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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

「冬の円山公園」観察会

2022-02-28 16:39:20 | 環境 & 自然 & 観察会

 雪深い円山公園はまだまだ冬真っ最中といった趣だった。しかし、3月を目前にして公園内の木々たちは春の芽吹きの準備中なのだろう。リーダーの方から冬芽の様子など微かな春の芽吹きを様子を教わることができた観察会だった。

 昨年の11月1日の「秋の円山公園」以来の円山公園での観察会だったが、10時前に集合場所の地下鉄「円山公園駅」バスターミナルへ行ったところ、様子がおかしい?前回も案内していただいたリーダーの方がいたので尋ねたところ「今回はコロナ禍のために中止になった」とのことだった。ただし「せっかくなので、私的にご案内します」という有難い言葉をいただいた。集まっていたのはリーダーの方と女性4名と私という構成だった。

 私たちはまず公園内の「円山公園パークセンター」に向かった。そこには木の実で作られたお雛様が飾られているということだった。なるほど小ぶり可愛い木の実のお雛様が鎮座していた。このパークセンターで、私はリーダーに勧められて「円山公園 樹木マップ」なるものを購入した。これが素人向けに良くできたマップで、今後は独りで円山公園に来ても、木の名前を意識しながら散歩できるのではと思われるマップのようなので重宝しようと思う。

   

※ ドングリの実などで作ったお雛様飾りです。公園パークセンターの展示に相応しい?

         

※ パークセンター内には木の実などで制作されたリースが販売されていました。

               

             ※ 私が買い求めた円山公園の樹木マップです。

 今回案内されたのは円山公園ではなく、円山公園に続く北海道神宮の境内の一角を主として案内された。案内をしていただいたリーダーの方のお名前は存じ上げないのだが、樹木に関してたいへん詳しい方で、今回も主として樹木についての説明を伺いながらの観察会となった。説明していただいた全ての樹木を撮影し、メモできたわけではない。撮影が出来て、樹種をメモすることができ特定できたものだけを以下に羅列したい。

   

※ 円山公園内には誰が制作したのか、雪で作ったたくさんの動物たちの造形が木の幹に付けられているとニュースなどで伝えられていましたが、前日の暖気でほとんどが姿を消していました。そうした中、木の陰に作られたスノーマン(?)の像がかろうじて残っていました。

◇アサダ(浅田)

 この木と次のキタゴヨウは円山公園内で見られた樹木である。このアサダは日本全国に自生する落葉高木だそうだ。ちょうどパークセンターのすぐ前にあり、円山公園のシンボルツリーの一つのように高々と聳えていた。続く写真はアサダの種子である。

   

※ 公園入口のところに鎮座するアサダの大木です。

   

※ そのアサダの種です。(黒い部分が種だそうです。不鮮明)

◇キタゴヨウ(北五葉)

 キタゴヨウはゴヨウマツの変種で、本州北部と北海道に生育する種である。葉は青みを帯びた緑色で、その名のとおり葉は5本が束になっているのが特徴である。

   

※ キタゴヨウの全体像です。

   

※ キタゴヨウの葉の様子が分かる一枚です。

   

※ キタゴヨウの種です。

◇プラタナス

 街路樹などでもよく見られるプラタナスという名は、スズカケノキ科の植物の総称だそうだ。和名では「鈴懸の木」などとも称される。大きな葉が特徴であるが、種子は葉柄の根元にあるそうで、「葉柄内芽」と呼ばれるとのことだった。

    

※ プラタナスです。

   

※ プラタナスの落葉です。この落葉の一番手前、葉柄のところに種子が隠れているそうです。

◇ヤチダモ(谷地梻)

 すくっと空を目ざして伸びる樹形が印象的だが、高さ30mにもなる高木である。硬い材質から以前は野球のバットの用材としても重用されたという。(現在はアオダモ?)下の写真はヤチダモの冬芽である。

        

※ すくっと伸びたヤチダモの樹形です。

   

※ ヤチダモの冬芽です。

◇スギ(杉)

 北海道にはもともと自生していなかった樹種であるが、明治期に円山公園や神宮境内に植樹され、札幌でも見られるようになった。樹皮に特徴がある。

        

※ 円山公園、神宮境内ではわりとみられるスギの木です。

   

※ スギの樹皮です。

◇ハルニレ(春楡)

 北海道など寒冷地に育つ落葉高木で、樹高は最大で30m以上にもなり、その姿は雄大である。神宮境内のこのハルニレにはヤドリギがたくさん寄生しているのが目立った。ハルニレに寄生するヤドリギは「半寄生」といって、自らが光合成で栄養を補給するが、水分はハルニレの木から摂取するそうだ。

   

※ 堂々としたハルニレの樹形と、そのハルニレに寄生するヤドリギです。

◇ヨーロッパアカマツ

 その名からも分かるとおり、ヨーロッパから移入されたマツの一種で、ドイツアカマツ、レッドパインなどとも称されている。樹皮が赤褐色をしているのも特徴の一つである。

   

※ いかにもアカマツといった樹皮の色です。

   

◇ナナカマド(七竈)

