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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ももちゃん便り (10)

2006年04月04日 | ももちゃん便り
パンちゃんが虹の橋を渡る少し前のことでした。
散歩中、ももがいきなり後ろを向いてシッポを振りました。
私は「お友達ワンコが来たのかな」と思って、振り向いたのですが、誰もいませんでした。
ももを見ると、今後は立ち止まって、横を見てシッポを振っています。
私は、思わず、「パンちゃん? パンちゃん? おうちに帰りなさい。お母さんが心配するからすぐにおうちに帰りなさい。歩いて帰りなさい」と言ってました。
ももは、しばらく立ち止まってシッポを振っていましたが、何事もなかったように散歩を再開しました。

脳腫瘍が判って、専門医が驚愕するくらいももが頑張っていると知ったとき、パンちゃんを思い出しました。
あの時、パンちゃんだけが、ももの脳腫瘍に気がついていて、「ももちゃん、頑張ってね」って伝えに来てくれたのだと思っています。

            写真は、ももの家のパンちゃん&ももコーナー 
                

       *************************

いよいよももちゃんの手術の日がやってきましたね。
今日父の病院へ退院後の食事の説明を受けに行きました。退院は明後日とのことなので、明日は家でマイといっしょにももちゃんの手術が成功するように祈ってます。
パンちゃんは亡くなる日の3日前からあらぬ方を向いて、さかんにしっぽを振っていました。あのとき、ももちゃんのところにも「がんばって!」って伝えに、行っていたのですね。
パンちゃん、みんなの願いをももちゃんに伝えて、明日はずっとももちゃんのそばについてあげてね!(まいぱんまま)
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ももちゃん便り (9)

2006年04月03日 | ももちゃん便り
今朝、ドンという音がして、ももを見に行ったら、倒れたまま舌を出し、目もうつろで、体をたたいても反応がなく、意識が遠のいているような状態でした。
急いで、酸素缶をあてたら、目がはっきり開いて、体をたたくと嫌がる様子をし、そのまま寝てしまいました。
硬直が7日毎におきていたので、30日から気をつけてはいたのですが、最近、とても調子が良かったのと、後3日で手術が出来ると安心していました。
今日は、日曜日で、専門医に連絡はつかないのと、近所の獣医も休みなので、「このまま様子をみるしかない」と思っていたところ、
専門医から「ももちゃんの様子はどうですか?」と電話がありました。 
今朝の出来事を話したら、「脳腫瘍があるから、何があってもおかしくないのですが、今の様子なら、薬で大丈夫だと思いますから、このまま状態を維持して、5日に手術しましょう」と言うことでした。
ももは、2時間くらい寝たら、すっきりした顔をし、「おやつ頂戴」をしたり、「庭で寝る」と言ったりして、いつもと変わらず過ごす事が出来ました。
偶然、専門医から電話があったので、私も落ち着いて過ごすことがで出来、「ももは、強運だなぁ~」と思いました。
きっと、この運を握り締めて、手術が出来ると思います。

              写真は、犬に脳が障害がおきた場合の神経症状です。

                   
                  前に歩きたいのですが、足が前に出ず、


                   
                     右にも左にも歩き出せず、


                  
                 立ち止まったまま、首だけ左右に動きます。
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ももちゃん便り (8) 手術日が決まりました

2006年03月28日 | ももちゃん便り

手術日が4月5日に決まりました。
この日であれば、万全の準備が整っているそうなので、もう1週間ももに頑張って貰うことにしました。
脳腫瘍の場所から、手術中、体の向きを固定するのも難しく人手もいるそうです。
人だと、固定具があるのですが、犬の場合はないのかな?と思いつつ・・聞くこと出来ませんでした。
(脳外科の分野は、人の方が数段進んでいますから、犬や猫の脳外科手術は、困難な場所の手術でも、動物実験ではありません。)
普段行う手術に比べて、倍の時間を予定しているそうで、機材から始まって、先生方、スタッフの方々には頭が下がります。
大学病院なので、他の獣医や学生の勉強になれば、それが一番のお礼になるのかなとも思っています。
手術に関しては、心配はしていません。可能な限り腫瘍を取って頂くことだけを希望しています。

