fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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河北新報社

2015年12月09日 | 日記
        
 
 『しゅるしゅるぱん』の画家さん、古山拓さんと河北新報社を訪問しました。ロビーでお約束していた論説委員のAさんをお待ちしていたのですが・・・。
 河北新報といえば、そうだった! あの震災のあと、情報を伝えるため、一丸となって記者魂、報道のあり方を示した新聞社さんだったのでした!! 当日の新聞、そしてそれから後の一面がロビーには、ずらりと並んでいました。

 

  
 ああ、原発事故は15日だった・・・。
 なんとも言いようのない思いになりました。この場を訪れることができてよかった。
仙台は大都市。街を歩いていると、震災の傷は見えません。でも、この新聞社のロビーに立って、(そうじゃない)と頭をガツンとやられたようでした。

 そのとき、別の記者さんが通りがかり、お名刺をいただきましたが、その方のブログが「余震の中で新聞を作る」。記者ならではの冷静なデータと熱いマグマのような思いのこもったブログです。(リンクを貼ろうとしたけれど、できませんでした。ぜひ、検索してごらんになってください)
 やはり、思いが違います。あの日は・・・という話になります。
 食事をするため、外に出たときも、「あの辺りのビルが、プリンのように揺れていた」と。いやあ、死ぬと思ったと。

『しゅるしゅるぱん』をご紹介いただいた日の新聞を頂戴しましたが、この新聞とりたい。仮設住宅のこと、避難先で生活している方の記事。毎日「忘れるな。終わっていない」という声が聞こえてくる新聞でした。
 河北から出た震災の本もたくさんあるので、読もう。

 *相変わらず、ブログの記事と現在私がいる場所とは一致していません。