 ご存じ秋になると真っ赤な実を付ける樹である。この木を紹介してくれたのは、普通のナナカマドは一つの根から一本の幹が伸びるのだが、神宮境内のナナカマドは一つの根から数本の幹が伸びているところに特徴があるとのことだった。そのわけは成長期に人為的に主幹を切り落とすことで脇から伸びる枝が数本の幹になっているのではないか、との説明だった。

   

※ 幹が何本にも別れたナナカマドの木です。

   

※ 二本の幹の間にあった幹が欠けているのが分かります。

 その他にも紹介された樹種があったが、メモできなかったり、写真に収めることができなかったりしてここに掲載できなかった。こうして説明されても、そのほとんどは右から左へと忘れてしまうのが私の場合常である。でも、この類の観察会に何度も何度も参加することによって、一つ二つと少しずつではあるが、自分のものになっていくのではないかと思い、これからも各種の観察会などに参加したいと思っている。


札幌の今冬の降雪は異常?

2022-01-31 17:04:37 | 環境 & 自然 & 観察会

 札幌に転居して15シーズン目の冬を迎えている。私の記憶では最も降雪が多いシーズンではないか?と思っている。札幌の道路は今、大変なことになっている。

 先日、中心街へ歩いて向かった。私が歩いた道路(歩道)は北1条通りである。北1条通りというと、旧国道5号線(現在の国道5号線は札幌の中心街の周縁を巻くように走っている)であり、現在も札幌市と小樽市を結ぶ主要道である。その1条通り中心街に向かって歩いたのだが、西15~16丁目の知事公館前の歩道の脇の雪山がゆうに2mを超える高さまで雪が積み重なっているのを見て驚いた。これまでに初めて見た光景だった。これは道路側と歩道側からの除雪された雪が積み重なったためにうず高く積もったのだが、それにしてもこうした光景を目にするのは15年にして初めての光景だつた。ことほど左様に今冬の降雪は多く感ずる。

   

※ 北1条通りの歩道です。道路と歩道の間にはご覧のように2mを超える雪が積み重なっています。

   

※ 歩道をランニングする人と雪の高さを比べてみてください。

   

※ 雪の小山の向こうにはバスの屋根部分のみが覗くだけです。

 そこで気象台のデータを探ってみた。すると今年の多雪はデータでもはっきりと表れていた。まず本日(1月31日現在)現在の「累計積雪量」は283cmである。ちなみに昨年の同日現在では206cm、平均では266cmだそうである。次に「積雪深」であるが、こちらは本日現在83cm、昨年は53cm、平均では55cmとこちらも昨年、平均年を上回っていることが分かる。

 ちなみに「累計積雪量」は初雪から本日まで降った雪の量を合計した数字。「積雪深」は本日現在での計測値での雪の深さを表すとのことである。

 降雪が多い光景は札幌市内のいたるところで見られる。この2~3日で目立ったところをカメラに収めたので、それらを列挙することにする。私が目にしないところでもっともっと凄い(深刻な)なところがあると思われる。

   

※ 中通りと呼ばれる通りはご覧のとおり。交差する車が交わす道幅がありません。

   

※ ご覧のとおり、ようやく1台が通れるのみです。

   

※ 通りは柔らかな雪で運転をより困難にしています。

   

※ 石山通の商店街一角ですが、歩道の除雪がままならず、店の入口は一段と低くなっています。

   

※ 札幌の中心街の歩道の特徴の一つです。ロードヒーティングがされている所と、そうでないところで大きな段差ができます。

 マンション住まいの私は降雪による直接の苦労は少ないが、戸建て住宅の方々の除雪作業のご苦労がしのばれる。

 今もまた、空からは雪が間断なく降っている…。

   

※ 昼近くの札幌市内ですが、降雪のために全体がどんよりと霞んでいます。


スプリング・エフェメラルな花たち

2022-01-26 15:27:59 | 環境 & 自然 & 観察会

 戸外はまだまだ雪深い中、温かな温室ではスプリング・エフェメラルと呼ばれる花たちが咲き誇っていた。ユキワリソウ、フクジュソウ、セツブンソウ…と。ただ、ユキワリソウが道内で自生していないとはちょっとガッカリ…。

   

※ 「百合が原緑のセンター」のエントランスです。左側に見えるので大温室です。

 昨日25日、「百合が原緑のセンター」において、「福寿草と雪割草 ~春を告げる雪国の妖精たち~」と題する展示会が開催されていると知って妻を誘って観賞に出かけてみた。

 緑のセンターの温室は大・中・小と三つの温室からなっているが、展示会は最も室温を高く設定している小温室で開催されていた。

 入ってすぐ目に付いたのはたくさんの鉢に植えられていた黄色い花を付けた「フクジュソウ(福寿草)」だった。フクジュソウは北海道の野山で春一番に花を付けることで良く知られている。私も春先に野山を散策するときは、フクジュソウの黄色い花を目にして春の訪れを感じている。

   

   

