Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

北京大学 超エリートたちの日本論   工藤俊一(講談社α新書)

2007年05月12日 | 本と雑誌
Hitorigaten

 

 過去を振り返れば、時には親であり教師であり兄であり、また時には憎むべき敵役と見なしていた中国。
 オリンピック、万博後に懸念が示されているが、「アジア」の民としての共同歩調に日本の未来を託す是非は如何に・・・

 

○日本に対する「仇恨(チョウヘン)」は深い
○「叛徒(パントウ)」裏切り者
○「漢干(ハンチェン)」売国奴
○国旗は愛国心の象徴  「倭寇」
○中国人の考えでは、悪いものは悪いもので、犯した罪も永遠に消えないのだ
○中国人は相手をよく観察する。そしていったん信用できるとなったら、とことん信用する。
どうやら日中の理解を深めるカギはこのへんにあるのではないだろうか
○「西洋人は利、日本人は礼、中国人は情」
○明治維新後の日本と中国の交流、魯迅と日本人との付きあいなども、冷静に振り返ってみてください
○近衛文麿:きみたちは、一人ひとりが民間大使の心構えで生きなさい。そして、ひとりでもよい、真の中国人の友達をつくりなさい
○好日 →厭日 → 嫌日 → 反日
○私が日本に留学したのは、日中両国の架け橋になりたいためです。そして、いろいろある、お互いの誤解を解いてあげようと思って留学しました

 

コメント
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