masumiノート

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方向転換

2014年07月16日 | ガソリンスタンド2

水素ステーション、商用として初開設 岩谷産業、尼崎に(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
岩谷産業は14日、燃料電池車に水素を供給する「水素ステーション」を、商用としては初めて兵庫県尼崎市に開設した。本年度内にも燃料電池車の一般販売が始まるのを控え、ステーションの整備が東京や大阪など都市圏で進む中、産業ガス大手として新市場でも地歩を固めたい考えだ。

実験用施設ではなく、燃料電池車の販売開始後に水素の一般向け販売を始める。価格は未定だが、岩谷は、ガソリンで走る普通乗用車と走行コストが同等になる水準に設定する方針だ。1台3分以内で、空のタンクをフル充填にする能力があるという。供給設備は1基で建設費は約5億円。実際に稼働するまでは、機器の整備・点検の実習などに活用し、運営ノウハウの蓄積を図る。


7月16日 燃料油脂新聞 (※青文字がmasumi)


適正価格維持へ 「説明責任が不可欠」 栃木県内

※公取委の見解発表(日経記事)が出たことで、以前とは比べ物にならないくらいに理解して貰いやすくなりましたよね。
ただ一般消費者には、まだまだ届いていないと感じています。

資金繰りが悪化 ローカル小規模店にも波及 九州
九州市場では、販売店の経営が疲弊しており、毎月のように倒産や廃業が伝えられている。
販売店の経営が急速に悪化しているのは、減販と市況悪化が原因だが、引き金となっているのは“資金ショート”だ。

※違うページでは、「九州地区では節約一辺倒だった販売業界がメリハリを付けて将来に向けて設備投資」という記事もあります。
2極化の表れです。
masumiさんの立場は疲弊組ですので、このブログで取り上げるのはそっち系になりますことをご承知おきください。


消費者に同情される状況「業界閉塞感が顕著」 広島県内
各地で閉鎖するSSを目にする機会が増えたことに加え、インターネット上のブログや掲示板などでSSの実態を垣間見る機会が増えたことで「SSの経営は大変だ」との認識が広まっているそうです。

「顧客サービスを盾に、誰も儲からない市場をつくりだしてきた業界。そんな業界が消費者に同情されるような状況は本末転倒。
もう一度、足元の価格や顧客ニーズをしっかりと分析する。
そして消費者サービス一辺倒ではなく、事業者自らの経営状況も加味していく。
業界全体が方向転換にカジを切る時期に差し掛かっているのではないか



ありがた迷惑な方もいらっしゃるようです。

2014年07月16日 | ガソリンスタンド2

「消費者に同情されたいのか?」という同業者からの棘のあるコメント。
?????このブログを書く理由は何度も書いているのですが(溜息)

・・・

「俺は何も文句言わへん。あんたんとこの請求書通りに払う」 「いくら高くてもここに来るよ」 「セルフが安いのは知っているけど、(人それぞれの理由で)」「お前んとこくらいやで、値段の看板出さんと商売できてるのは」 「いつも世話になってすまんなぁ」 「安い店があるのは知ってるけど...、しっかり儲けてや」

当店の顧客は、高値の当店に対してこんなふうに言ってくれます。
オイル交換にしても、こうちゃんが配達で留守の時は3度でも出直して来てくれます。

「お前んとこくらいやで、値段の看板出さんと商売できてるのは」と言ってくれる人の「高いな!」と、
車はセルフで携行缶だけ買いに来ての「高いな!」は、言葉は同じでも全然別モノなことは分かりますよね。


「業転しか生き残る術はない」 「収益は油外で」という業界の中にあって、
業転を取らずに、人員的に油外はお断りするしかない状態での経営が、苦しくならないわけがない。


休みも取れず、給料も安い。 確かにそれも嫌なことだけど、耐えられないほどのことではない。
耐えられないのは、業転の事など、業界の歪みを知らないがゆえに浴びせられる消費者からの非難です。


機嫌よく当店を利用してくれている顧客の横での、「ぼったくり」の罵り。
価格の説明をしようとしても聞く耳すら持ってもらえないし、又、元売が「業転は出していない」と言っていたことで説明に信ぴょう性が出ない現実。

近隣の消費者は、安値を好む方は既に当店には来店されていないわけですから、説明、知ってもらう必要はありません。
知って頂く必要があるのは、他府県の方や携行缶だけの方です。

知ってもらえれば、ぼったくりの誹りからは逃れられます。
組合が業界として全国紙に意見広告を出してくれれば、一個人がこんなブログを書かなくても済みますがそれは無理なようです。
ならどうするか。

幸い、インターネット(ブログ)というツールがありました。
ただ個人的なブログでは文章だけでは単なる愚痴になりますが、業界紙の記事を紹介することで業界の実態だと認識して貰えます。

知ってもらえれば、消費者の無知や誤解から発せられる理不尽なクレームを回避できます。
一番良いのは知ってもらうことで業界が是正されることですが、我が身が可愛いmasumiさんはそれが叶えられればそれで十分です。


同情や感謝、そんなこと来店の度に言われたら居心地悪くて堪らないでしょう。
お客さんには「サービスルーム?サービスなんてしてもろたことないぞ」みたいな軽口を叩きながら利用してもらいたいです。


***

このブログを読まれている消費者の皆さんは、ご自分の利用されているお店が他店の値段より安いからといって「大丈夫なの?」と心配しないであげてください。

そのお店はそれが可能だからその値段で売っておられるのでしょうから。








横断幕を選ぶ基準

2014年07月16日 | 日記



横断幕と幟の色が剥げてきたので新しいものに交換した。

masumi:「おまかせくださいって書いてあるけど、こうちゃんおらへん時におまかせされてもmasumiさんには無理ですよ」

こうちゃん:「だからコレにしたんや」

もう1つの方は「無料点検実施中」って書いてあったので、こちらにしたそうです。

「こっちやったら『今おらへんから』って断れるやろ」


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※一生懸命頑張った末の、“今”なのです。