田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

懐かしの藻岩山スキー場

2013-03-02 22:56:58 | スポーツ & スポーツ観戦
 以前、藻岩山スキー場で滑ったのはいつだったろうか? 記憶が蘇らないほど以前の話である。やや雪が腐れかけた2月28日(木)私は懐かしの藻岩山スキー場のゲレンデに立った…。 

 私がスキーを本格的に始めた20代の頃はさまざまなスキー場に出向いて滑ることを楽しんでいた。北見地方に住んでいた私にとってはニセコや富良野で滑ることが主であったが、札幌市内のスキー場にも足を運んだ。そうした一つに藻岩山スキー場もあったのだ。

          
        ※ 各コースに誘うスキー場下部に設置された第一リフトとファミリーゲレンデです。                 

 いつか行こう、行こうと思いながらも、この年齢になるとなかなか重い腰が上がらない。ようやく意を決して立ち上がったのが28日午後だった。
 我が家から車で約30分、道路は雪が融けて水びたしで、スキーのコンディションとしてはあまり良くなかった。

          
        ※ 第二リフトを降りたところにこのようにコースを案内する表示板がありました。
 
 平日、しかもシーズン終わり近くの上、湿り雪とあって駐車場は閑散としていた。
 シニア券(2,200円)を購入し、さっそくゲレンデへ。
 リフトを乗り継いでまずは藻岩山名物の「うさぎ平」コースに向かった。うさぎ平コースは最大斜度35度が売りである。もう私の筋力ではそのコースをスイスイと滑るわけにはいかない。安全運転で降りてきた。

          
          ※ 写真では斜面が良く分かりませんが、35度の急斜面です。

 その後、「からまつ」コース、「パノラマ」コース、「林間」コース、「ダイナミック」コース、「クリスタル」コースと、全てのコースを滑ってみた。私の中に記憶に残っていたのは「うさぎ平」コースだけだった。

 その後、コーヒーブレイクを一度取り、もう一度全コースを滑って久しぶりのスキーを終えた。チケットの時間はまだ2時間以上残っていたが、わたしの今の体力ではこれくらいがちょうどういい。
 藻岩山の印象は、アクセスが便利な市内にありながら各コースが変化に富んでいて、気軽に楽しめるスキー場として長く親しまれていることが分かるスキー場である。

          
          ※ この日は湿雪が降り続き、午後2時頃には照明が点灯していました。

 面白いことに気付いた。スキー場に向かう道路脇に「当スキー場はスノーボード使用禁止となっています」という表示があったことだ。
 今どき、スノーボードを禁止することは営業上けっして有利とは思えないのだが、札幌市内に古くからあるスキー場として、あるいはスキー関係者の意向が反映された結果なのだろうか?それとも他のスキー場との差別化を図るスキー場の戦略なのだろうか?

               
             ※ このような表示は藻岩山スキー場以外ではなかなか見られないでしょう。

 それにしてもスキーを楽しもうとする気持ちがだんだん薄れてきているのが自分自身気になるところだ。
 理由はいろいろと考えられるのだが、一言で云うとやはり年齢が高くなってきたことが第一の原因のようだ。
 だから以前のようにスキーに夢中になることは考えられないが、それでもシーズンに何度かはこれからも楽しみたいと思っている。