「ガソリンスタンド廃業」
このキーワードで検索してみたら結構ニュースにもなっているし、ツイッターやフェイスブックなんかで書いてる人もいた。
福井、香川の廃業も多いみたい・・・
でも「仕切り格差」「差別対価」「業転」というコトバはどこにも見当たらない。
そしてやっとmasumiノートが出てきたのは8、9ページ目。
・・・ダメじゃん。
「仕切り格差」「差別対価」「業転」+「発券店値付けカード」
これによって40年50年、地域社会へのエネルギー供給を支えてきた町のガソリンスタンドが廃業を余儀なくされる事態に陥ったのだという事を、全国の消費者に知ってもらう為にmasumiさんの人生はある!?・・・と言っても過言ではないのだ?!
(‘‘;
ブン( ̄ロ ̄= ̄ロ ̄)ブン
そんな人生は嫌じゃあ~~~~~!
だから早く知ってもらって、この目的から卒業したいのでござるよ。
そして次へと進むのじゃ( ̄Λ ̄)ゞ んむっ
2012/6/8 帝国データバンク
特別企画:ガソリンスタンド経営業者の倒産・休廃業動向調査
***お知らせとお願い***
初めてご訪問くださった方へ
このブログの現在一番の目的はガソリンスタンド(昔ながらの)が置かれている現状を知ってもらうことです。
ガソリンスタンドカテゴリーの記事を全て読んで頂きたいのですが、あまり一般の方が興味を引く話題でもありませんので、
規制緩和以降のガソリンスタンドが置かれた現状を予備ブログ「masumi_iのブログ」にアップしました。
是非ご一読下さい。
再評価すべき老朽SSの足跡
1月18日 ぜんせき「論説」より
1995年1月17日、阪神淡路大震災が発生。
首都圏に次ぐ大都市圏のライフラインが寸断された際、石油は供給と物流面で底力を発揮し唯一のエネルギーとしてその役割を果たした。
堅牢頑丈なSSは、内なる備えであったその防火塀が、外からの防火塀の役割を果たし、多くの被災地SSが即時にその機能を回復させた。
ここでも最大の役割を果たしたのは、停電の中で奮闘した被災者であるSSマンであった。
それから15年2ヵ月後に発生した東日本大震災では、より広範なエリアで、より多くの人命が危機にさらされる事態となった。
石油とSSが、大震災時にでも機動的に役割を果たせる唯一のエネルギーであり、インフラであることが再証明されたが、この2つの大震災の狭間で実際に起きたことを、いまの日本を担う政権は省みてほしい。
大震災を経ても、エネルギー政策では地球温暖化対策という冠をいただいて、脱石油が政策的に図られ続けた。
石油代替のエースは、東日本大震災前は原子力であり、いまは新エネルギーと天然ガスがその地位を占める。
高値であろうが増税であろうが、最終価格に転嫁できる電力や都市ガスが有している力を、石油は与えられていない。
すでに比類ない重税にある石油に対して、さらに車で失う財源、緑化財源を欲する動きがある。
灯油で暖を取るしか術がない地方の高齢者から搾り取り、太陽光パネルとエアコンに囲まれて高価なEVを所有する都会の生活者を支援する。
その仲介者が政治である。
どう弁を弄しても、こうした構図なのだ。
1960年にガソリン税、軽油引取税が始まり、SSはガソリン税の実質徴収者として53年間で国に累計88兆円、地方に12兆円の税収をもたらした。
その合計はちょうど100兆円になる。
軽油を介しても34兆円の税収で地方財政を支えた。
40年50年が経過した徴税マシーンであったSSは、堅牢頑丈なゆえ更地にするにもコストがかさむ。
かつて、そうしたSSへの支援が講じられたが、ある時に政治は、公開の場でそれを「泥棒に追い銭」と評した。
それまでの支援が終わりを告げてしまった。
開業45年でこの2税だけでも平均30億円の税収をもたらしたSS。
それが退役しようにも、まだ多くの身銭を切らねばならない状況が生じている。
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国のエネルギー政策に翻弄されるのは時代の流れで仕方がないことかも知れない。
でも、本当に灯油で暖を取るしか術のない家庭っていうのは存在していて、しかもそれは独居老人だったり車を持てない低所得者だったりする。
関東以北の厳冬地域でのそういった人たちのことを、政府も元売も本当にもっと真剣に考えなくてはいけないと思う。
たぶんもう、「待ったなし」ですよ.....。