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正確には、帆立の殻焼きか。でも、秋田や津軽の方では、鍋物のことを「かやき」と言ったりするのですが、これがもともと「貝焼き」、大きなホタテ貝の殻の上で魚などを煮た料理のことをさしていたわけです。なので、殻焼きというよりやっぱり貝焼きかなあと。
と、もしやと思って歳時記を見たら、ちゃんと冬の季語として「貝焼」があるではありませんか。(角川大歳時記)「秋田地方では、郷土料理としてハタハタを使ったしょっつっる貝焼きがあり、「かやき」という。と書いてあります。北海道からの日本海側の各地に見られ、北前船によって広がったと思われる。だそうです。文化だ。
近所に角○○○という某チェーン店の大手魚屋さんがあります。土日にもなると、遠方から車で買い物に来るお客さんでにぎわっているお店ですが、私は徒歩でも行けるのに、普段あまり行きません。なんでかというと、魚介類しかないので、そのお店だけで買い物が済まないのが、面倒だからです。
でも、たまに出かけるとやはりいきのいい魚介類が豊富で、ついあれこれ買ってしまいます。そしてだいたいこの殻付き帆立を買います。ちょっと醤油と酒をたらして焼くとおいしい~。私はやはり素材を刻んで合えたり、いろんな具材を混ぜ合わせたハーモニー的な手の込んだ料理より、こういったダイレクトな食べ方の方が好きなようです。
でも、この焼き方、IHクッキングヒーターではできないのだろーなと、毎回思うのです。 別に貝殻じゃなくても、フライパンとかでも同じ味が出るのか? やってみたことがないのでわかりません。