まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ももちゃん便り (3)MRI検査

2006年03月10日 | ももちゃん便り
                    蓋の上からでも食べたい もも

ももの脳腫瘍は、取り難い場所にあるのでMRIの検査をしました。
病院の都合で、MRIが使えないから、
「他の病院で検査でも構いません」と言われていたのですが、それでは、写真となった断面
の情報しか伝わらないし、検査するなら、検査データを機械で立体合成して、腫瘍の状態
を細かく把握して欲しいと思い、専門医のいる病院でMRIの検査をお願いしました。

検査の結果は、
3cm弱の小脳(橋)角の脳腫瘍、膜から発生するタイプ
脊椎への転移はなし
内耳に、同じタイプの腫瘍または、炎症あり

手術についての説明
今、うちの病院では、脳腫瘍の場合、目で見て腫瘍と判る部分を全部摘出しています。
ところが、ももちゃんの場合、MRIで細かく確認したところ、腫瘍が脳の膜に巻き込んでいるのと、腫瘍の場所が、延髄に非常に近いので、取りきれない可能性が高いです。
手術前に、全部摘出できないという説明で申し訳ないのですが、ご理解下さい。
また、内耳の病変に関しては、今回、外科的に取ることはできないので、
手術の時に使う抗生物質に反応すれば、炎症ですし、反応がなければ腫瘍です。
腫瘍の場合は、また、改めてどうするか検討したいと思います。

放射線治療についての説明
目で見て腫瘍が残る場合も、放射線治療である程度、腫瘍の発育速度が遅くなります。


説明を聞き、専門医に
「仮に腫瘍が全部取りきれなくても、手術をお願いします。腫瘍が残った場合でも、この子の寿命と腫瘍の発育速度とどちらが早いかだと思いますから」と話しました。

手術は3月15日です。
腫瘍が大きいのと、場所が延髄に近いことなどから、
普通の脳腫瘍よりも、手術の時間が長くなるだろうということ。
また、今の予定では、首からアプローチしようと思っているけれど、MRIを立体合成した画像をじっくり見て、アプローチの方法を決めたいと思うこと。

目や顔の麻痺など 今、はっきり判らないことの説明もありました。

専門医が、もものことを、「生きることに貪欲な子」と褒めてくれました。
腫瘍の大きさなどを考えると、食べたり、歩いたりが不思議だそうです。
きっと、パンちゃんがももを助けてくれているのだと思いました。

帰りの車の中では、ウツラウツラしているももに
「貪欲なんだって!当り前だよね~」と言いながら、
撫でようとすると、嫌がって、吼え、
手枕が外れると、「手枕しろ」と吼えまくりでした。
専門医が、「意思表示がはっきりしているのもすごいですよ」と言っていたのを思い出しました。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
絶対みんなが守ってるからねぇ! (ゆき母)
2006-03-10 16:36:32
ももははさん、改めてももちゃんの病気の重大さに驚きました。ももははさんの「腫瘍が残った場合でも、この子の寿命と・・・」言葉に胸が詰まる思いで涙が出そうになりました。

ももちゃん絶対大丈夫!みんなみんな守ってくれてるよ~ゆきも応援しているからねぇ!

ももははさん、いま少しだけ・・・

ももちゃんのわがまま聞いてあげてくださいねぇ

わが子のように心配です。(ドキドキ)





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ありがとう (ももはは)
2006-03-11 12:01:23
ゆき母さん、もものわがままは、病院でも苦笑されています。女医さんだとピタッリくっ付いたり・・・正直、とても恥ずかしいです。

皆さんに応援して頂いてますから、ももは、しっかり頑張ると思っています。何しろ、貪欲ですから!
返信する
ももちゃん!がんばれ! (どんぐり)
2006-03-12 20:45:08
ももちゃん・・・八ヶ岳からい~~~っぱいパワー送るからね・・・がんばれももちゃん!!

応援いっぱいしているからね・・・

ももははさん・・みんな応援しています・・みんなと一緒にがんばりましょうね・・・
返信する

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