Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

人にはどれほどの土地がいるか     谷野 陽(農林統計協会)

2007年03月07日 | 本と雑誌
Hitorigaten

 未来に対する「絶望的な予測」が発表され続けている現在、「生命の糧」から見た地球の容量がいかほどのものなのか?議論の大本に戻ってドグマを確認したいものである。
 いずれにしても、人間の生物学的サイズは、「座って半畳寝て一畳」と言われておりますが・・・

 

○食物連鎖:独立栄養生物、従属栄養生物
○植物生産量:1,630億㌧(陸地1,073億㌧うち森林695億㌧ 農耕地91億㌧、海洋557億㌧)
○人口密度:
 ・狩猟-5K㎡/人
 ・初期農耕-0.5ha/人
 ・焼畑-12.5ha/人
○日本の人口密度
 ・7世紀 500万人(646年:班田収授制度)
 ・10世紀 600万人
  ・16世紀 1,100万人(1582年:太閤検地)
  ・18世紀 2,900万人(1716年:享保の改革)
○マルサス人口論:人口等比級数、食糧等差級数
○「成長の限界」(ローマクラブ):1972年
○「来るべき宇宙船地球号の経済学」:1968年
○世界穀物生産量:約20億㌧ → 340Kg/人/年 → 2,700㌍/日 → 57億人
○ウルグァイラウンド:輸入数量制限廃止 → 関税化
 ・輸入価格=国際価格=国内価格/(1+関税率)
○年間CO2放出量:米国5.3㌧、独3.0㌧、英国2.7㌧、日本2.4㌧、中国0.6㌧、印度0.2㌧
○一人あたり農地面積:日本401㎡、仏3,375㎡、伊1,949㎡、独1,476㎡、英1,022㎡
○葉面積:土地面積の4倍程度の表面積が最も 効率的
○日本型食生活:独特の食習慣と経済社会の発展段階に対応
○サロー:生産性(スイス)、消費水準(中国)、人類平等性(スウェーデン)、社会規律(日本)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする