いつも学習指導要領改訂のたびに思うのだが,
学習指導要領改訂にかかわっている人たちというのは
どういう人たちなのだろうか。
自分の主張を,それもあまり広くない視野での主張を
強引に通しているような気がしてならない。
義務教育での必修というものは,
国民すべてが等しく学ぶ内容を定めるものである。
ということは,誰が見ても,
学ぶ必要があるとおおむね納得できる内容に留めておくべきである。
その場合には,全国津々浦々の学校施設の条件や教員の条件,
子どもたちや保護者の意識,
その教科内容を必修にする必然性などを
厳密に吟味してから慎重に決めるべきである。
ある一部の識者の主張を
そのまま鵜呑みにするような改訂は許されない。
学習指導要領が実施されてから
さまざまな無理が露呈するような改訂は
もうやめてほしい。
義務教育ではないが,世界史の必修化のときも
当初から反発が強かった。
やはり未履修などという恥ずかしい問題が生じたのである。
今回報道されている小学校英語必修化や武道必修化も,
同じく無理があるように思う。
伝統文化の尊重をいうならば,
ふつうは武道より茶道や華道の必修が先であろう。
また女子に学ばせるのならば,
柔道・剣道・相撲などより実用的な
護身術を学ばせた方がよいように思うのだが。
疑問である。
学習指導要領改訂にかかわっている人たちというのは
どういう人たちなのだろうか。
自分の主張を,それもあまり広くない視野での主張を
強引に通しているような気がしてならない。
義務教育での必修というものは,
国民すべてが等しく学ぶ内容を定めるものである。
ということは,誰が見ても,
学ぶ必要があるとおおむね納得できる内容に留めておくべきである。
その場合には,全国津々浦々の学校施設の条件や教員の条件,
子どもたちや保護者の意識,
その教科内容を必修にする必然性などを
厳密に吟味してから慎重に決めるべきである。
ある一部の識者の主張を
そのまま鵜呑みにするような改訂は許されない。
学習指導要領が実施されてから
さまざまな無理が露呈するような改訂は
もうやめてほしい。
義務教育ではないが,世界史の必修化のときも
当初から反発が強かった。
やはり未履修などという恥ずかしい問題が生じたのである。
今回報道されている小学校英語必修化や武道必修化も,
同じく無理があるように思う。
伝統文化の尊重をいうならば,
ふつうは武道より茶道や華道の必修が先であろう。
また女子に学ばせるのならば,
柔道・剣道・相撲などより実用的な
護身術を学ばせた方がよいように思うのだが。
疑問である。
何でもかんでも必修化。もういい加減にして、と言いたくなります。
小学校英語にしても武道にしても、必要な教材・用具・場所・教える人材をきちんと用意するつもりがあるならまだしも、実際は現場に予算も準備も丸投げするんでしょうね。
必要なものが揃わないのに必修化する→いいかげんな指導しか行われない→目的が達成されない、という悪循環がまた一つ増えるような気がします。
小学校のソロバンがいい例です。指導時間はたったの3時間。
仕組みを習って、簡単な足し算と引き算をやったらもうお終い。そろばん塾の勧誘のためかよ!と言いたくなります。
東大の苅谷さんが言う「ポジティブリスト」がどんどん増えて、ますます学校教育の質が下がっていくように感じるのは私だけでしょうか?伝統文化などより、学校現場が予算と労力をつぎ込むべき課題は、いくらでもあると思うのですが…。
学習指導要領をつくっている人たちは,今の教育行政のあり方のなかで,全く新しく必修を増やすということがどういうことかわかっておられるのでしょうか? 必修を増やして教育がよくなると,本気で思っておられるのでしょうか? 不思議でなりません。
武道についてですが、
武道って人を竹刀で殴ったり、投げとばしたり、こかしたりして
本質は暴力行為そのものだから、暴力嫌いの私にとっては当時つらかったです。
武道という名の暴力を無理強いするのは間違いだと思います。
暴力反対です。自由選択にしてあげてほしいです。
茶道や華道なら暴力行為じゃないので、必修化するならそっちのほうがまだましだと思います。
英語については、
小学校で少し授業があっても、
ほとんど効果がない気がします。
日本の学校教育では英語がきちんと話せるようにはなりにくいと思います。
学生の頃、いくら英語を勉強してもほとんど身に付きませんでした。
インターナショナルスクールに入れるほうが、ネイティブスピーカーのように、自然に英語を身に付けられる気がします。
とはいえ、そうすると日本語がきちんと身につけられるのかいう心配がでてきますが。
やはり幼児のうちから、英語と日本語の両方に触れて、無理なく自然な形で両方の言語を身に付けていくことが大切だと感じます。
子供には英語も日本語もきちんとできるようにしてあげたいです。
親としてどうすべきなのか考え中です。
「ご家庭に琴がありましたら、お貸しください。4年生の音楽の指導で使用します。あと10面ほど足りません」
というお知らせがきました。
おい、おい、おい、ご家庭に眠っている琴なんてあるかい?
それより、琴を教えることのできる先生いるの?
もう、爆笑ものですよ。
いったい、どんな人がこういうこと言い出すんだろう。
思うに、「勉強しかできない人」が行政に携わっていることが問題なんですね。常識が通用しません。
文月さんがおっしゃっておられる、「武道」=暴力行為に強い反発を覚えたのでコメントいたしました。 武道の「武」という漢字の成り立ちをご存じ無いようですので、是非 お調べになられるとよろしいかと存じます。 武道を志していた私にとっては、申し訳ないが文月さん非常に腹立たしくかつ、稚拙なのもに映りました。