写真は、「緊急時とは?」に載せて頂いたものと同じです。
頭の位置が、非常に高くて、「本当に楽のなのか?苦しそうな体位だけど・・」疑問に思っていました。
ステロイドを飲むまで、夜中に徘徊をしていたのですが、この時も、頭をこのように手で上げてあげると落ち着いて寝てくれました。
脳圧亢進のことを少し調べていたら、犬の脳圧亢進時は、「頭を心臓より30度高く保つ」ということ知りました。
ももは、「この位置を保て!」とうるさく吼えるので、そうしてましたが、理由がきちんとあったのですね。驚きました。
脳腫瘍を病んだ犬の情報を探しましたが、「脳腫瘍かも」と言われながら、確定診断がついた犬があまり見つかりませんでした。
痙攣など神経症状が出てから、遠方の病院にMRI,CT検査に行くことが困難だからだと思います。
ただ、、脳腫湯を疑われたワンコの中に、頭を壁にもたれさせて寝るという習慣がある場合がありました。

   *********************

父は発熱もせず、順調なようです。予定では腹部に4箇所穴をあけて、内視鏡で手術する予定だったのですが、脂肪があったりして(全然太ってないのですが)、結局20センチ切ったのだそうです。痛みがあったそうですが、痛み止めが効いて、母がいったときは痛みはなくなっていました。発熱もなく、明日ICUを出られそうです。
「今日は5歩、歩いた(歩かされた?)けど、なんともなかった」といってました。

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ももちゃん便り (7)発熱

2006年03月22日 | ももちゃん便り
微熱が続いていたので、MRI検査のついでに家庭で出来る対処方法をお聞きしました。

「部屋を涼しくして、床に保冷剤を置いておけば、ももちゃんは、自分でお腹を冷やしてくれると思います。ただ、延髄に影響が出てくると、熱中症みたいになりますから、そうなったら、お風呂に氷水を張って入れて下さい」とのことでした。

「熱中症になる前には、何かありますよね」とお聞きすると、「他の症状が出てくると思います」とのことでした。
脳腫瘍がある場合、解熱剤を使うかどうか?の判断は、専門医に任せた方が良いと思っています。
微熱のうちは、自宅で対応することにしました。(微熱であっても 震えなどが出たら、専門医に相談をした方が良いと思います。)

部屋の窓を開けて、床に夏用のクールマットを敷きました。
天気の良い日は、外の日陰にいることを好むので、庭で自由にさせています。
(ももは、「立ちたい」「水がほしい」など要求吼えをしてくれるので、私は家の中にいても安心できます。)
寝るときは、廊下の窓を開けたら、廊下で寝るようになりました。

ももを見ていると、犬の脳腫瘍もできた場所によって、ずいぶん症状が違うように感じます。
よく言われる痙攣は、今のところ、四肢硬直しかみられません。
天気が下り坂に入ると、ハァッハァッとしながら、家中を歩き回ります。とても頭が痛いのかもしれません。
酸素缶は、効果あるようで、シューの後は落ち着いてくれることが多いです。

             写真の湾曲した腕は、犬の脳腫瘍、脊椎疾患など 
             神経系統の病気の典型的な症状だそうです。
                 

                 
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ももちゃん便り(6) 緊急時とは?

