masumiノート

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ガソリンの危険性を認識した上でセルフを利用していますか?

2017年05月13日 | ガソリンスタンド3

ENEOSセルフ@消防法違反の報道を受けて消防庁が石油連盟と全石連に注意喚起を行ったそうです。

この報道について同業者の中には“セルフの規制緩和(常時解放)が目的なのでは?”というニュアンスの書き込みがあり、ガソリンの危険性を熟知しているはずの人間の発想か!?と驚きましたが、(いや待てよ、公取委が系列店でも業転仕入れOKなんていう狂った見解を出すような国だからな・・・もしかしたらあり得るかも?)と少々不安に思っていましたが、消防庁の今回の対応に胸を撫で下ろしております。

またネット上の掲示板によるとこれまで中には“見て見ぬふり”をしていた消防もあったようですが、こういう報道があった以上そういうわけにはいきませんね。

セルフSS監視業務徹底を通知

5月12日 燃料油脂新聞より
(一部抜粋)
セルフSSでの事故に関しては、平成27年度に静岡県内の店舗で利用客が給油中に給油ホースの亀裂損傷個所からガソリンが噴出し、客の体に付着する流出事故が2回続けて発生。
死傷者はなかったものの、体に付着したガソリンに引火した場合、命に関わる被害が発生するおそれがあった。

この事例では給油ホースの亀裂を従業員が把握していたにもかかわらず、給油ホースの交換や異常時の給油の制限を行わずに営業を続けていたことが問題視された。



ガソリンは液体そのものではなく可燃性蒸気に引火します。

引火点はマイナス40℃以下
静電気でも火種となる大変危険な液体がガソリンです。
ガソリン携行缶 (←セルフ式GSで給油中、静電気により引火した画像を見て下さい)

職種級別2級の業種です。




>赤字経営を恥ずかしいと思わないのか?

2017年05月13日 | ひとり言

思いません。

昔、業転のことも系列内卸格差のことも、発券店値付けカードの仕組みのことも、何も知らなかった時は別ですが。
あの頃は「恥ずかしい」というか...、赤字のワケが分からず、ただ「惨め」でした。

でも今は違います。

業転のことを知り、10円以上もの卸格差があることを知り、発券店値付けカードの仕組み(給油店の労力・本来得られるべき利益を発券店に奪われる仕組み)を知ったのですから。


リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠”