昨日12月10日は、バニーの避妊手術日でした。
午前0時から絶食、朝6時からお水を飲ませても駄目なので、前夜ゲージから給水器を取り外していました。
いつも通りに元気に起きて・・・走り回っているバニー。
なるだけ体力の消耗をさせたくないので、おもちゃも片付けました。
お水が飲みたくてゲージに入ったバニーは、給水器がないので給水器の位置を見上げて、しばらく呆然としています。
「何故お水がないの?」
って思っている様です。
私達の朝食の準備ができると、バニーはいつも通りにお台所の入り口にお座りして、ご飯を待ちます。
「今日は、手術だからご飯も食べられないよ。」
そんな事を言っても、バニーには分からないと思うのですが・・・。
『ワンちゃんって、本当に賢いなぁ~。』
『いつもと違って様子が変だと感じていても、決まった事は決まった様にするんだ。』
って感心させられました。
そんなバニーの姿を見ていると、あまりにも健気で、
『お水もご飯もあげたい!』
って思ってしまいました。
『あげてしまったら、手術ができなくなって、またこんな思いをさせないといけなくなるんだよ。』
って自分に言い聞かせて・・・病院に行く準備をしました。
娘が来てくれて・・・いよいよ2人でバニーを連れて病院へ行きます。
キャリーバッグやリードを見たバニーは、とっても喜んでいます。
お散歩に行けると思っているみたいです。
タクシーの中で、珍しく鳴き続けていたバニーなので、病院へ行くと理解したのだと思います。
動物病院の先生は、とっても優しくて慎重で、ワンちゃんを大事にして下さるので、安心して手術をお願いして帰って来ました。
(手術前の血液検査の結果は、すべてがいい数値でした。)
2時半頃に、先生からお電話があって、
「無事手術が終りました。」
「バニーちゃんは、今麻酔が切れた所で、これから痛みが来ると思いますが、元気です。」
「夕食はいつも食べているフードをあげた方がいいので、6時過ぎくらいに持って来てあげてください。」
って事でした。
夕方、娘とドッグフードを持って病院へ。
娘は面会に入って行ったのですが、私は待合室で待っていました。
「私の顏を見て、バニーが家に帰りたい!って、少しでも思ったら可哀想なので、私はここで待っています。」
って受付の人に伝えると、
「痛みの方が強くて、そんな風には思わないから、会ってあげても大丈夫です。」
って先生が言ってくださったのですが、娘だけの面会にしました。
「大きなワンちゃんが横たわって眠っていたけれど、それがバニーだとは気づかなかった。」
「あまりにも大きいので、バニーじゃないと思ったら、バニーだったわ。」
「目を開けてこっちを見ていたけれど、誰だか分かってないみたいだったよ。」
「スタッフの人が寄って行くと、尻尾を振っているそうだから、大丈夫だよ。」って娘。
長い長い1日が終りました。
家の中に、バニーがいない・・・ワンちゃんがいない・・・って事の寂しさを、強く感じます。
本当に何の音もしなくて、静まり返っています。
バニーはおとなしい子なので、いても音はしないのですが、家の中にいるって気配だけで、大きな喜びと安心を与えてもらっているんだと思いました。
今日、9時に娘と2人でバニーのお迎えに行って来ました。
とってもしんどそうな顔したバニー。
こんな顔したバニーを見るのは辛いです。
痛みは3日ほど続くそうです。
でも、お散歩には連れて行って、動かさないといけないそうです。
家に帰って来ると、「クゥ~ン、クゥ~ン」って鳴いています。
ガーゼのタオルを腹巻にして、アンが来ていた黄色のタンクトップを着せてました。
バニーは、それも嫌なのだと思いますが、抜糸まではこの格好でいさせないと、傷口を引っ掻いてしまいそうなバニーです。
寝室の主人のベッドの上で、2時間くらいお昼寝をしていました(↑)。
爆睡していたみたいで・・・横で動いても、目を覚ましませんでした。
私がおトイレに行くのにもついて来て、ドアの前で「クゥ~ン、クゥ~ン」って鳴いているし、お台所に立っていると、ダイニングテーブルの下から覗いて「クゥ~ン、クゥ~ン」って鳴いています。
痛いのだろうと思いますが・・・3日間の辛抱です。
『早く抜糸が終るといいな。』