fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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神楽坂

2023年05月28日 | 日記
 日本児童文学者協会の学習会と贈呈式が神楽坂でありました。
 久々に都会に出たので、合間の時間ぶらぶら。

        

        

         

 神楽坂メイン通りは、すごい人出。ちょっと入った横道がいいです。

 ペンは微力だけど無力ではない。那須正幹さんの言葉の中で心に残ったものです。
 あと、
 戦争だけは絶対いやという気持ちがこれまでは、染み渡っていた。それが減りつつあるのではないか・・というところ。

今回、対面の会に出かけてよかったのは、久しぶりの方、何人にもお会いできたことと、雑誌「児童文学」3、4月号に寄稿した「イリーナ」という短編の感想を伝えてくださった方が2人いたことで、一人は、編集委員の方。渡辺白泉の句を引用したのですが、それを読んで「おおぎやなぎさん白泉を書いてきた!」と嬉しかったと。もう一人の方は、編集長さんゆかりのお店で、イベントがあったときに、「イリーナ」の一部を抜粋して朗読したと。知らなかったー。
 雑誌の作品って、反応があまりないので、いまいちだったのかなあという気持ちもあったので、ほっとしました。


 やはり裏通りにあった一角。どこかのお屋敷の跡みたいな感じ。この冠木門だけがあり、中は小さな何もない公園になったました。
 
*渡辺白泉の俳句は、
 
 戦争が廊下の奥に立ってゐた 
 

 という有名な句です。白泉は、戦時下でこういう句を作り、投獄されています。
この句以外にも、戦地で作った句を引用しました。