2006年03月18日 | ももちゃん便り
                 写真は、専門医からの帰りの車中。頭が
                 この状態が楽らしく、手枕の位置がずれる
                 と吼えて怒ります

「緊急時には、手術します」と聞いても、緊急時ってどういうときなのか、漠然としすぎて判りません。
「痙攣が起きて、近くの獣医に行っても処置ができないかもしれません」と聞いているので、不安もあります。
「『食欲がある』『歩ける』『意思表示をする』―これらがあるから、2.3週間延ばしても良いと思う」と聞いているので、食欲が落ちたり、歩けなくなったら、専門医に電話してみようと思っています。

そう思いつつも、やはり不安なので、人の場合を調べてみました。
人の場合、緊急手術は、脳圧が高くなり、意識が低くなったときに行うそうです。
具体的には、薬で脳圧を下げる処置をした後、呼びかけ反応に応答するかどうか?になります。(呼びかけ反応が、低くなったら緊急手術になります。)
これを知って、安心しました。
専門医が何度も「食欲以上に 意思表示があるのは、すごい」と感心された意味も判りました。

今、ももが飲んでいる薬は、プレトニゾロンというステロイド剤で、脳の浮腫を抑えるのだそうです。(手を怪我をすると、腫れたりするのと同様に脳も障害が起きると腫れるので、この腫れを抑える薬です。)
脳は頭蓋骨という大きさの決まった容器の中にあるので、腫瘍などで中味が増えると、容器(頭蓋骨)を押し上げようしてと中の圧が高くなります。(脳圧が高いと言われる状態です。)
その上、浮腫が生じると、圧の上昇が増します。
脳腫瘍などで、ステロイドが使われるのは、まず、浮腫を改善して間接的に圧を下げてあげることが目的です。(腫瘍が小さくはなりません。)
脳圧が高くなると、少しでも圧の低い方へ脳が移動しようとし、延髄を圧迫します。
延髄が圧迫されると 意識が低くなり、脈が弱くなり、呼吸停止をきたすので、脳圧降下剤で様子をみて、意識が低い状態が続けば、緊急手術を行います。

   *********************************

   今日は雨で、ももは頭痛があるのか、ハァーハァーと徘徊しています。
   明日は、晴れ予報なので、良い日になると思います。


ももちゃん、頭いたくてもご飯食べられるなんて、すごいね!
これ? だれかが食べた残りなの。ほんのちょっぴりは容器に残ってるでしょ。
それでも、おいしい~。(マイ)
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ももちゃん便り (5)手術延期

2006年03月15日 | ももちゃん便り
                車山のリフトに乗っているもも。率先して、順番の
                列に並びます。元気になったら、また乗せてあげた
                いです。

MRI検査の後、「画像を詳細に確認し、皆で話し合って、術式を検討します」とお聞きしていました。
13日の夜、専門医から電話があり、
「腫瘍が奥に深いので、きれいに取るために特殊な顕微鏡(マイクロスコープ)を使いたいのですが、第一希望のタイプが間に合わず、第二希望のタイプも間に合うかが今の時点で判りません。
普通の拡大鏡で、手術する方法もあるのですが、拡大鏡では、奥の処置ができないと思われます。
第二希望のタイプが、間に合うかは、明日14日に判ります。
そこで、ご相談なのですが、もし間に合わない場合、手術を29日か4月5日に延期したいと思うのですが・・・
先週診察した様子では、ももちゃん落ち着いている様子ですし、
手術するには、できる限りきれいに取ってあげたいです。
ただ、手術を早くしてあげたいという希望があれば、拡大鏡での手術も可能です。」とのことでした。

電話を受けながら、「マイクロスコープを使えるって、すごい技術だなぁ~と感心しつつも、困ったなぁ~」と思っていました。
主人も「ももがこの状態を維持できると確信があれば、2、3週間待つと言い切れるのだけど・・」とやはり困った様子でした。
「手術は早くしたいけど、できる限り理想的な環境で手術をして貰いたい」が、本心です。

首から鼻の方向に円錐形に先を細く伸ばしている腫瘍を思い出しました。
細い先端まで、安全にきれいに取るには、マイクロスコープは必需品です。
私は、「根っこの首側は、膜を巻き込んでいるから、取り切れない状態で、先端側も残るのは、かわいそうだ」と思いました。
主人は、「少しでも早く取ってあげれば、ももが楽になるから、先端側が多少残っても、早く手術をしたい」と思っているようでした。
専門医は、「神経が入り組んでいる場所なので、マイクロスコープを使って安全に手術をしたい」と考えているようでした。

