Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

公務員、辞めたらどうする?    山本直治(PHP新書)

2007年08月15日 | 本と雑誌
Hitorigaten

 人員削減と給与抑制が続く中、マスコミからははげしいバッシングの嵐で、「給料泥棒」の誹りを受けている公務員。仕事の内容に疑問を抱き、敢えて市井の人となる「若きサムライ」の出現は、明日の日本の光明か、はたまた・・

○たとえば、目の前に困った人がいても、平等ルールに反する特別扱いになる場合は、よかれと思っても手を差し伸べてはいけないことも出てくる
○異動してきて、三日で猛勉強し三年経験してきたように振る舞って当然
○人員削減の結果、昔に比べてお互い忙しくなり、職場で仕事の相談もできない
○本来組織論として言えば、部下の仕事の質・量・進め方に気を配り適時コントロールするのは、管理職の仕事のはずだ
○働き過ぎで倒れても、役所は守ってくれないから、自分の体調は自分で守れ
○これまで公共部門が実施してきたサービスを市場化テスト(官民競争入札)にかけ、より安く、良いサービスを提供できる者が落札する時代になる
○「同一価値労働・同一賃金」「ワークシェアリング」
○「努力すれば報われる社会を担保する基本装置」である教育
○お客様からお金をいただいて仕事をすることへの責任とやりがい
○職務経歴アピール:①コミュニケーション能力、バランス感覚そして調整能力、②専門的知識、③マネージメントリーダー経験、④「やらされ仕事」以外、⑤役所用語は通じない、⑥志望動機には「仕込み」必要、⑦短く
○ずば抜けた情報収集力と企画力により、日本最強のシンクタンクといわれるのが霞ヶ関の官僚機構

コメント
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