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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

1月1日の真夜中きっかりに採るネチュイ・ヴェーチェル

2016年01月03日 | ロシア
ロシアには不思議な力をもつ魔法の草の伝説があります。
そのなかで新年にちなむ、ネチュイ・ヴェーチェルをご紹介しましょう。

この草は冬に川や湖の岸辺に生え、それを採ることができるのは1月1日ヴァシリイの日の前夜、きっかり真夜中であるとされます。この草は目の見える者には見つからず、生まれつき盲目の者だけがその存在を感じとることができる。
盲目の者がこれを踏みつけると、まるでだれかが針を突き刺したかのように目が痛むという。
この草は手ではなく、口で採らなければならない。草を口にするや、盲目の者たちはネチュイ・ヴェーチェルの力を我がものとする。その力とは水上の風(ヴェーチェル)を鎮め、己も船も溺れることなく、網なしで魚を捕らえることができる。
その草はハイコウリンタンポポ(Hieracium pilosella)とされています。毒はありますが、薬草でもあります。
画像は こちら

わが家の今日のネチュイ・ヴェーチェルではなかった、セイロンベンケイです。
花が咲き始めました。



出窓はこんなです。

コメント (2)
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