AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

昨日気づいたこと

2007-04-15 00:01:13 | Weblog
◆◆強い社長で居ること

昨日のセミナーで、亡くなった兄のことがでてきました。
これまで何度も何度も出てきているのでもうないかと思ってました。


◆兄・光(ひかる)の話を皆さんに少ししたいと思います。

二十歳で亡くなった、私の双子の兄です。
二卵性双生児ですから、顔つきも性格もまったく似ていません。

光は引っ込み思案な性格で、私とは正反対。
双子ですから、幼い頃から何かと比べられて育ちました。だから誰かと比べられるのが今でも嫌です。

私はすべてにおいて光より少しだけ勝れていました。
だから兄に対しては自己優越感を持っていました。
兄より勝れていないと嫌だったのです。

私の口癖は…
「おまえはダメだなぁ~」(ディスカウント)
兄の口癖は…
「あきちゃんはすごいなぁ~」(ストローク)
でした。

そんな兄が私に何も言わないで二十歳のクリスマスイブにガスの事故で亡くなりました。

人生いいことが何一つなく、一人前の証である黒ズボンをはくという、コックにとっては名誉なことで、いい思いをする直前でした。


◆◆倒れるまで頑張ってしまうわけ

私は社長として強くなければいけない。

男らしく強くなければならない。

人として立派でなければいけない。

だからゆっくり休んではいけないと思っていました。

これはどこから生まれたかというと…

強くないと光のようになっちゃうぞ~
立派でなければ光のようになっちゃうぞ~
休んだら光のようになっちゃうぞ~という恐れ、自分にかけた呪いでした。

頑張らないと光のように無念を抱えたまま、この世を去ってしまうと無意識に感じていたのです。

だから休んでも休んだ気になれない。
休むなんて持ってのほか。
家族の団欒なんてしてはいけない!

強い自分でいることが、生き残ることだと信じていたんですね。

だから…
普段は頭は会社のことでいっぱい!頭が休まる時が無い。

売上や利益に対して、一人で一喜一憂し、人の問題は自分に責任がある、だから頑張らないと…

苦しみや悲しみを背負ってきました。

経営の勉強も人一倍やり、立派な経営者になろうとばかり考えていました。


その結果…

体はボロボロ。
頭はパンパン。
遊ぶことは罪悪。
ゆっくりなんてとんでもない!
と破滅の道をまっしぐら!
体は至る所で悲鳴を揚げ、危険信号を出しているのですが、気がつかない。

若死にへのカウントダウンに突き進んでいました。


今回のセミナーでは、そのことに気づかせてもらいました。

立派な社長じゃなくていいんだ。

強い社長じゃなくていいんだ。

ゆっくり休んででいいんだ。

自分に対して許可を与えることができました。


◆◆今日の心のキーワード
人は無意識に決断している
ありのままでいることの大切さ
感性と理性
包み込む
自分に許可を与える