↑ さっきお客さんに言われたひと言です。
ヾ(;´▽`A``アセアセ
「はぁ~い、お待たせしてごめんねー」
・・・でもお客さんってかたまるからそれほどでもないんだけどね
(6 ̄  ̄)ポリポリ
一昨日は「正月か?」みたいな暇さ加減で焦ったけど、お蔭様で昨日今日はそれほどでもないね(^^)
・・・・ん?
忙しいのか暇なのかどっちやねん(^ー^;
まぁ「セルフは元売主導の産物」の別記事とコメントのお返事もまだ書けてないってことですぅ~
しばしお待ちを~~~
常連のトラックの運転手さんから
でっかい椎茸~
ご近所さんから
人参の間引き菜~
昨晩これを洗って刻んでごま油で炒めて・・・終わったら日付が変わっていたのだ(^^;
椎茸はバターで焼いて塩振って食べよっかな~♪
追記
さっき給油伝票にサイン貰ったとき、手の平に乗せてくれた飴ちゃん(笑)
4月8日 燃料油脂新聞より
超低マージンのSS運営続く 「激戦地のガソリン5円以下が定着」
元売提携カード客増加 「身を削って元売に貢献」
※ガソリンマージン5円の激戦区にとっては「あるだけマシ」になるカード・・・
激戦区フル店廃業進む
※賃貸に出した方が収益が望める。
「お客様は神様じゃない」
*****
マージン5円は本当に「やってられない」レベルです。
市況にも波があるから好市況になれば一息つけるけど、これが定着したら・・・・
「こうちゃん、早くやめようね!!」
(笑)
でも私はこの5円マージンで吹っ切れた。
暫定税率騒動後、新仕切り方式導入までの数ヶ月間、この5円しかマージンが取れない市況になって・・・
10リッター給油で50円の粗利
それまでは、それまでの慣習で“仕方なしに”10リッターとか1000円分の限定給油でも窓拭きなどの“無料サービス”をしていたけど、
これを機に、「1000円分は入れるだけ」と、開き直ることが出来るようになりました。
4月10日 燃料油脂新聞
消費税額が粗利益上回る
まともなマージン確保すべき
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4月5日 ぜんせきより (※青字はmasumi、リンクには★)
全石連関会長 元売に5項目要望スタート
※3月23日に記事にした全石連から元売への要望です。
1、業転玉と系列仕切りとの価格差解消について
「元売がまずやらなければならないのは供給過剰の問題。需給の適正化に取り組むべき」(昭和シェル)
「需要減に備えて需給を絞っておかないと適正マージンが確保できない」(JX)
「東燃ゼネラルグループとして以前から取り組んでいるのは輸出、貴重なチャンネルの1つと考えている」(EMG)
特約店の業転購入については、「安い玉をお買上げになるお店があるとすれば、それは抑えようがないが、我が社としては、安定的に供給することが使命で、そういった部分も含めて特約店の方々にはお考え頂きたい」(JX)
※(゜◇゜;)!!!
※消費者を欺く販売店を容認している元売は犯罪幇助 、でしょー!★
2、子会社SSに対する率先垂範の指導について
「元売各社も競争をしていて、マーケットの中で戦って適正利潤を確保しなければならない。これは個社で対応が分かれるが、皆さんのご要望、お声は十分に承知している」(昭和シェル)
「適正口銭の確保を常日頃から指示している」(JX)
「我々の直営店舗は約140ヶ所。日々、運営していく中で、市場が厳しい状況にあることは十分に理解している。その危機感はひしひし感じている」(EMG)
3、卸価格方式への見直しについて
「もちろん各特約店がきちんとした健康体で売ってもらわなければならないと考えている」(昭和シェル)
「仕切り政策については従前から透明性と公平性の確保に努めている」(EMG)
不満が高まっている期中改定については、「業転との差が広まってしまうので、期中改定を行って、追いかけている状態。追いかけなかった上期は業転格差が広がり、なるべく格差を縮めたいという販売業者からの要望を受けて始めた」(JX)
※多分根本的な意味を取り違えていると思う。
4、SSの“公共インフラ”としてのPR活動の強化について
「需要の創出や需要の維持・拡大は、共通の事項だから、石油連盟と全石連が組んでやるべき」(昭和シェル)
「コマーシャルなども行っている」(JX)
「同感であり、大賛成である。先の震災でインフラとして機能したのはSSだった」(EMG)
5、系列SSはどういう存在かについて
「我が社は特約店主義でやっている」(昭和シェル)
「特約店の方々が長く続けていくためにどうすればいいかということを強く念頭に置いてやっている」(JX)
「代理店の数も多く、出資しているところも少なくない。企業同士のお付き合いで、それぞれの経営の違いを尊重しながらも、ウィンウィンの関係になるように努めている」(EMG)
※・・・・えーっと、販売店(3者店)はσ(^_^;)?
