AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

理念と経営6 月号通信

2007-06-19 18:53:39 | Weblog
◆◆今週のことば 

組織をピラミッドとすれば、一番上の層は考える人、判断する人で 極端に言えば『言うとおりにやれ』という人です。

しかし、やがて考えなかった人が上の層に上がっていったとき、知識はあるが考える能力が錆びてしまっているということが起きます。

そうしないためには若いときから考える習慣をつけさせることが大切です。こうしないと成長しません。

どんどん考えてどんどん実行できる、人間性が尊重される風土にしていかなければなりません。

ネッツトヨタ南国株式会社代表取締役社長 横田 英毅


★関連記事は、月刊「理念と経営」6月号に記載されています。
(14~23ページ 「企業事例研究1」)


◆◆オンリーワン経営

今回のテーマは「デザイン力」。

その「デザイン力」を駆使して、見事に苦境から脱した企業事例をご紹介します。

400年の歴史を持つ『波佐見焼』の白山陶器株式会社です。

この『波佐見焼』は、日常使用する食器類を中心に、手ごろな価格で良質な製品を売り、400年を生き続けてきました。

しかし、日用品の宿命である『価格競争』に巻き込まれ、多くの陶磁器工場が姿を消しました。

直接的な原因として、中国からの安い商品の大量流入がありますが、問屋任せの依存体質が根本にありました。

白山陶器も1981年に10億円あった売上が、5億円まで半減していました。

この危機的な状況で、8代目社長の松尾慶一氏は悩みました。

消費者が真に求めているもの、潜在ニーズとは何なのだろうと。
機能性や価格だけなのだろうか?

そこで行き着いた先が、『デザイン力』でした。

今までは問屋しか見ておらず、購入するお客様の視点が抜け落ちていたことに気づいたのです。

そして、機能性に富み、価格がリーズナブルで、デザイン力のある商品開発に着手。

その結果、「G型しょうゆさし」(グッドデザイン賞受賞)という超ロングラン商品が誕生したのです。

常に新しい商品開発に取り組む姿勢、チャレンジする気持ちが「デザイン力」という発想を生み、『オンリーワン商品』に結実したのです。

自社のデザイン力を検証してみることで、オンリーワン経営へのヒントが見つかるかも知れません。 

★関連記事は、月刊「理念と経営」6月号に掲載されています。
(48~49ページ「オンリーワン経営」)

物件まわり

2007-06-19 01:59:33 | Weblog
◆◆あちこち

今日は小山さんを連れて物件を廻りました。

出店立地の見方などを色々感じてほしかったのと、自分だけの意見では不安だからね。(若い人の意見も聴かないとね。)

色々話ながら廻りましたよ。


◆◆育つ

マルブンでは会社の成長発展の為に出店します。

ただし!拡大が目的ではありません。

マルブンの会社の目的は、従業員の成長です。

だから従業員の成長の為に出店するんです。

出店も店長が育ってなければやりません。
絶対儲かる!って物件があっても出店しません。

目的が違うからです。

人が育ち成長して、会社は発展するのです。

発展とは深めることですから、拡大では深さは得られません。

深さは理念の理解であらわれます。


◆◆店長の条件

1.理念の理解

言葉を覚えるのではなく、行動できる人です。
パーフェクトでなくてOKです。目指していくものですから。

2.責任感

マルブンの店長は店の親父です。親父として責任がある仕事が出来ることが大切です。

3.自主性がある
(自分で考えてみてください。)
4.創造性がある
(これも自分で考えてみてください。)

5.明るいこと

暗いリーダーのもとには誰も集まりませんよね。


6.現場の数値を理解してること
(これも自分で考えてみてください。)

7.人を大切にすること

大切にしない人は店長には絶対にしません。


年齢や性別、経験はまったく関係ありません。

次の店長は誰になりますかね。
チャンスは平等ですからね。