ここ数週間の出来事を、強引に、鰤、、、じゃない、「ぶり」でまとめてみる。
短めの文章だが、酔いが残っているものでね、そこはカンベンしておくれ。
某日―。
ほとんど「逃げていた」ともいえる新作シナリオを脱稿する。
約4年ぶり。
完成させたことがあまりにもうれしかったので、久し振りにシャンパンを呑んでみた。
美味いか不味いかは関係ない、気持ちの問題だろう。
シャンパンなんて結婚式くらいでしか呑まないものね、慣れていないからすぐに酔い、そのあとのワインと焼酎が効いたか、珍しく吐いた。
某日―。
シナリオ完成記念ではないが、6度目の『風立ちぬ』鑑賞。
6度目では、さすがに泣かない。
泣かないが、こころにくるものは未だにある。
こんな映画体験は、何年ぶりだろうか。
もう、思い出せない。
あらためて、ありがとう宮崎爺。
某日―。
こんな映画体験は、滅多に訪れない―といいながら、日本版『許されざる者』(トップ画像)にえらく感銘を受け、こりゃ何度も劇場に足を運ばなければいけないぞ、、、と。
リメイクで成功した映画は少ない。
この作品は、成功した数少ない映画のひとつであり、そのなかでも最高の出来といえよう。
この時点でいうのは早過ぎる気もするが、今年は良作の年。
「何度も観に行かなければ」という気持ちが「何度も」訪れる年って、何年ぶりのことだろうか。
某日―。
「したまち映画祭in台東」の初日を取材。
芥川賞は取り損なったが、発起人・いとうせいこうの活き活きとした表情が印象的。
せいこうさんとは7年ぶりの再会だが、
「う~~ん、記憶の片隅に、なんとなく、なんとなく、君の顔があるよ」
「ほんとうですか」
「たしか、映画キチガイとかいっていたような」
「そうです、そうです!」
「そういうことばを平気で使う子は珍しいからね、それで覚えていたんだろう」
「ほめことば、ですよね」
「そう解釈してもらえれば(笑う)」
某日―。
ハニーと多摩動物園デート。
動物園デートは、3年ぶり。
安上がりだし、その割には何時間居ても楽しいし、お互いが「なにか飼いたいのに、飼えない」環境にあるため、気に入りの場所なのだ。
しかし。
何度行っても、何時間眺めていても、孔雀が羽を開く瞬間を目にすることが出来ないのだった。
たぶん、目にすることが出来るまで、この動物園に通い続けることだろう。
某日―。
小さな映画館で特集上映を観た帰り、劇場前あたりで若い女子に声をかけられた。
「ブログ、毎日楽しみにしています」というからウェブ上での知り合いかと思ったら、10年前のバイト仲間だった。
「わぁ、久し振り!」
「ご無沙汰しています」
「なんか、変わった」
「いいほうに、ですか?」
「もちろん・・・なんというか、美人になった」
「ありがとうございます、まっき~さんは、なんにも変わってない」
「(苦笑)でしょ、それは、いい意味なのかな」
「悪くはないと思います。変わったら、なんかショック」
「そうか、じゃあ、死ぬまでこの感じで」
「はい、よろしくお願いします」
なんだ、よろしくって。
でもなんか、すっげうれしかった。
そんなこんなで、もうすっかり秋だ。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『許されざる者@町田のスーパー篇』
短めの文章だが、酔いが残っているものでね、そこはカンベンしておくれ。
某日―。
ほとんど「逃げていた」ともいえる新作シナリオを脱稿する。
約4年ぶり。
完成させたことがあまりにもうれしかったので、久し振りにシャンパンを呑んでみた。
美味いか不味いかは関係ない、気持ちの問題だろう。
シャンパンなんて結婚式くらいでしか呑まないものね、慣れていないからすぐに酔い、そのあとのワインと焼酎が効いたか、珍しく吐いた。
某日―。
シナリオ完成記念ではないが、6度目の『風立ちぬ』鑑賞。
6度目では、さすがに泣かない。
泣かないが、こころにくるものは未だにある。
こんな映画体験は、何年ぶりだろうか。
もう、思い出せない。
あらためて、ありがとう宮崎爺。
某日―。
こんな映画体験は、滅多に訪れない―といいながら、日本版『許されざる者』(トップ画像)にえらく感銘を受け、こりゃ何度も劇場に足を運ばなければいけないぞ、、、と。
リメイクで成功した映画は少ない。
この作品は、成功した数少ない映画のひとつであり、そのなかでも最高の出来といえよう。
この時点でいうのは早過ぎる気もするが、今年は良作の年。
「何度も観に行かなければ」という気持ちが「何度も」訪れる年って、何年ぶりのことだろうか。
某日―。
「したまち映画祭in台東」の初日を取材。
芥川賞は取り損なったが、発起人・いとうせいこうの活き活きとした表情が印象的。
せいこうさんとは7年ぶりの再会だが、
「う~~ん、記憶の片隅に、なんとなく、なんとなく、君の顔があるよ」
「ほんとうですか」
「たしか、映画キチガイとかいっていたような」
「そうです、そうです!」
「そういうことばを平気で使う子は珍しいからね、それで覚えていたんだろう」
「ほめことば、ですよね」
「そう解釈してもらえれば(笑う)」
某日―。
ハニーと多摩動物園デート。
動物園デートは、3年ぶり。
安上がりだし、その割には何時間居ても楽しいし、お互いが「なにか飼いたいのに、飼えない」環境にあるため、気に入りの場所なのだ。
しかし。
何度行っても、何時間眺めていても、孔雀が羽を開く瞬間を目にすることが出来ないのだった。
たぶん、目にすることが出来るまで、この動物園に通い続けることだろう。
某日―。
小さな映画館で特集上映を観た帰り、劇場前あたりで若い女子に声をかけられた。
「ブログ、毎日楽しみにしています」というからウェブ上での知り合いかと思ったら、10年前のバイト仲間だった。
「わぁ、久し振り!」
「ご無沙汰しています」
「なんか、変わった」
「いいほうに、ですか?」
「もちろん・・・なんというか、美人になった」
「ありがとうございます、まっき~さんは、なんにも変わってない」
「(苦笑)でしょ、それは、いい意味なのかな」
「悪くはないと思います。変わったら、なんかショック」
「そうか、じゃあ、死ぬまでこの感じで」
「はい、よろしくお願いします」
なんだ、よろしくって。
でもなんか、すっげうれしかった。
そんなこんなで、もうすっかり秋だ。
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『許されざる者@町田のスーパー篇』