(論説)公取委実態調査に期待
公取委は昨年4月、実態調査を行うことを明らかにした。
公取委の調査は04年9月に公表された「ガソリンの流通実態に関する調査」以来。
公取委は今回の調査を「石油元売およびガソリンスタンドの競争・取引実態に係わる調査」という名称で取り扱っている。
それから1年。公取委は予備的なヒアリングを経て、元売や販売業者に対しアンケート調査と個別具体的な調査を実施している。
その間も、系列と業転の格差は拡大し、大手廉売業者やそれを追う元売子会社によって市場競争がますます激化。
石油販売業界は今回の調査で不可解な取引や不透明な仕切価格決定の仕組みが解明されることを待ち望んでいる。
結果によっては、今後の石油販売業界における競争のあり方だけでなく、中小販売業者の事業継続の判断にも影響を及ぼす可能性がある。
セルフ価格差20円に迫る
※異常でしょ?
セルフが安いと言ったって、業転が安いと言ったって、個人経営の小さな店の仕入れ値は大手には勝てない。
敷地面積や計量器の数でも、販売数量には差が出る。
数量インセンティブがある以上、格差はなくなるどころか広がる一方になるよ。
発券店値付けカード善処要望 「高まる廃業要因への危機意識」
代行給油を行うメリットはない(91%)が、お客様の利便性のため・・・
※給油履歴を見て「この粗利が全て代行給油手数料だったら?」と考えたら、完璧に“廃業要因”です。
このカードは給油代行カードだとハッキリ意識しなければいけないと思います。
地域顧客に申し訳ない・・・
当該ケースは大手の撤退だが「値段ではなく、人間関係を最重視しながら、地場のお客様にご愛顧いただいてきたので、申し訳ない気持ちと、
市場が荒れ果ててしまいここを離れねばならなくなった悔しさが半々」
※やめる決心が中々つかないのは、顧客に対しての“申し訳ない気持ち”、どのお店もこれが大きな割合を占めていると思います。
悔しさも本当によく分かる。
*****
一面の「元売に5項目要望スタート」と「論説」を読んで、
masumiさんは「やっぱりさっさと撤退しておくほうが良かった!」と思いました。
もしも何か「動き」があったとしても、新仕切り方式のときと同じで、期待は又すぐに失望へ変わると思います。
緊迫感のない元売首脳陣たち。
真摯さも感じられません。
公取委のアンケートも、商社など“卸”の側からのマトモな回答は期待できないと思っていますし、例えあったとしても今後も「自由競争」が続くのです。
自由競争の下ではインセンティブは“公平公正な取引”の一環とみなされます。
仕入れ値の格差は、無くならない。
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セルフは元売主導の産物で、都市部や国道沿いなどの主要幹線沿いに集中している事が明らかになってきた。
一方、全体の7割以上を占めるフルSSは山間部や島しょ部に集中しており、人口の減少で厳しい経営を余儀なくされていることも分かってきた。
需要が期待できるところにセルフが根付き、そうでないところはフルを踏襲するという構図。
セルフが元売主導の産物と結論付けるのは、6割近くが社有(元売の所有物)であることだ。
社有は都市部に集中しており、需要を当て込んだ元売政策の一環とみていい。
系列SS全体でセルフはまだ3割に満たないものの元売が先導役を務めたことは否定できない。
一方、山間部などに集中するフルは、特約店や販売店の自己物件が多い。
とりわけ販売店はセルフに関心を示さなかった、或いは切り替えることができなかったところが多く、販売店全体のセルフ比率は微少。
こうした実態から浮かび上がってくるのは、セルフとフルに地域格差があることだ。
需要のある都市部にセルフが集中し、過疎化が懸念される山間部にフルが数多く存在する。
しかも都市部の価格競争が伝播し、山間部のフルは「低価格と需要減の二重苦に喘いでいる」という。
3月25日 燃料油脂新聞より
*****
元売がセルフ化を推し進めるのは何故でしょう?
