報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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 実際のものとは異なります。

電車に揺られて末寺参り

2012-10-14 20:02:26 | 日記
 今日は予定通り、日蓮正宗のとある末寺を訪れた。無論、「部外者」たる私が1人で行って参詣できるはずもなく、ちゃんと私を案内してくれた信徒さんがいた上でのことだ。1年半ぶりに見る御本尊に対しては、何の感情も無かった。恐らく、御本尊も無関心を装っていたのだと拝察する。全国の末寺では支部の登山があったり、御講があったようだ。私が訪れた所もそうだった。顕正会では日曜勤行が行われている中、宗門では御講が行われている。私が訪れた末寺では、顕正会でも取り上げられることのある「上野殿母御前御返事」だった。爾前経を足場に例え、法華経を塔に例えた話だ。顕正会では、浅井会長がこの御文にかこつけて、宗門や創価学会の悪口のオンパレードだった記憶がある。宗門においてはそんな低レベルな話をするはずもなく、創価学会の悪口なんて言ってなかった(そもそも創価学会は異流儀ではあっても、爾前経じゃない)。
 そうそう。この日に受戒される新信徒も、参加していた。私も聞いたなぁ……。御僧侶の、
「今身より仏身に至るまで……」
 から始まって、周りの信徒が、
「保ち奉るべし」
 と答える、アレだ。私は黙っていた。クビになった人間が偉そうに、
「保ち奉るべし」
 なんて、とても言えるもんじゃない。勘誡の時は、何て言うんだろうね。あ、そうそう。信徒から見れば、“受戒”と言い、僧侶側から見れば、“授戒”となるらしい。意味は、漢字を見れば何となく分かる。
 御講の後で、法華講愛唱歌“広布の青嵐”の合唱があった。これも懐かしいのだが、やはり私は黙っていた。とても今の私は、
「我ら青嵐、法華講」
 と、言える立場じゃない。何しに来たんだろうな~、オレ。

 あとは、某板に出入りしていたリスナーの方を見かけることができた。私はいいのだが、その人もその板でイジられて大変そうだったな。法華講に入講してもイジるって、どうよ?それとも、その名無しのリスナーとやらは法華講員じゃないのかい。集中して唱題されていたので、とても声を掛けるどころではなかった。この板見てたら、業務連絡……ああっと!参詣した寺院がバレるので、それもできない。

 私を顕正会に引き入れた超本人は、顕正会活動を休止して、今はゴルフに凝ってるらしい。全く。いい気なもんだ。ところで私はフォルクスワーゲンより、アルファロメオの方が好きなんだが……えっ、違う?あっ、失礼!そっちの“ゴルフ”じゃないって!

 あとは……まあ、そろそろ元の所属寺院の御住職にお詫びに行かなきゃな……。ううーむ……。埼京線の窓から、富士山はまだ見えないぜ。余計、遠く感じるぜい。
コメント
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