8月3日 燃料油脂居新聞 (※青系文字がmasumi)
系列と業転格差拡大 「他社買いやむなし」の声 (長野)
ある特約店は
「これだけ仕入価格が違えば販売店が業転を購入するのもやむを得ないが、それではグループが成り立たない。他社品を仕入れて販売店に卸すことで防衛せざるを得ない」と背に腹はかえられない実情を吐露する。
※3者店が他社買いするから中間マージンが取れなくて、「それではグループ(自社)が成り立たない」と、特約店が他社品を仕入れて3者店に卸す。
そうすれば中間マージンは手に入るから。
だけど、
全量系列仕入れで健全経営をしている3者店も存在しています。
建値の世界は怖い 新潟県石商 経営委員会
建値により自分の仕入原価がいくらなのか判断できないため隣の価格を見て値決めするという状況が広がっている。
経営部会の会合では“月々の決算が組めない”との業者の悲痛な意見が聞かれ、不透明な仕切価格を是正してほしいとの声がさらに強まった。
建値の世界は怖い。
一度は過払いするわけだから、もしも元売の意向によって戻らなかったり約束の金額に達しなかったりすれば会社は大変な事態に直面してしまう。
(新潟県石商浜田忠博理事長)
※摩訶不思議な業界です。
特約店販売店関係冷え込む 仕切価格で意見食い違い(九州)
背景には市場内の末端価格と自店の仕切価格に大きな差がないことにある。
これでは戦える環境にはならず販売店の不満の一つになっている。
また特約店からは系列玉を購入してほしいとの要望があるが、受け入れられない販売店の経営の厳しさがある。
※こちらの特約店は系列玉購入を要望・・・
“容赦なく切り捨て”も 元売の関係軽視に苦言
わが国の石油販売業者(特約店や販売店)は 古い所では100年、ほかの多くは50年以上も系列業者として業界を支えてきた。
言い換えれば今の元売を大きくしてきたのも「系列業者がいたから」と言っても過言ではない。
ところが今の元売の系列業者への対応は「こうした歴史を忘れたかのように冷たい」という。
子会社を増やしたうえで同一商圏内で系列業者と競争させる。
それに不満を持った業者を容赦なく切り捨てているとの声は多い。
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公取委の見解が出る前と何も変わっていない...。
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携行缶でガソリンを買いに来られるFCカードの方に、同じようなことをちょくちょく言われます。
発電機とかの機械、みんなどうしてはるの?
昔は配達とかしてくれたよね?
入れてくれる店が少ないし、・・・面倒だよ。
masumiさんはこう答えます。
皆さん同じです。こうして携行缶で買いに来られます。
配達は、昔から変わらずご利用下さっているところだけ、昔ながらで行かせてもらってます。
FCカードで配達? とんでもない! 逆ザヤもいいとこです。
こういう店はどんどん減っていくでしょうから、お客さんは今よりもっと車を走らせて遠くまで買いに行かなきゃいけなくなるでしょうね。