 続いて目に入ったのは、来室するまで予想していなかった「セツブンソウ(節分草)」である。白色の可憐な花びらが印象的な花である。栃木以西の高山に咲く花で残念ながら北海道では自生していないようである。この花はその名のとおり節分の頃に開花する花だという。ということは栃木以西では間もなく開花の時期を迎えるということだろう。

   

   

 私が展示会で最も期待していたのは「ユキワリソウ(雪割草)」である。その名から、雪がまだ残っているうちに、その雪をかき分けて花が顔を覗かせてくれるようなイメージがある。そのユキワリソウは温室の最も奥まったところに十数個の鉢に植えられて展示されていた。鉢毎に異なった色合いの小さな花びらを付けていた。調べてみると、ユキワリソウには多くの品種があるようである。品種ごとに花びらの色合いが異なっているようだ。

   

   

   

 残念ながらこのユキワリソウも北海道の山野には自生していないとのことで、北海道の人が楽しむには鉢植えで栽培するしかない。なお、展示会の協力者として「国際雪割草協会」という名があった。いろいろな協会、団体があるものである。

 スプリング・エフェメラル…、直訳すると「春の短い命」となるようだが、そこから「春の妖精」と称されるようになったようだ。北海道にスプリング・エフェメラルと呼ばれる花たちが顔を覗かせるのは、まだまだ先のことである。今年もまた「春の妖精」たちと出会うために野山を散策できるように体調を整えたいと思っている。

 今回は小温室で開催されていた「福寿草と雪割草 ~春を告げる雪国の妖精たち~」のみのレポだが、もちろん大温室、中温室も覗かせてもらった。特に大温室には大小の花木が植えられていてツバキなどいろいろな花が温室内を彩っていた。そうした中で、入口に「皇帝ダリアが開花中です」との告知があったので「いったいどんな花?」と興味があったので探したところなかなか見つからない。諦めかけたとき、頭上に目をやると、なんと地上3~4mのところに大きな薄紫色の花びらを見つけた。さすが皇帝!他のダリアとはまったく高さの違ったところで開花していた。

   

   

以上、「百合が原緑のセンター」のレポートでした。

新型コロナワクチン追加接種(3回目接種)をしました!

 本日午前、コロナワクチンの3回目接種をしてきた。

 昨日通知書が届き、1・2回目同様集団接種会場で接種をしようと思ったのだが、集団接種会場ではモデルナワクチンの接種しかできないということだった。私はこれまでと同じようにファイザーを接種したいと考えていたので、案内書から近くの個人病院に問い合わせたところ、「本日午前に接種可能」との連絡をいただいたので、早速予約し、本日午前に接種を済ませた。

 個人病院とあって、集団接種会場のようなモノモノしさはなく、思っていたよりはるかにスムーズに接種を終えることができた。ワクチン接種が万能ではないらしいことが報道されているが、まずは一安心。しかし、これからも十分にコロナには気を付けながら暮らさねばと心を新たにした。


初スノーシュー in 旭山記念公園

2022-01-15 16:33:39 | 環境 & 自然 & 観察会

 遅まきながらの今シーズン初めてのスノーシューを楽しんだ。ここ数日の降雪で膝まで埋まる公園の林間に遊んだ。とは言っても本来の目的は自然観察会に参加し、主として葉を落とした冬の木々をあれこれと教えてもらうことだった。

   

※ 旭山記念公園の一隅に建っていて市民の活動拠点となっている「森の家」です。

 本日午前、旭山自然公園の「森の家」が主催する「スノーシュー自然観察会」に参加した。参加者は比較的若い方が多いようだったが約20名の方が参加した観察会だった。

   

※ 旭山記念公園の全体図です。「森の家」は左隅の方に小さくあります。

   

※ 開会式でスタッフの方からの説明を聞いています。

 「森の家」のスタッフが、「周辺は旭山記念公園と旭山都市環境林から成っていて、本日は主として都市環境林の地域を巡ります」とレクチャーされた。

     

※ 旭山記念公園と旭山都市環境林との関係図です。私たちは環境林の赤い線の一部を巡りました。

   

※ 都市環境林についても山中に案内図がありました。

 本日も午前中は激しい雪が降り続く天気だった。これがもし雨だったら中止となるのでは?という状況だったが、雪の場合はそれほど気にならず観察会は実施された。

 スタッフを先頭にして林の中に入っていったが、スノーシューを付けていても新雪のために膝付近まで埋まる中を、斜度を増しながらちょっとした山を行くように上った。多様な参加者に配慮して、スタッフは時々立ち止まり周囲の木についての説明をしてくれた。紹介された木を順に紹介すると…、

   

※ ツルアジサイです。

   

※ アカエゾマツです。

   

※ イタヤカエデです。春には樹液を採取することもあるそうです。

   

※ かすかにキタキツネの足跡を見ることができました。

   

※ ハリギリです。樹肌にトゲがあります。

   

※ ハリギリの幼木でははっきりとトゲを見ることができます。

   

