ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県秩父郡長瀞町の宝登山にあるロウバイ園で、トラツグミに出会いました

2018年01月22日 | 季節の移ろい
 埼玉県秩父郡長瀞町の宝登山山麓にあるロウバイ園で、あこがれのトラツグミに出会いました

 宝登山(ほどさん)山頂にあるロウバイ園は花が二日咲きか三分咲き程度なので、訪問者はあまり来ていません。

 西ロウバイ園のロウバイの木々は二分咲きから三分咲きでした。



 西ロウバイ園の下側斜面では「寒桜」と名付けられた小振りなサクラの花がまだ咲いています。



 開花時期は11月から12月ごろとの表示でした。この小振りなサクラの木はフユザクラではないかと推定しています。

 静寂な山麓の中から、その小振りなサクラの木の根元付近からカサカサという落ち葉を踏むような音が聞こえます。キジバトが歩いていました。

 もう一度、その音がする地面を見ると、トラツグミでした。





 キジバトに続いて、トラツグミも出て来たようです。トラツグミは身体の大きさが約30センチメートルです。

 西ロウバイ園では、冬になるとトラツグミが現れるとのうわさがありました。トラツグミはスズメ目ツグミ科の野鳥です。

 観光客がほとんどいないために、トラツグミは安心して出て来たようです。トラツグミは地表をどんどん歩き回ります。



 その内に、斜面を上り始めました。ロウバイの木々に近づきます。





 周囲には、だれもいないので、安心して、トラツグミの動きを見ていました。

 宝登山の山頂の森の森陰には、宝登山神社奥社があります。



 宝登山神社奥社は、やや小振りな簡素な外観です。ここの狛犬(こまいぬ)はオオカミの姿だそうです。 秩父地方には、昔からのオオカミ(大口真神)信仰があるからだそうです。

 宝登山の山頂周囲を見渡すと、山頂近くの背の高い木々の枝には、マヒワの群れが来ていて、よくさえずっています。



 ほとんど人が来ていない宝登山の山頂近くでは、いろいろな野鳥が元気に活動していました。