Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

3分の入浴

2013-09-06 00:30:00 | コラム
風呂が好きだ。

嫌いなひとのほうが少ないと思うけれど、
外的なヨゴレだけでなく「汚れっちまった」性根さえ洗い流してくれそうで、入浴というのは自分のようなヤツに最適な行為なんじゃないかと。

洗濯物が増えること、ガス代がかかること―難点があるとすればそれくらいで、

ビールは美味いし、
気分は爽快だし、
よくウンコする自分なんかからすると、肛門くんもキレイになるし、
よくザーメン垂れ流す自分なんかからすると、ムスコちゃんもキレイになるし、

だから、日に何度も入浴することが多い。


夏の時期も可能なかぎり湯を溜めて入りたい。

とはいっても、速筆・速読・早喰い・早便・早漏を信条とする自分だ、
やはり入浴時間も早い、、、というか短い。

歯磨きしてシャンプーして身体洗って、湯に浸かる。
浸かっているのは、用意しておいた煙草を一本吸い切るまで―たぶん、3分くらいだと思う。

柄じゃないと思うので半身浴みたいなこともしない。

3分のために湯を溜めるのもどうかと思うが、もちろん何度か入ってから流すよ。

入浴時は、部屋の電気を消す。
日中に入ることも多いからだが、夜であっても「たいてい」消す。

月のあかりで、充分に明るいからだ。
月見風呂ってわけ。

湯に浸かっているのは似非マッチョな自分だから、絵として美しいというわけにはいかないけれど。
フカキョン(トップ画像)の入浴シーンなら男子が「もれなく」見たいだろうが、
自分のなんて、死んだかーちゃんでさえ「おえっ」となるはずだ。


さて。
前アパートがユニットバスだったものだから、いまの風呂に不満はない。

不満はないが、市井の民の多くが思うことだろう、脚だけでなく身体全体を伸ばしても「余裕がある」くらい大きな風呂が理想ではある。

いまの風呂は、たとえていえば『家族ゲーム』(83)で伊丹十三が浸かっていたような、団地特有の正方形のもの。
ちょいと小さ過ぎる。
女子とイチャイチャやるにはこのくらいのほうがいいが、数年前にデリヘル嬢を呼んだときは、

「えー、ここでするの~!?」

なんて、イヤな顔をされたこともある。

「大丈夫、大丈夫。狭いほうが、いろいろ興奮するんだって」
「そういうもんかな」
「うん、そういうもん」

「えー、電気も消すの~!?」
「ほれ、月明かりがあるからさ」
「なんかちょっと、怖い~」
「大丈夫、大丈夫、こういう照明のほうが興奮するんだって」
「そういうもんかな」
「うん、そういうもん」

「でも、こっち側は外に面していて、反対側は階段でしょ、声、漏れない?」
「うん、漏れる漏れる」
「漏れるの!?」
「・・・あ、いや、漏れない漏れない」
「・・・嘘でしょ」
「・・・多少漏れたほうがさ、興奮するんだって」
「そういうもんかな」
「うん、そういうもん」

「あたしはいいけど、ずっと住んでるあなたはいいの?」
「なにが?」
「声が漏れて」
「もう、この際、ね」
「(笑う)面白いひと」


・・・って、なんの話だ?


あんまり調子に乗り過ぎると騒ぎ? になるので、それ以降はデリヘル嬢を呼んでいない。

というか、こういうこと書くとハニーに怒られるし。


つい最近までは「我慢して」熱い湯に浸かっていたが、これからの季節は「ちょうどいい感じ」になる。

町田・八王子は都心に比べ気温が3~4度低いから、なおさらである。

電気代なども、世間では夏のほうが心配されるが個人的には冬のほうが心配。
例年、12~2月が最も高くなるので。

電気代浮かすためにも、熱い、熱~~~い湯に浸かろう。


※NO、入浴!!




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明日のコラムは・・・

『39歳男子、カレンダーに悩む。』

コメント (4)
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