※ 林の中で存在感を放っていたミズナラの木です。

 旭山記念公園は1970年に札幌市創建100周年を記念して整備された公園であるが、整備後50年を超えて林はその姿を徐々に変えてきているとのことだった。具体的には整備前には山裾に焼窯(札幌焼窯)があり周囲の木々が燃料として伐採されていたが、それらの木々が伐採された後に明るい場所を好む白樺(シラカンバ)が先駆種として林を形成したが、今はそれが他の広葉樹に交代しつつある時期であるとのことだった。

 観察会の最後には林の中にある小さな池に案内された。地元の小学生たちが継続観察している池だということだが、小学生たちは「ふしぎ池」と命名しているらしいが、確かに山の中腹に水が湧きだす池は小学生には不思議に思われるのだろう。その池では春にサンショウウオが卵を産み、それを孵化させているとのことだった。私もできれば春になったら再訪してサンショウウオの卵たちに会ってみたいものだ。

   

※ 継続観察をする小学生たちが手作りの看板を作っていました。スタッフの先に池があります。

 今回、旭山記念公園、そして旭山都市環境林を訪れてみて、私が意外にこの辺りのことに疎いことを知らされた思いである。近間のフィールドでまだまだ未踏に近いところがあったと…。今冬は少し旭山記念公園に通ってみようと考え始めている。 


初冬の前田森林公園観察会

2021-12-05 15:54:07 | 環境 & 自然 & 観察会

 初冬の森はほとんどの木が葉を落とし、静かにたたずんでいた。しかし、専門家に導かれるといろいろと興味深い森の様子が見えてきた。また、写真には撮れなかったが、エゾフクロウやエゾリスが樹間に遊ぶ姿も目撃することができた。

   

 秋の前田森林公園観察会(10月17日)に続いて、本日開催された初冬の観察会にも参加した。その大きな理由は、観察会を主催する凸凹クラブの案内ガイドの石田氏のユーモアを伴う確かな説明を再びお聴きしたいと思ったからだ。

   

※ 観察会の集合場所となった前田森林公園の事務所&集会所です。

 観察会は前回同様およそ20名くらいの参加者だった。公園内には一昨日降った雪はほとんど消えていたが、気温は上がらず上下ともに冬仕様で参加したのだが終始肌寒い感じは否めなかった。

 私たちは石田氏の案内でおよそ2時間にわたって、森林公園内を歩き回り、いろいろと興味深いお話を伺うことができた。   

    

※ ヤマナラシの葉です。その葉柄の葉に近い部分が平ったくなっています。

   

※ ヤマナラシの大木です。木の中間上部のところにヤドリギが見えます。

   

※ ヤマナラシと同じ属のドロノキです。

 その中で私が最も興味を抱いたのは、ヤマナラシという大木の葉のことだった。ヤマナラシの大きな葉の下に付いている葉柄の部分が他の葉とは違い断面が丸くはなく、左右方向につぶれた形状になっている。(伝わったろうか?つまり断面が平べったくなっている)そのために葉が風に揺れやすく、いつも葉がひらひらと舞っているよう見えるのだという。葉がいつもひらひらと舞うように見えるのはポプラの葉がそうであるが、実は両者は同じハコヤナギ属ということで同じような葉柄の形状をしているそうだ。

   

※ 最初に紹介されたチョウセンヒメツゲを見入る参加者です。大木はミズナラです。

 その他にも興味深いことをいろいろ伺ったが、メモできたことを写真と共に可能なかぎりレポしていきたい。

   

※ チョウセンヒメツゲの小さく厚い葉です。

   

※ チョウセンヒメツゲの実です。(ピントが甘いですが、真ん中のものです)

   

※ チョウセンヒメツゲの花芽がたくさん見えます。(白い部分)

 公園の入口近くに背丈の低いチョウセンヒメツゲが植わっていた。何気なく見ていると見過ごしてしまうが、葉先のところに小さな実が付いていた。また、枝にはたくさんの花芽も付けているところを確認することができた。

   

※ 鮮やかな白樺の林です。

   

※ シラカバの幹内に侵入したカミキリムシの幼虫がシラカバの根元から外へ出るとき開けた穴です。

   

※ そのカミキリムシの幼虫を捕食するためゲラ類がシラカバに空けた大きな穴です。

 前田森林公園は公園の一部に植わっているシラカバの木がその木肌を美しく見せている。ところがそのシラカバにはカミキリムシの幼虫が寄生するらしい。シラカバの木に寄生したカミキリムシの幼虫は樹内に入り込み、樹液を吸ってやがてはシラカバを枯らしてしまうらしい。シラカバの木の根元にはその幼虫が抜け出た丸い穴がいたるところに見え、痛々しい姿だった。

   

※ 樹上に止まったエゾフクロウを望遠でねらい、トリミングしました。逆光で残念。

   

※ 左から順に(下の分を参照ください)

   

※ トドマツの実です。トドマツはマツボックリの形で地上に落ちることはないそうです。

 エゾリスが好むマツの樹のところに案内された。その周りにはマツボックリがたくさん落ちていたが、マツの木の高いところで一匹のエゾリスが盛んにマツボックリを食していた。また、同じところでエゾフクロウが飛ぶ姿も目撃することができた。しかし、両者ともカメラに収めるには遠すぎた。ここで石田氏はご自身が収集した各種のマツボックリを披露してくれた。左から、チョウセンゴヨウマツヨーロッパクロマツキタゴヨウマツアカエゾマツのマツボックリである。

