今年もチゴユリはこんなに咲きました。(5月4日)
ほんのちょっとだけの土でも一株つくって、花をつけているのもある。
愛らしい草姿に似合わず、けっこう逞しいと毎年見ているうちに思う。
チゴユリの花を見ていたら、一瞬頭をよぎったことがある、「Kさんから電話がかかってくるかな?」
Kさんはカルチャーセンターのお花で一緒だった3人組のひと。私と同じ年生まれなのに、若々しくて後ろからみたら?少女みたいにすらりと小柄なひと。そうそう、すてきなビーズのネックレスをいっぱいくれたひとだ。
大好きな花というので、チゴユリをあげたことがある。
去年、うちの庭でもチゴユリが咲いてるときに、Kさんの庭でも咲いたと電話をくれた。
当時からKさんと私は気が合った。多摩住まいなのに高校生のとき新宿の日活名画座やロカビリー喫茶に出入りしていた共通体験もあった。だいぶ長電話になってしまった。
今年もやっぱり「あなたからもらったチゴユリが咲いた」と電話をくれた。そして長電話。彼女は髪を白髪にしたそうだ。私はお花の道具をみんななくしてしまったことなど話した。
来年は私から電話することにしよう。