Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(6)アラン・アーキン

2022-05-22 00:10:00 | コラム
34年3月26日生まれ・88歳。
アメリカ出身。

若いころもバンドのボーカル&ギター(=ザ・タリアーズ)


で人気を博したり、俳優デビュー作でいきなりオスカーノミネートや監督にも挑戦など、その多才さで多くの業界人に尊敬されていたアーキン。

ただ自分の世代は第二次隆盛期というか、90年代以降の活躍で知りましたね。

とくに『アルゴ』(2012)の、迫力のあるプロデューサー役は格好よかったなぁ!!



<経歴>

子ども向けの童話も著しているようです(!!)

10代でフォークグループ「ザ・タリアーズ」を結成、ボーカルとギターを担当する。
60年代に舞台に進出、ブロードウェイ・デビューも果たし、数々の演技賞を受賞。

映画俳優デビュー作は、66年の『アメリカ上陸作戦』。
これが好評を受け、オスカー主演賞にノミネートされました。

オードリー主演作で個人的にはいちばん好きかもしれない『暗くなるまで待って』(67)、
再びオスカーにノミネートされた『愛すれど心さびしく』(68)、
タイトルロールを演じた『クルーゾー警部』(68)、
そして『殺人狂騒曲』(70)で監督業にも進出。

この時期がつまり、第一次隆盛期であると。

『キャッチ=22』(70)や『あきれたあきれた大作戦』(79)など、70~80年代もキャリアは途絶えないものの、やや低調。

しかし90年代に入り、渋みも加味されて完全復活。

『ハバナ』(90)、『シザーハンズ』(90)、『ロケッティア』(91)、『摩天楼を夢みて』(92)、『ガタカ』(97)などの話題作で脇をしめ、
そして2006年の『リトル・ミス・サンシャイン』でオスカー助演賞を受賞する。

かっけー!おじいちゃん役でした^^


前述した『アルゴ』でも好演、こういうひとが映画を面白くするのだと思います。

ほかの出演作に、『リベンジ・マッチ』(2013)や『ダンボ』(2019)など。

88歳―高齢ですが、まだまだ映画ファンを楽しませてくれそうです。


次回の列伝は、アラン・ドロンさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『憧れ度でいうとハリウッドの200倍^^』
コメント (2)
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