   

※ 公園内の遊歩道脇に植えられているライラックです。

   

※ そのライラックの脇から台木のイボタが育っていました。

 公園の通路脇にはライラックの木が植わっていたが、全て葉を落としていた。しかし、その中の一本が緑の葉を付けていた。それはライラックではなく、イボタの木だという。実はイボタはライラック台木として使用されたそうだが、ライラックの木が弱ったためにライラックに代わってイボタの木が芽を出し成長した姿だそうである。

   

※ プラタナスの木肌です。その表皮をめくると…。

   

※ 写真中央に小さな白い虫が4匹見えます。

   

※ ウェブ上から拝借したプラタナスグンバイの拡大写真です。

 次に石田氏は私たちをライラックの木の下に案内してくれた。そして各自に虫めがねを提供してくれた。ライラックの木肌は薄く剥がれてくるが、その木肌を剥がすと小さな虫が現れた。プラタナスグンバイというプラタナスにとっては害虫で、樹液を吸い取られやがて枯れる原因となるということだ。体長はせいぜい5~6mmといった程度だが、かなり多くのグンバイが寄生していた。

   

※ ウラシロハコヤナギの特異な木肌です。若いうちはもう少し白いようです。

   

※ モナタンマツです。この木の葉は二葉松です。

 その他にも説明を受けたことがあるが割愛したい。石田氏の案内は期待どおりに素晴らしかったし、勉強になった。来春5月には春の観察会を予定しているとうかがった。できるかぎりまた参加したいと思わせてくれた初冬の観察会だった。               


今冬で初めての雪景色

2021-12-02 15:24:07 | 環境 & 自然 & 観察会

 札幌では今朝の未明から雪が降り始めたようである。朝起きてみると、辺りの風景はすっかり真っ白に様変わりしていた。「雪が消えてしまわないうちに…」と、朝食を終えた私はさっそく札幌のマチに飛び出した。

 「ようやく…」と言っていいのだろう。雪国札幌にもようやく本格的な雪が舞った。師走を迎えたというのに、昨日までの札幌のマチにはほとんど雪を見ることができなかった。このことは今年だけの現象ではなく、近年はある意味当たり前のような光景になっていた。しかし私たちが子どもの頃には、12月といえばもうあたり一面はすっかり雪景色となっているのが当たり前の光景だったのに…。地球の温暖化を実感せずにはいられない現象である。

 そこで、今朝の札幌の雪景色をカメラに収めようと、私にしては珍しく朝早く外へ飛び出した。(と言っても近代美術館の前庭の扉が開放される午前9時過ぎだったが…)

 コースとしてはつい2週間前に「晩秋のサッポロのマチ点描」でルポした、道立近代美術館の前庭、北海道知事公館の庭園、そして大通公園と巡って歩くことにした。そしてできれば同じアングルからの写真を、と思ったのだが…。

◆北海道立近代美術館前庭

 近美前では職員が来館者のための通路の雪かきに精を出していた。前庭の木々も地面も白と黒のモノトーンの世界。その奥に位置する近代美術館の壁の色も白いためにまったく目立たなかった。

   

   

   

◆北海道知事公館庭園

 こちらが計算外だった。というのも庭園の開放は11月30日で終わりとなっていたのだ。

   

 仕方がないので規制線の外から僅かに覗いた庭園の様子を撮るのがせいぜいだった。そして、前回のときは撮らなかった公館のエントランス方向から一枚撮って終了とした。

   

   

※ 安田侃作の彫刻を覆うカバーの上にも雪が降り積もっていました。

   

◆大通公園

 大通公園はたとえ雪が降っても行き交う人たちが多かった。それぞれが急ぎ足でオフィスに向かっていた。

   

※ 真ん中に見える塔状のものはテレビ塔ではありません。ドイツ・ミュンヘン市との姉妹都市の象徴マイバウムの塔です。

   

 公園内の遊具や彫像などの周りは進入禁止のロープが張り巡らされていたが、冬には撤去するはずのベンチはまだのようで雪を被っていた。

   

   

※ 北海道開拓の功労者の一人ケプロンの像の肩にも雪が積もっていました。

 また雪が降り続いていたせいだろう、遠くからでも眺めることができるテレビ塔が西5丁目広場くらいになってようやく視界に入ってきた。

   

※ 降雪が続く中、テレビ塔が薄っすらと見えています。

 雪景色…、それは周囲の全ての色を白く覆ってしまい、そこに僅かな黒色がアクセントとなるモノトーンの世界である。その光景はカラフルな世界から見ると寂しい光景に映るかもしれない。しかし、それが私たち道産子にとっては一年の中で巡り来る当たり前の世界だった…。その光景が近年薄れつつあるのは寂しい思いを隠せない。昨日まで妻と「今年は雪が遅いねぇ~」という会話を何度交わしたことか…。ようやく札幌にいつもの冬が戻ってきた…。

 

 

 