今日(14日)の夕方、専門医から「マイクロスコープの手配がまだつかないので、やはり延期したい」と連絡がありました。
私は、「私なりに納得しているので、延期でお願いします」と答えた後、主人に連絡しました。
主人は、専門医に電話して、不安点、疑問点をいろいろ質問し、「『何かあったときは、緊急手術をする』ということで納得できた」と言っています。
それぞれが、理想的な結果を考え、ももの貪欲さを信じて、決めたように思います。
 
パンちゃん、パンちゃんの頑張り、受け取っているからボク大丈夫だよ。
だーとくん、お友達と一緒に応援してね。


「おかあさん、ももちゃんのお家ってどっちの方?
ももちゃんのかわりにモグラ狩りしてるから、
ももちゃんはおとなしくして、いっぱい食べてね!
って伝えたいの。」(マイ)
「ももちゃんちはね、九州だから、お日さまが沈む
方だよ。おかあさんもお祈りしてるって、伝えてね。」
(母)

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ももちゃん便り (4)脳腫瘍が判るまで その2

2006年03月14日 | ももちゃん便り
                   どこでもバランス上手なもも    

MRI検査の結果、専門医も驚愕するくらいももの症状と実際に体の中で起こっていることが、相関していませんでした。言葉を選び、選び、慎重に話す様子に今まで気がつかなかった私達に対しての思いやりを感じました。

腫瘍が3cm近くまで大きくなるには、数年を要しただろうに・・・
場所が小脳(橋)角だから、難聴か耳鳴りがあったのだろうか?と思いつつ、
思い当たるのは、「左耳をしきり掻く」「左目をしきりにこする」この2つでした。
2つのことは、2004年の夏くらいから、始まり、耳が先だったと思います。
とても気になったので、3箇所の獣医に行きましたが、3箇所とも「問題ない」と言われました。

2005年の始めころから、前足の震える回数が増えたので2箇所の獣医で診てもらいましたが、骨折痕があったため、脳の異常を見逃しました。
脳腫瘍は少しづつ脳を圧迫しながら、大きくなっていったため、ももも上手くバランスを保っているのだと思います。

耳や目のことにしても、足の震えにしても、もし、仮に脳の異常を疑ったとして
「CTやMRI検査をしましょう」と、飼い主に勧められるかどうか・・・全身麻酔ですし、検査できる施設が限られます。
もっと、明確な症状が出るまで、経過観察するという判断になっても不思議はないと思います。

私自身は、2005年の秋ころから、頭かもしれないと思い始めました。
この不安を獣医に伝えることを決心するまで、半年以上かかっています。
頭だとしたら、治療できないと思い込んでいたからです。
犬の脳腫瘍がどれくらいの頻度で見つかるのかは、判りませんから、簡単に勧められる検査ではありませんが、何か、気になることが続くようでしたら、検査をしてみるもの方法かと思いました。

検索していたら、日本獣医画像診断学会の講演に「麻酔なしでCT検査をする方法」が検討されていました。

http://jsvi.miyazaki-u.ac.jp/03-gakujyutu.htm)(一般講演7)

使う装置が、「マルチスライスCT」と言って、人間の病院でも新しいタイプのCTですので、動物病院にはまだ先かもしれませんが、麻酔なしで検査をしようという検討がなされていることは、大きな一歩だと思います。
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ももちゃん、手術がんばって!

