fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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ちびっこの心の中

2022年03月25日 | 日記
         

 7歳と3歳のちびっこを、時々書店につれていき、好きな本を買ってあげます(車か電車で1時間くらい離れたところに住んでます)。
 7歳は、今『ほねほねザウルス』に夢中なので、上下本2冊にすぐ決定。
 3歳には、絵本をあれこれ薦めていたら、本人がこのポケモンの絵本を見つけてきました。お兄ちゃんがいるので、いっしょにテレビを何度も観ていて、ポケモン図鑑も見て、かなりのポケモンを知ってて驚きます(私はいつも一緒にポケモン図鑑見るのに、ポケモンとイーブイしか覚えられない)。
 絵本は、ウオーリーを探せ的なものでした。
 その後、フードコートで絵本を見ながら母親の買い物を待っていたのですが、私が紙コップを倒してしまい、この絵本が水浸しになってしまいました。
 わああーと、あわてて布巾を持ってきて、拭いて。ぶよぶよになっちゃうかなと思いつつ「乾けばだいじょうぶだよ」となだめました。3歳は、特に泣くわけでもなかったのですが、帰りの車の中から次第に機嫌が悪くなって、母親が買ってきた簡単なドリルを開いてたんですが、「これ、いらない」「捨てる」と言いだし、「ポケモンの絵本もいらない。捨てる」と。なだめてもこりゃだめだなと思いながら、買ってもらったものを捨てるというのをそのままにしていたらダメかとかも思っていました。で、「捨てないで」「もったいない」「おこずかいを捨てるようなものだよ」みたいな台詞を頭で考えたけど、何も言わずにいました。
 朝早く起きていたので、眠くもなっていたのでしょう。お昼前だったので、お腹もすいていたでしょう。家に帰ってご飯になっても、「食べない。寝る」とお昼寝布団でごろごろ。「あー」とか叫んでいます。その後母親がそこに食べ物を持っていき、食べさせてもらい満腹になったら機嫌が直りました。
 「絵本どうしようかな。○○ちゃん、いらないんだったら、ばあば、持ってかえろうかな」と言うと、「いる」と。ああ、あのとき水がこぼれたのは、やはりショックだったんだなあ。それをうまく言葉にできなくて、「捨てる」という言葉が出たんだなと思いました。こっちがもうちょっと疲れていたりしたら、きつく叱ってしまうパターン。・・こぼした私が悪いのに。
 3歳だけど5月生まれなので、いろんなことがかなりできるし、会話も普通にやりとりしています。うっかりまだ3歳というのを忘れてしまうのです。でも、まだ3歳なんだなあ。
帰りぎわ、「また遊びにくるね。来てもいい?」ときいたら、「いいよ。来てほしい」といってもらえて、ほっとしつつ、この小さな心を大事にしてあげたいなあと思ったことでした。「来てほしい」という言葉を言えるって、大事なこと。

 ところで、自分で選ぶ本は、このようなアニメ系ですが、時々は買ったものを持っていきます。
 今二人は以前私が買ってもっていってた『せなかのともだち』(荻原弓佳)という本が大のお気に入り。幼年童話ですが、3歳も好きです。なるほど、こういう本、私も書きたいなあと思うのでした。あ、私の『木があつまれば、なんになる?』も、好きです。
   
   こちらは、木という漢字や大きいという漢字がモチーフになってるので、1年生にぴったり。でも、マリーニモンティーニさんの絵がかわいいので、3才も好きなのです。
  

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