晩秋のサッポロのマチ点描

2021-11-18 17:10:36 | 環境 & 自然 & 観察会

 初雪の便りも直ぐ近くまでやってきている。そんなサッポロのマチの代表的な緑のスポットを巡り歩いてみた。北海道立近代美術館前庭、北海道知事公館庭園、そして大通公園の晩秋の様子を巡り歩いた。

 ここ10日ほど足の調子が悪く、外出を極力控えてきた。(11日、12日のビジネスEXPOは痛んだ足を引きずって参加したが…)まだ完治はしていないが、都心に所用があったので運動不足解消を兼ねて徒歩で街中に向かった。その途中で上記の三ヵ所を巡り歩き、晩秋の様子をスケッチしてみた。

◆北海道立近代美術館前庭   

 近美の前庭には大木がたくさん繁っている。それらの大木のマツ類などの常緑樹を別にしてほとんどは葉を落としていた。ちょっと寂しい光景ではあるが、冬を越すための広葉樹の知恵であろうか?

      

 前庭内を移動したところ、カシワの木の落ち葉が大量に重なっているところがあった。葉が落ちてから少し時間が経っているためか葉の色が濃くなっているところに晩秋の色を感じた。

   

 

◆北海道知事公館庭園   

 知事公館の庭でひときわ存在感を発揮しているのが美唄市出身の彫刻家・安田侃作の白大理石の彫刻「意心帰」である。その「意心帰」も冬を前にして彫刻全体がカバーされていた。

   

 知事公館の庭園内で唯一黄葉していたのが「落葉松 唐松」だった。その下にはやはり彫刻家の流政之作の「サキモリ2000」と「サキモリ2002」が並んで立っていた。

   

 その黄葉した唐松の枝が垂れ下がっている間から知事公館を写してみた。

   

 庭園内でこれまた唯一真っ赤に紅葉している木が一本だけ目立っていた。近くにいた庭園を整備するスタッフに木の種類を聞いてみたが残念ながら答えを持ち合わせていなかった。おそらくドウダンツツジではないかと思うのだが…。

   

 

◆大通公園

 場所を大通公園に移した。まずは大通公園の12丁目広場である。12丁目はバラを中心としたサンクガーデンゾーンとして知られている。バラは小さな樹とあって、どれもがしっかりと冬囲いがされていた。

   

   

 続いて大通公園に面している札幌家庭裁判所の庭に鮮やかに色付いたナナカマドの赤い実が目に付いた。周りの木々がすっかり葉を落としているためにひと際鮮やかだった。カメラのレンズの解像度が低いためその鮮やかさが十分伝わるかどうか?

   

 西9丁目広場に樹立するたくさんの大木たちもすっかりと葉を落としていた。

   

 また西7丁目広場では、公園を整備する人たちが集めた枯葉が小山を作っていた。

   

 西6丁目まで来ると、ホワイトイルミネーションの準備が進んでいた。周りの掲示を見ると11月19日(金)から早くもホワイトイルミネーションが始まるという。

 6丁目のイルミネーションの準備風景であるが、緑に見える葉は造花である。

   

 4丁目広場には大型のイルミネーションができるような造作である。

   

 サッポロホワイトイルミネーションが早くも明後日から始まると知って少々驚いた。季節は確かに進み、白い季節がもうそこまでやってきていることを実感させられた晩秋のサッポロのマチだった。


「秋の円山公園」観察会

2021-11-01 18:02:49 | 環境 & 自然 & 観察会

 今秋三度目の自然観察会への参加である。今回のテーマは「木の実と紅葉」ということだったが、植物に対する造詣の深い指導員の案内によって興味深く木の実のことなどを伺うことができた。

   

 昨日(10月31日)、北海道自然観察協議会の主催による「秋の円山公園」観察会が開催され、参加してきた。参加者は18名程度だったが、ほとんどが主婦層の方々だった。指導者が3名いたために3グループに編成されたが、私のグループの6名は私以外は主婦層の方ばかりだった。(一人の主婦に付いてきた小学3年生の子がいた)指導者の方は植物に対する知識が大変豊富な方に見えた。そしてグループに付いてきた小学生への対応をうかがっていると、学校の教師をされていた方かな?と思わせる方だった。

 観察会はいわゆるメインの円山公園ではなく、坂下野球場の周囲の円山自然林の近くの森を散策するものだった。以下、私が書き留めることができたメモと写真によって観察会の様子を書き起こすことにする。

◆ツタ(ナツヅタ)

 秋になって紅葉するのが一般的なツタでナツヅタと称されているという。一方で紅葉しないツタをフユヅタと称するそうだ。ツタは他の木に寄生する植物であるが、寄生した木の周囲を巻くようにして樹液を吸収するのではなく、自ら地中から水分や養分を吸収するために寄生した木に害を及ぼすものではない、との説明だった。

 そのツタの蔓に実を見つけてくれた。山ブドウの実より小粒の実だった。

   

   

◆シンジュ

 別名ニワウルシとも称される木であるが、木の全体像を写すことは出来なかった。写真はシンジュの種子である。シンジュの種子は写真の翼のような形の真ん中にあり、翼でもって母木より遠くに飛んでいける仕組みを持っている。