2006年03月11日 | ももちゃん便り
                 ぼくも天国から応援してるよ!(だーとくん)

だーとさんから、ももちゃんへの激励メッセージが届きました。

「今日のももちゃん便りを読ませていただきました。 祈ることしかできませんが、

2003年10月、12歳5ヶ月で遠くにいってしまっただーとも、ももちゃんの応援を

していると思います。

ももちゃん、手術がんばって!」
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ももちゃん便り (3)MRI検査

2006年03月10日 | ももちゃん便り
                    蓋の上からでも食べたい もも

ももの脳腫瘍は、取り難い場所にあるのでMRIの検査をしました。
病院の都合で、MRIが使えないから、
「他の病院で検査でも構いません」と言われていたのですが、それでは、写真となった断面
の情報しか伝わらないし、検査するなら、検査データを機械で立体合成して、腫瘍の状態
を細かく把握して欲しいと思い、専門医のいる病院でMRIの検査をお願いしました。

検査の結果は、
3cm弱の小脳(橋)角の脳腫瘍、膜から発生するタイプ
脊椎への転移はなし
内耳に、同じタイプの腫瘍または、炎症あり

手術についての説明
今、うちの病院では、脳腫瘍の場合、目で見て腫瘍と判る部分を全部摘出しています。
ところが、ももちゃんの場合、MRIで細かく確認したところ、腫瘍が脳の膜に巻き込んでいるのと、腫瘍の場所が、延髄に非常に近いので、取りきれない可能性が高いです。
手術前に、全部摘出できないという説明で申し訳ないのですが、ご理解下さい。
また、内耳の病変に関しては、今回、外科的に取ることはできないので、
手術の時に使う抗生物質に反応すれば、炎症ですし、反応がなければ腫瘍です。
腫瘍の場合は、また、改めてどうするか検討したいと思います。

放射線治療についての説明
目で見て腫瘍が残る場合も、放射線治療である程度、腫瘍の発育速度が遅くなります。


説明を聞き、専門医に
「仮に腫瘍が全部取りきれなくても、手術をお願いします。腫瘍が残った場合でも、この子の寿命と腫瘍の発育速度とどちらが早いかだと思いますから」と話しました。

手術は3月15日です。
腫瘍が大きいのと、場所が延髄に近いことなどから、
普通の脳腫瘍よりも、手術の時間が長くなるだろうということ。
また、今の予定では、首からアプローチしようと思っているけれど、MRIを立体合成した画像をじっくり見て、アプローチの方法を決めたいと思うこと。

目や顔の麻痺など 今、はっきり判らないことの説明もありました。

専門医が、もものことを、「生きることに貪欲な子」と褒めてくれました。
腫瘍の大きさなどを考えると、食べたり、歩いたりが不思議だそうです。
きっと、パンちゃんがももを助けてくれているのだと思いました。

帰りの車の中では、ウツラウツラしているももに
「貪欲なんだって!当り前だよね~」と言いながら、
撫でようとすると、嫌がって、吼え、
手枕が外れると、「手枕しろ」と吼えまくりでした。
専門医が、「意思表示がはっきりしているのもすごいですよ」と言っていたのを思い出しました。
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ももちゃん便り 2 脳腫瘍がわかるまで

2006年03月08日 | ももちゃん便り
 
                  抱っこに慣れてきたもも

2005年11月 左側の足を引きずるように歩く
         左前足の甲が地面につくことが多い
         足の爪が、側面や上側など、四肢が地面にきちんとついていない
          様子で減っている
          階段の昇り降りが出来ない

        *骨折痕と膝蓋骨脱臼があったため、これらが原因と近所の獣医は診断

2005年12月 散歩の時、シッポが上がらない
         散歩時間が極端に短くなる
         両前足に力が入らない(前転することがある)
         左目が窪む
         首が左に傾く
         体全体のバランスが悪い(頭が肩より下がる、右前足が外に湾曲)
  
        *加齢のためと近所の獣医は診断

2006年2月 ホーナー(ホルネル)症候群(左目の瞬膜露出、まぶたの下垂、
         目があっかんべーのような状態)
        夕方になると 四肢に力が入らない
        左周りに歩くことが多くなる(腫瘍の場所によっては、右周りだそうです)
        壁つたいに歩く
        クシャミが多い
        熟睡できない様子 (睡眠時間がとても短い)
        姿勢を保つことが困難
        横になると、自分で起き上がれないことがある
        私以外の人が 頭を触ろうとすると 威嚇する