1996年3月 特石法廃止で製品輸入の自由化
1998年4月 セルフ解禁
2001年12月 石油業法廃止で元売が小売に進出
19年前から“価格競争”が始まっていたわけですね。
それより以前、まだ日本が好景気、いわゆるバブル時代に、元売は自社資本を投入して大型の店舗を主要幹線沿いなど需要の見込める場所に作りました。
しかしこの時はまだ元売自身は小売を行えず、大手の特約店に社有SSを貸し出す形で運営をさせたのです。
セルフが解禁になると、補助金を使って社有SSをセルフに改造。
価格競争に勝つために、大手は次々に店舗をセルフへと改装していきました。
※このときの補助金は確か2分の1以上出たと思いますが、元売や大手企業といった大資本の会社に、多額の補助金を出す必要はあったのでしょうか!?
2001年、元売が小売に進出、子会社販社が大型セルフを運営し、PB業者との価格競争が更に熾烈になりました。
※数量インセンティブを与えられない中小販売店は価格競争に参加できず、「このままでは潰れる」と、本来はタブーである業転玉に手を出すところが増えたのです。
セルフ化の流れは、元売が小売に進出するまでは元売主導のもと大手特約店、元売の小売進出により子会社販社、それから中小特約店(2者店)、最後に3者店と来たのです。
実は当店も13年ほど前に特約店からセルフ化を勧められたことがあり、セルフにしたら(3者店の当店の)仕切りが確か3円安くしてもらえるという話でした。
しかし、改装工事で数ヶ月休業しないといけません。
顧客の流出に繋がる恐れもありましたし、1店舗を生業としてやっている3者店の身にはかなり難しいことです。
結局セルフ化の話は流れ今に至るのですが、3円安くしてもらったところで販社や大手量販店の数量インセンティブには到底勝てないわけで、うちのような小さい3者店はセルフにしないで正解だったと思います。
さて、何故元売はセルフ化を推し進めるのか?
ひと言で言うと効率化でしょう。
店舗の大型化は地下タンクの容量を大きくして輸送コストを削減するため。
で、子会社販社や資本注入した特約店の社有SSには“自動配送”でどこまでも効率化を優先。
そこには採算販売の意識はゼロ、とにかく量を捌くための装置という考えでしょうか...。
とはいえ、元売は卸の時点でしっかりマージンを確保していますからね。
子会社販社のガソリンスタンド店長の中には自分の店のリッター当りのマージンがいくらかすら知らない人間がいるみたいですし...。
元売販社や広域ディーラーの中には「ガソリンは(油外収益を上げるための)集客商品と割り切っている」との声もあるそうで、そういう意識の連中と“価格”競争をしなければならないのですから、採算販売で生活の糧を得なければならない地場の業者が苦しい立場に立たされるのは当然の成り行きです。
業界紙には「安売りに迎合せず採算販売を貫け」という言葉が載りますが、市況がそれを許してくれません。
採算販売?適正利益を得ようとすれば近隣セルフよりリッター30円は高くなるでしょう。
誰がそんな値段のガソリンを買ってくれると言うのでしょう?
