建築家安藤忠雄氏が寄贈した建物だとのこと。他にもたくさんの方の寄付でできた施設のようです。神戸、中之島にもありますね。(*今朝、図書館と書いてましたが、ここは本の貸し出しはなく、図書館ではないようです。本と触れあえる施設なのですね)
この天井まで本がずらりと見える景色。子どもには届かないという批判を目にしました。実は6段目以上は固定されていて、いわゆるディスプレイです。同じ本が手に取れるところにあります。
雰囲気はとてもいいと思いました。ただ、コロナの時期ということもあるでしょうが、予約をしなくてはなりません。時間帯が区切られています。私が朝予約したときは他には誰もいなかったですが・・。行ったら、若い男性がひとり勉強してました。
本を手にしたら、それは棚にもどさず、あちこちにある箱へ入れます。全て消毒するのだそうです。
おやおや。徹底していること。自分がどんな本を手にしたか、全て見られるというわけです。だって、他に本を見てる方いなかったんですもの・・。いいんですけどね。
ただ、こどもの本の森でも、子どもが気楽に過ごせる場所じゃあないんだなと思ってしまいました。
コロナが落ちついたら変わるのだったらいいのですが。
私的には、興味深くて、これをもっと読みたいと思えた題材に出会えたのでよかったです。勉強したいと思いました。
子どものためということだったら、学校図書館や学級文庫の充実を全国レベルで進めていただきたい。子どもにとっては、なんといっても家と学校が生きる世界の多くを占めているのですから。
別棟の蔵も、とてもいい感じで、勉強会などに使えたらいいなと思いました。ただ、遠野って、気楽に行ける場所じゃないんですよね。だからこそ、あの独特な文化が培われたわけですから。