父の存在 2013-01-18 14:12:18 | 人 荒れが収まった 夜の町を歩く。 風は止んだが底冷えで 手袋をしていても 指先がかじかんでくる。 けれど 嬉しい知らせに 気持ちはころび ふと20年も前に逝った 父のことを思ったりする。 粉雪舞う 冬空を見上げながら…。 そして その存在が どこでもなく 自分の中にあることに 今更ながらに気づかされる。 山茶花〈ツバキ科〉 copyright Maoko Nakamura