   

◆アカマツ

 アカマツは北海道に自生する樹木ではなく、円山公園は明治時代に「円山養樹園」として北海道に適した樹木を探るための樹木試験場の目的をもっていたために、本州から移植したものが今に繋がっているとの説明だった。円山公園内にはそうした樹木がけっこうあるようである。独特の木肌をもったアカマツは北海道ではなかなか見ることのできない樹木である。

 なお、アカマツの木の肌が一部剥がれてしまっているものがあったが、お聞きすると特に問題は無いとのことだった。

   

   

◆チョウセンゴヨウ

 この木も全体像を写すことは出来なかったが、独特の種子が珍しかった。チョウセンゴヨウは松の一種であるから種子はマツボックリなのだが、形がちょうどパイナップルのような形をしているのが面白い。このマツボックリの中の実をリスたちが好んで食べているようである。

    

◆ユリノキ

 この木も全体像は撮れなかったが、種子が面白い形をしている。この細長い種子の一片一片が剥がれて周りに散っていくという。

   

◆ブナ

 ご存じのブナである。このブナも群生しているのは黒松内が北限ということで、札幌で見られるのは移植したから見られるとのことだった。ブナの実も見せられたのだが、残念ながらカメラには収めることができなかった。

        

   

◆カツラ

 円山公園内には大きく育ち、すでに老木化したカツラをたくさん見ることができるが、写真のカツラもその一つである。説明では最初の代の親木はすでになく、見られるカツラの木は ひこばえ” のものだそうだ。指導員の方がカツラの種子を見せてくれた。写真の種子は大きさ1mm程度である。そんな小さな種子が天を衝くような大木になる自然の不思議を感じさせてくれた。( “ひこばえ” とは、切り株や木の根元から出る若芽のこと)

   

    

◆スギ

 この木もまた円山公園が「養樹園」だったことをうかがわせる樹木である。スギの木は北海道神宮の神社木として植樹されたそうである。スギが植わっている所は円山川という小さな流れのほとりである。スギの木は水分を大量に必要とする木のため、流れのほとりに植えられたそうだ。

   

◆サワラ

 ここからは円山川のほとりから、丘の上の北海道神宮内に歩を進めた。

 そこに植えられていたのがサワラである。これも神社木として植えられたそうだ。スギに対してサワラは水分をそれほど必要としない木なので丘の上になる北海道神宮内に植えられたようだ。スギの木もサワラの木もスクッと真っすぐに伸びているのが特徴である。神社木としてはそのような木が好まれたということだろう。

   

 この他にもいろいろな木、種子、実を紹介されたが、聴き取れなかったり、メモしきれなかったりしたものも多かった。この日私たちが足を踏み入れたところは、私は普段あまり足を踏み入れないところである。しかし、興味深い木々が植わっていることを改めて知ることができた。観察会は四季毎に開催されているという。できればこれからも参加できれば、と思っている。

   

 なお、この日は2度ほどエゾリスが私たちの前に姿を現したが、動きが早くカメラに収めることができなかったのは残念。 


屯田防風林の観察会でユキムシの生態を聴く

2021-10-23 19:17:00 | 環境 & 自然 & 観察会

 本日、「秋の屯田防風林観察会」に参加した。参加者は指導者2名を含めて計5名と寂しい観察会だった。参加者数同様に観察会そのものもやや寂しい感じが否めなかった。そのような中、サブの指導者だった方の「ユキムシの一年」のお話は興味深い内容で本日の収穫だった。

   

※ 屯田防風林の野趣あふれる散歩道です。

 札幌市北区に広がる屯田防風林は開拓の姿を残したまま地域住民の方々にとって野趣あふれるウォーキングコースとして人気がある。私も何度か訪れたことがあるが、今回その防風林で観察会があると聞いて参加してみることにした。観察会のテーマは「秋の屯田防風林で紅葉と木の実、野草、冬の使者ユキムシ” を観察しよう」というものだった。

 観察会はまずメインの指導者(ガイド)だった方が用意した資料を用い、いろいろな木々の種子と実、また種子の散布についての説明を長々とされた。その説明の内容がまた私には生煮えに聞こえてきたのは私の思い過ごしか?その間およそ40分間、立ち続けたまま聞く私にはかなり辛い時間だった。  

   

※ 説明を聞く参加者たちです。(後半ようやく腰を降ろしてお話を聴きました)                                  

 ようやく屯田防風林に入った。目に入った木について説明を受けた。①ヤマグワ、②ドクゴボウ、③ヤチダモ、④クルミ、⑤シンジュ、といった木の種の説明を受けた。木々の紅葉はほとんど見受けなかったのは育っている樹種の違いだろうか?

