AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

商品開発に必要なスキル

2007-06-30 00:51:06 | Weblog
◆◆商品開発

商品開発とは、会社のメイン商品である「料理」をいろいろと試作して消費者のニーズにあったメニューづくりをすることです。

マルブンでは私と料理長で力を合わせ行っています。

今日はそのために必要なスキルを書いてみます。七つあります。


◆◆七つの必要なスキル

1)おいしいものとまずいものをしっかりと見極められる絶対的な舌

2)時代の半歩先を読むトレンドウォッチャー

3)見た目のおいしさを表現できるプレゼンテーションセンス(盛り付け)

4)作業効率や原価を意識した、経営感覚を併せ持つ職人

5)単なる物まねでなく、オリジナリティを追及するプライドとこだわり

6)常に新しい知識を吸収しようというアカデミックさ(学問的)と柔軟な頭脳

7)イマジネーションから商品化までの圧倒的なスピード


以上七つが商品開発に必要なスキルです。


◆◆必要のない料理人

1)食材に興味がもてない人

2)時代遅れの商品しか作れない人

3)自分の技術を自慢するための商品を作る人

4)原価や作業効率を考えない人

5)商品開発のスピードが遅い人

6)勉強ぎらいな人

7)人を大切にしない人


◆◆商売感覚を持った料理人

マルブンでは、商売感覚を持った料理人を育成し、また必要としています。

料理が好きで、おいしい料理を作れる人は世の中に星の数ほどいます。

しかしお客さまに喜んでいただける商品を開発出来る人が、本当の外食ビジネスのプロフェッショナルです。

商売感覚を持たない料理人、はじめに書いた七つのスキルを持たない人は、これから外食ビジネスでは通用しなくなるでしょうね。


自分の未来のために、しっかりと勉強しましょう!

理念と経営6 月号通信3

2007-06-30 00:11:45 | Weblog
◆◆今週のことば

人は幸運よりも不運のほうに、多く見舞われるものである。

しかも人生は皮肉なもので、不運はさらに不運を呼びがちである。

これをユダヤ人は「不運はお互いに結びつく」の諺((ことわざ)で言い表す。

しかしユダヤ人は、これを、むしろリアリスティックにとらえて、
「悪運がなければ、幸運に全く恵まれないだろう」と逆説的に説く。

たとえ不運な目に遭(あ)っても嘆(なげ)かずに、それがいつまでも続くはずはなく、むしろ幸運の前兆だと前向きに考えるのだ。
★関連記事は、月刊「理念と経営」6月号に記載されています。
(54~55ページ 「ユダヤ商法に学ぶ経営の知恵」)


◆◆逆境!その時、経営者は・・・ 

今月は、トーカイグループ代表の神農峰市氏を紹介します。

『人の縁あってここまでこれた』
 
神農氏の口から幾度となく発せられた言葉です。

縁を大切にしてきた同氏のこれまでの航跡を辿ります。

☆『創業のころ』

神農氏は京都府生まれ。

大学を卒業し、父の仕事の手伝いをしますが、起業家になりたいという思いから、その後『トーカイ建設』を立ち上げます。

この創業には、神農氏を信用して、契約書もなく資金を用立ててくれた電気工事会社の社長との縁がありました。

創業してからは資金繰りに苦しみ、高利貸しからカネを借りたという時期もありましたが、前述の電気工事会社の社長には毎月15万円、2年半かけて返済しました。

振り込みではなく、訪ねていって手渡しで返したそうです。

「どうなんですかね。そのほうが感謝の気持ちを伝えられると思ったんでしょうね」(神農氏)


神農氏の律儀さや信義を重んじるところが、縁を引き付けていくのでしょう。 

☆『よろず、引き受けます』

トーカイグループは、生コンの製造・運搬を中心に8社の体制をとっています。従業員はおよそ80名。

これからの事業展開のために、若く馬力のある人材の確保が課題です。

そのために、さまざまな工夫をこらしています。

そのひとつが会社案内のパンフレット。

白一色の表紙に「よろず、引き受けます」と書いてあります。

そして、最後のページには「やりたいことが見つからない人はうちに来て探せばいいじゃない」との言葉があります。


以下は神農氏の言葉です。
同氏の人柄や、誠実さがくっきりと浮かび上がってきます。


「正直な気持ちを書いたまでです。これまでの人生、よろず引き受けてきたところはあるし、グループも多岐にわたってよろず業の感がある。人の縁あってここまできたというのが実感です。そういう意味で、一緒にやっていきましょうやという気持ちを込めたわけですが」
           ★関連記事は、月刊「理念と経営」6月号に掲載されています。   (56~59ページ「人に歴史あり」)
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