田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌の半年を振り返る Ⅲ

2007-10-03 18:59:27 | 札幌学 & ほっかいどう学
 ある雑誌のコラム欄に次のような一文が載っていました。
「最近は情報が溢れ、そこから知識を得て、誰もが薀蓄を語るようになった。だから自分は敢えてミーハーでいたい」と・・・。

 私はこの一文深く納得した。というより、私を救ってくれるような一文のように映りました。
 というのは、これまでの半年間の私の行動は、何の深みもなく、何の専門性も感じられないものでした。
 このことは偏に私の資質に関わることなのですが、私には一つのことに固執するだけの根気もなく、モノゴトを深く追究するだけの教養も持ち合わせておりません。
 私にあるのは、人一倍の好奇心と旺盛なる野次馬根性といったところでしょうか。
 そんな私ですから、上の文に深く納得したのです。

 しかし、「ミーハー」という言葉には年代的に受け容れがたいものもあります。
 ここはやや買いかぶりの面は否めませんが、それを承知で「マルチ」という言葉を使わせてもらいます。
  「私はマルチな人間を目ざしたい」と・・・。

 前日の投稿で「札幌は多彩なメニューを提示してくれる」と記しましたが、私のこれまでは、そのメニューのごく一部の入り口に立ったにすぎないと思っています。
 私はこれからも興味関心の趣くまま、さまざまな分野や方面に触手を伸ばし、マルチな人間を目ざしたいと思っています。

 しかし、それだけでは・・・との思いも実はあるのです。
                         (以下 次回に続く)

※写真は遠くにテレビ塔を望む大通公園です。