書店にあった冊子をめくっていたら、わあとサプライズでした。
この本、もっと読んでいただきたいので、嬉しいです。
江頭大樹さんの迫力ある絵!
大谷翔平選手が生まれ育った岩手県奥州市が、作品舞台です。かつて、この地にエミシという民がいて、朝廷と戦ったのです。
広々とした平野、空、そして川。1000年前も、この景色を彼らは見たのか、この地で戦いがあったのかと思いをはせていただきたいです。
アテルイに関しては、記録がほとんど残っていないので、ひたすら想像して、創作した物語ですが、アテルイ、田村麻呂、そしてエミシという民がいたことを、ぜひ覚えていていただきたい。伝えていきたいという思いで書きました。田村麻呂は、教科書にも載ってるので、子どもでも知っていますが、征夷大将軍という言葉の意味までは知らないと思います。
アテルイについては、
執筆の裏話をいろいろ書いています。ご興味のある方、ぜひご覧ください。 (赤をクリックすると、跳びます)
とくに蝦夷という漢字ではなく、「
エミシ」にしたことには、こだわっています。
数年前の出版のような気持ちがあるのですが、昨年なんですね。
ぜひ、たくさんの方に読んでいただきたく、今後ともよろしくお願いいたします。