お花の先生のお家からエケベリアを一株もらってきたのは、去年の6月21日でした。
エケベリアって、よく家の軒下で鉢に植えてあって、時期がくるとひゅーってオレンジ色の花をつけた茎が伸びて、手入れをしてなさそうなのに元気。初心者用の多肉植物というのが私のイメージでした。
いただいてきた株は植えてから玄関の外に置いたものですから、梅雨時の降りつづく雨にぬれつづけ、なんというか、見るかげもなくなってしまいました。そこで育て方を読むと、「乾燥気味に育てる」とあります。それなのに濡らしつづけてしまったんだ。今回もだめにしてから、育て方を読むという間違いをしてしまった私。こうなると極端で、「気味に」を「たまにほんの少しだけ」と理解したのでした。ほとんど水をやらず、今度は葉っぱ?がどんどん落ちていきました。
家にとりこんで、2階の出窓に置いておいたら、ほかのと同じように夫が水をやっています。「これにはそんなに水やっちゃだめなんだから」と強く言い渡したのでした
ところが、どうもたっぷりの水でちょっと元気回復の兆候あり。あらら、私の「気味に」は極端すぎたみたい。
以来、けっこう、乾きが早いので、水を多めに(前より)やるようにしました。
そしたら、落ちてしまった葉っぱ?の根元から何本もの赤い糸のようなものが出てきました。
きっと根です。それで根の下の土がからからだと根の成長がとまるみたいなので、ぬらしてあげました。
気配りの甲斐あって、根が土にもぐりこみ、芽が出てきました!
面白いです。ふしぎです。
それにしても、やっぱり、初心者用のエケベリアは強かった!