この地場の3者店の苦境は10年前から国会でも取り上げてもらっていることですが、一向に事態が改善されることはないままに地下タンクの法規制となったのです。
多くの地場中小販売店が立っていることも出来ずに敗退していきました。
今後も多くの地場業者がこの業界に見切りをつけて去っていくことになるでしょう。
因みに、社有SSについて本日の燃料油脂新聞にこんな記事が↓
毎日毎日こんな記事書かなくても、業転玉を仕入れれば簡単に楽になるのだけどね(苦笑)
同じ地場のフル系列がセルフの安値に追随したとき、顧客から値段が高いと苦情を言われました。
法人客の中には「若い社員から安い店に取引を変えるべきだという声が上がっている。長年の付き合いもあるし融通の利くお宅との取引を止めるつもりはないが若い社員を説得するための理由がいる」と、高値の理由を説明するように求められたりもしました。
しかし当時、業界内では公然の秘密でも、「業転」はまだ公にはなっておらず、元売も認めるわけがないという思いと、何より証拠もないのに「他店の安値の理由は業転」とも言えず、ただ「弊社の仕切りではこの価格に成らざるを得ないのです」としか答えることが出来なかったのです。
その企業はそれでも取引を継続してくれていますが、高値を理由に去っていった方も多いです。
※例え「他店の安値の理由は業転」と説明できていたとしても、消費者は“安値”を選んだと思っています。
だから他社買いして安値販売している系列店は、懼れずに「業転で安くしています」と言ってくれれば良いのに、と思います。
でもここに来て安値追随する愚かさに気が付いたのか、他店と当店との価格差がなくなりました。
(地場ではない店はセルフより1円安ですし、地場でもまだ少しだけ安いところもありますけど)
それに昨年辺りから「業転」という文字が朝日新聞に載ったり、地下タンクの法規制の報道がされたりして、やっと少し消費者が関心を持ってくれるようになりました。
それでも店頭で直接説明するには限度があり、仕切り格差までは言えても業転のことまで話す時間がありませんし、(自分でもバカみたいと思いますが)浮気組みであろう他店に対しての気兼ね(情け)も少しあります。
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灯油の計量器の上に屋根がないので、雨の日はちょっと困ります。
他にお客さんがいなくて、こうちゃんと2人のときは雨がポリ容器に掛からないように傘を差しかけます。
お客さんのポリ容器に、傘を差しかけているのです。
3月23日 燃料油脂新聞より
仕入れ格差広がる
業転・仕切り最大8円程度
3月29日 ぜんせきより
相次ぐ元売販売政策批判
販売業界への仕打ちはあまりにも過ぎている。法律でなんとかならないかと考えざるを得ない。
問われる“系列”の意味
元売にとって系列はどういう存在なのか聞いてみたい
4月4日 燃料油脂新聞より
業転「商売維持の手段」
仕切り格差埋める存在
4月5日 燃料油脂新聞より
業転売り込み過熱
仕入れソース多様化で販売力強化
*****
系列100%でやっていくのがどれだけ大変か。
数日前のことです。
荷台に灯油のポリ缶5つとペール缶2つを積んだ軽トラが入って来ました。
「軽油40リッターだけ欲しいねん」
そうです。
車と灯油はセルフで給油される消費者です。
「ありがとうございます。お支払いは?」
「カードで」
(マイド+カードでした)
ペール缶に軽油を給油していると運転席から話しかけてこられました。
その時の会話です。
・・・・・
「セルフではペール缶に軽油は入れさせてくれよらへんねんなぁ」
「そうですね、消防法で禁止されてますからね」
「ほんでも前は何も言いよらんかってんで」
「事件や事故が増えたから消防とかからの指導も厳しくなったんでしょうね」
「そうか、・・・ほんでも灯油はかまへんねんなぁ」
「そうですね、中途半端な消防法ですね」
あはははは(笑)
「そやかて、セルフはどんどん増えてるやないか。セルフばっかりになったらコレどないすんねん」
「そうですね、うちらみたいな店が全部潰れたら消防法も改正されてセルフでも入れられるようになるんちゃいますか」
「そうか!♪そやな♪!」
「・・・ほんでね、年取って、免許返さなあかんようになったら皆さん困らはるんですよ」
「?」
「セルフは配達しませんからね。 テレビでもガソリンスタンド2月危機ゆうてやってたけど、過疎地では灯油難民も生まれて困ってはったでしょ」
「!」
「灯油は、ここはいくらや?セルフとやっぱりだいぶ違うんか?」
「そらセルフの方が安いですよ」
「いや、そらそうやねんけどな、あんまり変わらへんねんやったら面倒くさいし入れてもらおうかな思て、100リッター」
「100リッターもやったらだいぶ違います。そらセルフに行かれた方がいいです」
「そうか、だいぶ違うか」
「はい、違いますね」
「・・・ほんでもしゃーないやろ?やっぱり安いとこ行ってしまうで」
「はい、そらそうです。誰かて安い方が良いに決まってます」
「でもね、セルフの売り値がうちらの仕入れ値なんです。しゃーないでしょ?」
「!そうなん?」
「そうなんですよ。 元売さんとかね、うちらみたいなこういう店、潰したくてしゃーないみたいです」
*****
御礼を言って送り出すとき、気の毒そうな目で見てくれました(^-^;
でもセルフより1円安く売っているフルがあるからなぁ...........