        *専門医にて 小脳(橋)角の脳腫瘍と診断(痙攣、旋回運動が起こったら、
          即、獣医に行くように指示される)
        *薬にて、症状緩和(天気が悪いと 辛そうにしている 熱っぽい様子もある)
        *薬が切れて、四肢硬直を起こす

治療方法として、手術と放射線治療を選択
(11歳は、今の時代 犬でも若いのだそうです。
 ももより、年の大きいワンコや症状の重いワンコも手術をしたら良くなったそうです。

 手術をしたら、いつまで生きられるかという質問はしていません。
 それは、今の病気を治すことが最優先だと思っているからと
 少しでも、生活の質を向上させたいと思っているからです。)


☆ももちゃん、明日は専門医の病院でMRIの検査だそうです。
 6時には出発とのこと。
 ももははさん、気をつけていってらしてください!
                            (まいぱんまま)
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ももちゃん便り

2006年03月06日 | ももちゃん便り
明け方、ももが吠えて、呼んだので、あわてて、側に行ってみると四肢が硬直して
いました。(四肢硬直は、四肢がピーンと伸びている状態。足を手にのせてみると、
4本とも棒状に硬くなっています。)
硬直や痙攣は、動かすのが良くないので、そのままの状態で、目振、嘔吐がないのを確認。(嘔吐がある場合は、吐いた物が詰まっていないか確認が必要です。また、
首を伸ばした方が良いと思います)
右前足(一番調子の良い足)を、手にのせていたら、しばらくすると、足に柔軟性が
戻ってきました。この足を曲げたり、伸ばしたり出来るのを確認してから、順次他の3本も同じようにしました。(一番悪い、左前足は、最後に確認。この足は、柔軟性が戻るのに少し時間がかかりました。)

ももの様子は、落ち着いているのですが、息苦しい様子だったので、首の下にタオルを入れて、頭と肩(?)がまっすぐになるようにしたら、寝息が聞こえてきました。
脳腫瘍と判っているから、症状に予測がつく分、慌てずにいられます。
確かな診断は大事なことだとつくづく感じました。

専門医で処方された薬は1週間分でした。昨晩から切れているので、硬直が起こったのかもしれません。朝から、壁つたいでしか歩けないので、「手術に差し支えなければ、薬を飲ませたい」と思いました。
ももが通院している獣医は、診療時間外は連絡がつかないので、緊急時は、初めて
の獣医に行く必要もあり、このことも心配でした。
専門医に電話をして、これらのことを相談しました。

『薬』については、
「ももちゃんの体重から1日3錠まで大丈夫です。1日2錠で、様子は落ち着くと
思いますから、2錠にしましょう。
2錠で様子をみて、安定したら、1日1錠に減らして下さい。
手術まで日にちは短いですから、無理に減らさなくても大丈夫です」とのことでした。

『緊急時に行った先で伝えなければならない注意事項』については、
「緊急時、伝えなければいけないこと、処置したいことは山のようにあります。
 ただ、人の場合で、考えて頂くと判り易いのですが、脳腫瘍で 外科や内科に、
 緊急で行っても対応できないのと同じだと思って下さい。
 このことを理解して頂いた上で
 『小脳(橋)角に、脳腫瘍があります』と伝えて、通じていないようでしたら、
 『小脳の延髄に近い部分に 脳腫瘍があります』と話して下さい。
脳神経に詳しい獣医は少ないので、もしかしたら、それでも通じないかもしれませんから、『無難な処置をして欲しい』と話して下さい」
とのことでした。

薬を飲ませたら、落ち着きました。

天気によって、体調に波があるものの 自分で立ち上がれるので、このまま手術まで過ごせそうな感じでいます。

        写真は、足の飾り毛が光っているもも。
        (縮小したら、判り難いですね。)

        
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