」と題するイベントがあった。
 出演者は三人で、配布されたプログラムにはそれぞれの名前・肩書とともに役割が記されていた。それによると、
 ◆熊谷ユリア〈札幌大学教授・朗読詩人・翻訳者〉 朗読・弾き語り・ハープ効果音
 ◆鈴木 貴奈〈ハーピスト〉 グランドハープ演奏
 ◆フィリップ・シートン〈北大留学生センター教授〉 ゲスト朗読
となっていた。 
 どうやらこの会(イベント)は熊谷氏を中心とした朗読に、他の二人が協力するという形の朗読の会だったようだ。

          
          ※ 左からフィリップ・シートン氏、熊谷ユリア氏、鈴木貴奈氏です。

 この夜の朗読の会は、熊谷氏が欧米のクリスマスにちなんだ詩を翻訳し、その和訳を熊谷氏が朗読し、原文をフィリップ氏が朗読するという形で進行し、その朗読のバック音楽として鈴木氏がハープを演奏するという形式だった。

 恥かしながら正直に吐露しよう。私には詩(Poem)に対する素養がないうえ、キリスト教に対する理解も心もとない。だから、熊谷氏が感情たっぷりに朗読する詩がいっこうに私の中に入ってこなかった。今思い返しても、どのような内容だったのか、まったくと言って良いほど思い出せない。恥ずかしい話である。

 その代わりといったら語弊があるが、フィリップ氏の英語の朗読がとても心地良く耳に響いた。もちろん私には英語を解する力などない。ただただ彼の声音が心地良いのだ。それはソフトバリトンとでも称するのだろうか?マイクを通して伝わる彼の声は私だけではなく、会場を魅了していたように思う。

 さらには鈴木氏のグランドハープである。プロのハーピストとして彼女の力量がいかんなく発揮されたステージだったように思う。バック演奏だけではなく、ソロ演奏も何曲か披露してくれたが、ハープがソロ演奏の楽器と成り得ることを認識させられた。また、ハープが意外に大きな音量が出ることも新たに認識した。
 イベントが終わった後、意外に大きな音量の秘密を探るべく、近くに寄って観察したところ、演奏者の肩にあたる部分がかなり大きな膨らみ(共鳴胴というようだ)をもっていて、そこで音が共鳴することによって大きな音を出しているようだ。

               

 と肝心の詩についての感想を持てないまま朗読の会は終わってしまったが、それなりに興味深い朗読の会だった…。


《ウォーキング覚書》
12月16日~20日の5日間も連日一万歩を超えるウォーキングを実施できた! 
 この5日間は、路上コンディションの悪い日、藻岩山登山を行った日、ちょっと遠出をした日とバラエティに富んだ5日間だった。

 ◇12/16 11,852歩 ◇ 12/17 12,326歩 ◇12/18 10,499歩 ◇12/19 19,088歩 ◇12/20 10,917歩

 17日(水)は融けた雪面が凍ってガタガタの上、薄っすら雪が載ってツルツルと最悪のコンディションだったが(本日21日はそれより酷かった!)なんとかクリアすることができた。
 18日(木)はブログでも投稿したとおり冬山の藻岩山に登った。途中で引き返したたこともあり一万歩に達していなかったので、帰ってきてから自宅周辺を少しウォークした。
 19日(金)は特別予定もなかったので、地下鉄でバスセンターまで移動し、苗穂地区を歩いた。工場地帯に面白い物件を発見した。帰りは家まで歩いたので二万歩弱となり、かなり貯金ができた気分である。

 とけっこう今のところは順調だが…。