 樹種や植物の名前を覚えるのが苦手な私にとって、こうした観察会を何度も受講することで、牛歩のように遅い歩みだが名前を覚えることができたら、と思っている。

   

※ ドクゴボウの葉です。

   

※ ヤマグワの葉です。

   

※ ヤマグワの実です。

   

※ 高く成長したミズナラの木です。

         

※ ミズナラの木肌です。

   

※ クルミの若木です。これくらいの若木では実はつけないそうです。

   

※ クルミの葉です。

   

 ※ この写真2枚はシンジュという木の葉です。

   

 林の中で目立ったのが、木肌の荒々しいヤチダモだった。そこで出番となったのがサブの指導者である。道内では初雪が降る10日くらい前になるとユキムシが群舞する。(もっとも最近ではそうした光景を目にすることが少なくなってきたようだが…)実はユキムシが群舞するのは、アブラムシが成虫と化してトドマツからヤチダモの木に移動する現象だということなのだ。

   

※  このユキムシの写真はウェブ上から拝借しました。

   

※ ミズナラの木肌の近接写真です。この木肌の溝の中で越冬するそうです。

 その後、指導者の方はユキムシの生態について詳しく説明された。ヤチダモに移ったユキムシは卵を産み(第六世代)、ヤチダモの樹皮の溝などで越冬する。そして春4月頃になると孵化し、ヤチダモの樹液を吸って成虫(第一世代)となるが、5月には新たな命(卵)が誕生し、成長すると羽の生えた成虫(第二世代)となる。そして初夏になるとトドマツの根元に移動するそうだ。その移動は数が少ないために気付かれないで移動が完了する。そしてユキムシはトドマツの根元の土中で根から樹液を吸いながら(第三世代、第四世代)土中で生活しながら世代交代をするそうだ。そして第五世代が土中から出て、羽の生えた成虫として雪が降る前にヤチダもの木に移動するという。つまりユキムシは年間6世代ほど交代しながら、生命を繋いでいるということだった。残念ながらユキムシそのものの観察はできなかったが、とても興味深くお話を伺うことができた。

 あるいは私の聴き方に間違っているとこめがあるかもしれないが、指導者の方はユキムシのことをかなり詳しく研究されている方だと思えた。

 私は観察会を終えた後、指導していただいた方に「大学で研究されている方ですか?」と問うた。すると「えゝ、生物物理学をやっていましたが、退職しました」と答えられた。偉ぶるところが少しもなく、私たちのような素人に分かり易く説明してくれる姿に氏の人間性の素晴らしさを見た思いだった。

 ことほど左様に、人に何かを伝える、教授するということは難しいものだなぁ、と改めて教えられた本日の観察会だった。            


滝野すずらん公園のコキアの紅葉

2021-10-19 17:02:42 | 環境 & 自然 & 観察会

 広い園内に紅葉したコキアが広がっていた。コキアが数本育っているのは街角でも目にすることはあるが、大量のコキアを目にするのは初めてだった。それにもまして見事だったのは園内のカエデ類の紅葉だった。併せて「アシリベツの滝」も訪れてみた。

 ブログ上で滝野すずらん公園のコキアの紅葉をアップする方が何人もいらっしゃった。それを拝見しているうちに私も見てみたくなった。そこで出不精の妻を誘い「国営滝野すずらん丘陵公園」を目ざした。

   

 ※ 中央口の事務所の建物の壁を這うツタも紅葉していました。

 中央駐車場口から入ると直ぐが「カントリーガーデン」と称するコキアの畑は広がっていた。全体が赤く紅葉したコキアを見るのは壮観だった。しかし、正直に言って私の出陣は「やや遅れたかな?」の感は否めない。私としては緑、ピンク、赤とグラデーションに彩られたコキアを見てみたかった思いがあったのだが、そのためにはもう少し早い時期の出陣が必要のようだ。コキアは別名「ホウキギ」と称して、昔の人たちはこのコキアで庭箒を作っていたとも聞いたことがある。

   

   

   

   

 カントリーガーデンには、すでに花の時期を終えたラベンダーやコスモスの畑も広がっていた。そうした中、まだ枯れずに咲いている花も数種あった。花名が分かったのはバーベナ、サルビアブルーなどである。

   

※ バーベナの群落です。

   

※ こちらはサルビアブルーです。

   

※ 花の名が特定できませんでした。

 カントリーガーデンの丘を登り切ると、そこは東口となりビジターセンター、レストハウス、休憩所など各種施設が並び来園客が楽しめる施設が集まっている。その広場にはハロウィンの季節を意識したデコレーションに彩られていた。

   

   

※ 小さな菊の花を球形に象ったものです。

    

   

   

 東口から中央口へ、上がってきた経路と違う山沿いの道を下った。するとその道々には色鮮やかに色付いたカエデ類の木々が見事の紅葉を呈していた。これまで何度も来園している滝野すずらん公園だが、駐車場を変えたことで新たな発見があった。(私はこれまで東口駐車場を主として利用していた)

   

   

   

   

   

   

   

※ 場所は少し違いますが、イチョウの葉も黄葉していました。

 帰りには「渓流口駐車場」に車を停め、もう何度目になるだろうか?「アシリベツの滝」を見て、滝野すずらん公園を後にした。

   

   

   

 これまで何度も訪れたことのある「滝野すずらん公園」だが、晩秋に訪れたのは初めてだった。晩秋もまたいいものである。