ちょこっと本音

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ファントム

2011年08月21日 | 観劇徒然草



東京宝塚花組公演「ファントム」を観てきた。
オペラ座の怪人ではあるが、劇団四季とは違う父と息子の葛藤を描いた作品。
すでに2004年、2006年とすでに上演し今回は3回目となる。
そして今回は蘭寿とむクンのお披露目作品。

一公演一回しか見ない私は、友達にすべてのチケットをお願いしているので、チケットがきたら劇場に足を運ぶ。
そのため今回は何組?という宝塚一般ファンになってしまった。

のっけから舞台にくぎ付けになった。
ファントムのはりのある美声にいっぺんでこの作品が成功したことが分かった。
もともと蘭寿とむクンは演技も歌もうまい人。
ただトップになるとは思わなかった。
しかし立場が人を変える。今までの美声により磨きがかかっている。

ストーリーはオペラ座の支配人ジェラルド・キャリエール(壮 一帆クン)が自分の息子の顔の醜さを隠すために、オペラ座の地下にずっと隠し住まわせておく。
時々エリック(ファントム)の泣き声が地下から聞こえ、それが怪人伝説につながっていく。
そしてファントムは新しい劇団員クリスティーヌに恋をし、歌を指導するようにる。
が、エリックの本当の顔をみた彼女は愛しながらも、その醜さに逃げてしまう。
しかしオペラ座は新しい支配人を迎えジェラルドは解雇され、エリックはオペラ座の地下に住めなくなる。
人々は怪人を退治しようと地下へと攻撃をし、ついにファントムは・・・・。
クリスティーヌの真実の愛に抱かれ、父の銃弾に倒れる。

銀橋でエリックと父との掛け合いの歌が素晴らしい。
二人とも歌も演技も最高のものをみせてくれた。おもわずその哀しみにあちこちからすすり泣きが聞こえるほど。

一公演一回しか観ないのだが、なぜか今回は9月のチケットも持っていた。
間違って頼んでしまったらしい。
でも今はその間違いに感謝。
もう一度観に行こう。今度の舞台もさらに磨きがかかって、また違った素晴らしさを見せてくれることを期待して。

コメント
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