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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ロシアの民間暦の今日

2016年01月31日 | ロシア
今日1月31日(旧1月18日)アファナーシイとキリール の日

この日の厳寒(マロース)は、鼻や耳を凍傷にさせることで名をはせていた。

「アファナーシイ・ロモノース には鼻を守れ」

もっともらしい苗字のようなロモノースとはキンポウゲ科のセンニンソウ(クレマチス)属の植物のこと。
毒草で汁が皮膚につくとひどく爛(ただ)れるそうです。


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今年も夏ミカン豊作

2016年01月31日 | 植物



肥料もやらないのにこの夏ミカンの木は毎年たくさん実をつけます。
夏ミカンの木に私は、なんかちょっと違和感があります。
それは私が北国好きだからだと思う。

実をつけたこの木を見るたびに、作家チェーホフの『犬をつれた奥さん』の一節を思い浮かべるのも、おそらく、同じ理由からです。

「霜で白くなった菩提樹や白樺の老木はひとのよさそうな表情をしていて、糸杉や棕櫚よりはるかに親しみがあり、この木たちのそばにいるともう山や海のことは考えたくもない。」

糸杉や棕櫚は温暖なヤルタ、いわば南国の木、一方、菩提樹と白樺はロシアの木です。
この作品を書いたとき、結核におかされたチェーホフは保養地ヤルタからロシアに帰ることができませんでした。
雪をかぶった菩提樹や白樺が見たかったのでしょうね。
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