元売は「自社のサインポールを掲げて良いのは販社と資本注入提携した大手特約店とあとはお眼鏡に適う販売店だけ」と考えていると思っています。
効率の悪い販売数量の少ない 老朽化した地場3者店のサインポールは剥奪したいのだと思います。
そして『“系列”ガソリンスタンド2万店計画』は生きているー
元売にして見たら2者店でも3者店でも同じです。
お眼鏡に適わなければ2者店であっても元売には邪魔者なのでしょう。
「系列SSは2万店でよい。それ以外は(やりたければ)PBや無印になってやってくれたらよい」。
これが本音なのでは?
(※政府にとっては系列もPBも関係ありません)
3者店から系列マークを剥奪するための、「業転安」(18年前) ⇒ 浮気買い(他社買い)からマークを下ろしてPB・無印になった店が出現・増加
倫理観などで浮気買いを堪えている3者店に、背中を押すような「公取委の見解」(2年前)⇒堪え切れずに他社買いを始めた3者店の出現
さらに「流通経路証明書導入」(1年前)による追い込み。
まるで「これでもか」「これでもか」と系列3者店に他社買いを促すような、この流れ。
業転玉で3者店が救われるわけでもないのに。
そして「サインポール返せ」の動き。
この、「業転安」「公取委の見解」「流通証明書導入」が、
3者店からマークを剥奪するためのものだったと考えれば腑に落ちます。
安定供給も元売と地場店では言葉の持つ意味が違うと思っています。
地場店の考える安定供給は、極端に言えば「地域への小口配達」
でも元売は、「ここ(どこそこ)に店があります」なんだと思います。
ジブさんからのコメント
こういう考えの人って実は案外多いのかも知れません。
でも、
氏素性を明らかにして、これを公言できる人はどのくらいいるでしょうか?
本音と建前。
上に立つ方々が、建前で施策を決めているとしたら・・・
もしかしたら、それが今のこの業界の姿なのかも知れない...と思ってしまいます。