( ̄_ ̄ i)タラー
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農文協の季刊地域(定価900円)
13号(2013年春号)は「地あぶら・廃油・ガソリンスタンド」特集です。
57Pにmasumiさんのコメントが少々載っています。
(※コメントの中の地下タンク工事の金額は配管入替も含んでいます)
書店発売は明日、4月5日です。
*****
今まで季刊地域という雑誌の存在を知らなかったのですが、今回のご縁で手にとって見ると冬号の薪特集といい、なかなか“コクのある一冊”でした。
こうちゃんも「読んで終わりの本じゃなくてずっと置いとける本やな」と申しております。
エネルギー自給の暮らし
太陽光発電じゃなくて、太陽熱温水器に興味津々!
311以降、今の“電気を利用した暮らし”の危うさを感じるようになりました。
そういえば昨年2月のブログ記事で「山で暮らす愉しみと基本の技術」の本を紹介がてら、こんなことを書いています。
私の人生を変えていこうと思います。
「販売」する生活ではなく、何かを「つくる」生活へ。
野菜を育てて、それを使って料理して、
心穏やかに暮らしていきたいのです。
元々少々対人緊張症気味のmasumiさんは「自給自足でひっそり暮らしたい願望」もあるしね...(^_^;
ポリポリ f  ̄. ̄*)
相変らずあぶら売ってますけど。
(〃 ̄ω ̄〃ゞ エヘヘヘヘ
*****
「季刊地域」 「山で暮らす愉しみと基本の技術」、ともに発行は農文協さんです。
農文協
http://www.ruralnet.or.jp/
季刊地域
http://kikanchiiki.net/
※春号は4月5日発売です。
書店で買えない方はネットショップ「農文協の田舎の本屋さん」でどうぞ(^^)/
農文協の田舎の本屋さん
http://shop.ruralnet.or.jp/
PS
「仕入値の格差問題」は業界の闇・・・業界紙以外で活字になりました。
農文協さんに深く感謝します。
ありがとうございます。
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3月29日で締め切られた補助金申請手続きも、先着順で全国4000SSが想定されていたが21日時点で2200SS程度と、見込みを下回りそうで、SS閉鎖を決めた業者が増えたといえる。
スポーツなどの世界は強者がハンデを背負うものだが、石油販売業界は(仕入れ値が高いというハンデを)弱者が背負わされている。
これでは先行きの経営に不安を感じるのも当然で、元売の販売業界での姿勢が、地域へのエネルギーの安定供給を担ってきた地場中小SSを廃業に追い込んでいる。
*****
※数日前の業界紙に自分で給油する“自動販売機”のセルフと、人的サービスが付帯するフルでは価格が違うのは当然で、高値でもそれに見合うサービスがあれば消費者は納得し、それが高値店が生き残る道だと書かれてありました。
その通りです。
がしかし、肝心な視点が抜け落ちています。
「仕入れ値が同じなら」です。
要はマージンです。
105円で売るセルフと、110円で売るフルと・・・
5円の価格差を埋めるだけの顧客を満足させるサービス・・・
そのサービスの源泉になるマージンが・・・・適正利益がないです。
「対価の意味、再考を」って印刷してある横の記事の中に、市況がそれを許してくれない。って書いてある、その通りです。
100円で仕入れて105円で売るセルフと、105円で仕入れて110円で売るフル・・・
売り値は確かに5円高いですが、マージンは同じ5円ですから(ーー;
業転安のときなんかセルフの方がマージン多くなるときもありますから(==;
しかも販売数量はセルフの方が上ですから~~~~
単純に“売り値”格差を埋めるサービスを求めないでくださいね(ー人ー)。
4月4日追記
肝心のことを書き忘れていました。
