Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(3)アイス・キューブ

2022-05-07 02:35:33 | コラム
69年6月15日生まれ・52歳。
アメリカ出身。

公式サイト

本業はヒップホッパー、こんなツラですから俳優としてのアイス・キューブは役柄的に狭そうなのですが、なぜか愛嬌もあってコミカルな表現も得意、意外にも演技の幅がありました。

代表作は、たぶんコレになると思います。
鬼才ジョン・カーペンターによる、凝った脚本構造が「ほぼ活かされていない」でも愛すべきSFスリラーです(^^;)



<経歴>

学生のころからラップ制作に情熱を注ぎ、86年にN.W.A.(=Niggaz Will Attitude)の一員としてデビューする。


ヒップホップの世界に精通しているわけではありませんが、いやむしろ無知なほうですが、これ最初に聴いたときはしびれました!!


89年よりソロ活動に移行、
映画俳優デビュー作は、91年の『ボーイズ'ン・ザ・フッド』でした。

『トレスパス』(92)、
大学内で生じた様々な軋轢が大きな悲劇を生む『ハイヤー・ラーニング』(95)、
数多い動物パニックのなかでも上位にランクしそうな快作『アナコンダ』(97)、

98年には『ザ・プレイヤーズ』で監督業にも進出。
器用で、しかも野心家なのだよなぁ!!

演技に幅が出来てくるのは、99年の『スリー・キングス』で軍人を演じたあたりから。

『ネクスト』(2000)、
宇宙人がマリリン・マンソンにしか見えない笑、でも上映時間がコンパクトなうえに誰もが楽しめる『ゴースト・オブ・マーズ』(2001)、

『グッドボーイズ』(2002)、『トルク』(2004)、『ボクらのママに近づくな!』(2005)、
なんと(!)主人公を演じている『トリプルX ネクスト・レベル』(2005)、
『悪党にもラブソングを!』(2008)、『ライド・アロング 相棒見習い』(2014)。

じつはもっともっと出ているのですが、日本未公開作が多いのですよね。
本国の興行成績に関係なく、日本におけるキューブの浸透度に関わってきてもいるのでしょうか。

たしかに自分だって、映画好きじゃなかったら知らなかったろうし。。。

近作に・・・
『トリプルX:再起動』(2017)、『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』(2020)。

しかし主役も張っているひとですし、これからは続々と日本公開されますように!!


次回の列伝は、アダム・サンドラーさんから。

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明日のコラムは・・・

『100件中、1件(^^;)』
コメント
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