田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

具体的比較論(札幌VS地方) 車のある生活

2007-10-23 19:39:47 | 札幌学 & ほっかいどう学
 車を手放すときが近いことを感じています。
 この具体的比較論の最初の投稿で「札幌では徒歩と公共交通機関を使えば(さらに自転車を併用すれば)、車は特別必要でなくなってきた」と記しました。

 就職したとき叔母の車を譲り受けて以来三十数年間、私は車があることを当然とする生活を送ってきました。
 地方の生活においては「車」を所有することは必須の条件の一つといえます。今やサラリーマン家庭においても一家に2台はごく普通の姿です。(私のところでも妻が仕事をしていたときは、2台所有していました)

 それが札幌においては少々事情が違っています。
 知人のA氏は退職と同時に札幌に転居し、車を手放したということです。公共交通機関で十分だとA氏は言います。
 またB氏はまだ若い方であるが、この方も必要なときにはレンタカーを借りることにして、車を売却したと聞きました。

  札幌の市街地においては車を所有することのメリット(利便性)より、デメリット(負担)の方がより大きいということなのだと思います。

 車を所有することでの負担を考えると、車の購入費用はもちろんのこと、毎年かかる経費として自動車税、任意保健。隔年毎にかかる経費に自動車重量税、自賠責保険があり、札幌ではさらに駐車場代がかかります。ランニングコストとしてのガソリン代、そのた諸々の経費がかかってきます。

 私が車を手放すときが刻一刻と近づいていることを感じています。
 問題は、私が「車があって当然」という三十数年の慣習からいつ抜け出す決心をするかということだけのようです。

 友人にこの話をすると「愛車というだろう。損得だけで考えるんじゃなくて、車を愛さなくちゃ」などと訳の分からぬことを言っています。
 私が車への愛が冷めるのは何時のことなのだろうか???