Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

農業は人類の原罪である       コリンタッジ(新潮社)

2006年11月11日 | 本と雑誌

Hitorigaten
 刺激的な表題に、思わず手にしてしまった一冊である。「人は生きるために、生き物の生命を奪う」だから食事の前には手を合わせて「いただきます」子どもたちに伝えるべき躾である。

○農耕の始まり:1万年前に中東→新石器革命
○狩猟・採取民:バラエティに富んだ食べ物
○農耕民:ほんの数種類のおきまりの作物
○「原農耕民」:4万年前(旧石器時代後期)                                                                                         ①園芸(庭いじり)
  ②耕作:耕す → 挿し木
 ③牧畜
○カイン(菜食)とアベル(肉食):創世記四章二節
○農耕民と牧畜民は、どの時代にも利害が対立
○Homo属:200万年前→Homosapiens:10万年前 バスの列に紛れても全く違和感ない
○大型動物を絶滅に追い込んだのは人間
○クロマニョン人:原農業 → ネアンテルダール人:狩猟
○新石器革命:ある特定の場所で長期にわたる大規模な農業の始まり                          → 都市の発達と文明
○最後の氷河期:1万年前
○決定的な出来事:海水面の上昇(200m?!)
 → 海辺の平地から内陸部へ移動
 → 大麦・小麦の発見
○旧約聖書:「週間農民新聞」?
○人口:800万人(1万年前)→60億(2000年)
○カイン:新石器時代 → 頑固さ、愚かさ、勤勉さ → 現代人の反省を!

コメント
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