補助金が例え全額出たとしても、「SS閉鎖は加速」すると思います。
廃業の原因は地下タンクではない。
仕入れ値に大きな格差があるからです。
一部の「自分さえ良ければ」「数量さえ捌けば」という業者の安売りによって、地場の中小SSは生業としてすら事業が成り立たなくなっているからです。
“業転玉”を仕入れても一時凌ぎにしかなりません。それに業転玉を仕入れることをよしとしない、或いは仕入れたくても出来ない店もあります。
一時凌ぎをする店が増えれば、真面目な業者が業界を去る日も早まることになるでしょう。
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4月1日 ぜんせきより
「母を少しでも楽にしたい」
その気持ちから高齢者などの靴下を履くための介護用補助具を独自のアイデアで作り出したSS経営者です。
靴下装着補助具「らくだからだ」
http://takatakaigo.web.fc2.com/
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3/25 ぜんせき「論説」より (※青字はmasumi)
量販セルフより優先するべきは
98年4月のセルフ解禁から15年。
フルとセルフの棲み分けは当初からの関心事だったが、いまもって帰結には至っていない。
量販フル対セルフ セルフ対セルフ 量販フル対量販フルが混在し、低マージン指向が常態化してしまった。
消耗戦は資本力の大きいものに分がある。
セルフ解禁初年度は全国計85ヶ所でスタートし、以降10年間は急ピッチで増加。
今年度上半期末時点で8700ヶ所。
フルを含めた全SS数は減少一途なのでセルフ比率は23%程度(地域差は最大で3倍近く)
11年度決算期の石油協会経営実態調査からガソリン販売量をみてみると、
セルフ
ハイオク 26キロリットル
レギュラー 168キロリットル
計 194キロリットル
フル
ハイオク 6キロリットル
レギュラー 46キロリットル
計 52キロリットル
灯油販売量でさえセルフがやや勝っている。
元売は、系列業者の苦渋を知っているはずだが、競争力強化の方向性を量販セルフに著しく傾け、他系列強者との乱売合戦を自ら誘発していると映る。
これが採算販売を生きる術とする地場中小SSにとんでもない悪影響を与えている。
すっかり定着したセルフの存在を否定するつもりは全くないが、不毛な業界内部留保の吐き出しはなんとももったいない。
*****
※販売数量はセルフの圧勝です。
このブログでもずーっと書いてきましたが、私の望みは棲み分けによる共存共栄です。
でもそれは叶いそうにありません。
何故なら論説にもあるように“混在”状態だからです。
窓拭きや給油サービスまで行うセルフの出現。
安値のPBに対抗する元売販社や系列大手量販店。
そこに参戦するために“業転玉”を仕入れる地場中小SS。
棲み分けるためには、セルフとフル、又、系列と非系列で、確たる色分けが必要なのに、その色分けが全く出来ていない。
これは元売もですが、業界全体の責任です。
今日の燃料油脂新聞のコラム「今日の市況」に『業転購入量3月は急増』とありました。
業転玉という卑怯な逃げの手があるから、系列業者の声も纏まらない。
産地偽装のような行いが横行していることを知ったとしても、マスコミは報道しないし消費者も騒がない。
やった者勝ちの業界。
・・・っていうか、前から消費者は騒いでいないよね?要はマスコミなんだわ。殺生権はマスコミにあるってことだ。
それは置いとくとして、
効率の悪いことは切り捨てようとする元売や切り捨ててきた量販店、その影でその効率の悪いことを生業として引き受けているのが地場中小SSです。
ガソリンスタンド過疎地とか灯油難民とか社会インフラとか、
そう言うんだったら現状のまま放置してちゃいけないと思うのだけど?
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