Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(4)アダム・サンドラー

2022-05-20 00:10:00 | コラム
66年9月9日生まれ・55歳。
アメリカ出身。

若いころは、なんとなくベン・アフレックにも似ていたサンドラー、


日本にかぎっていえば。
「熱心な映画ファン」以外にはピンとこないひとかもしれない、
でも米国では大人気、とくにコメディアンとして。

さらに、ミュージシャンとしても。

ユダヤ教の祭日「ハヌカー」を歌った「ザ・ハヌカー・ソング」は、とくに有名な曲です。


<経歴>

ニューヨーク大学・芸術コース卒業。

スタンダップコメディアンを目指し、20代前半でバラエティ(=シットコム)番組『コスビー・ショー』に出演。
やがて『サタデー・ナイト・ライブ』の脚本家として採用され、しばらくすると出演側にもまわって人気者に。

映画俳優デビュー作は、89年の『Going Overboard』。

日本でも「比較的」知られている映画を並べていくと・・・

とんがり頭の連中が巻き起こすコメディ『コーンヘッズ』(93)、
日本でも(ミニシアターで)スマッシュヒットを記録した『ハードロック・ハイジャック』(94)、
ドリュー・バリモアを相手役にむかえたラブコメディ『ウェディング・シンガー』(98)、
『ビッグ・ダディ』(99)、

・・・と、ここまで正直いって自分もあまり興味を抱けなかったのですが、
2002年、PTAことポール・トーマス・アンダーソンによる『パンチドランク・ラブ』に主演。

ちょいと気が触れているような主人公を軽快に演じるサンドラーに、「初めて」興味を持った次第です^^


そしてPTAには「すべてを委ねている」ものの、
ほかの出演作のほとんどで、制作者や脚本家としても関わっているところがポイントです。

才能豊かなのですね。

ほかの出演作に・・・
『N.Y.式ハッピー・セラピー』(2003)、『50回目のファースト・キス』(2004)、『再会の街で』(2007)、
『アダルトボーイズ青春白書』(2010)、『モンスター・ホテル』(2012)、『ピクセル』(2015)、『アンカット・ダイヤモンド』(2019)など。


みなさん、とりあえず『パンチドランク・ラブ』だけでも観てみてくださいね!!

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(5)アダム・ドライバー』
コメント
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