おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション ”フリーランス診断士”の長岡 力(ながおかつとむ)です。
今日も『独立系フリーランスが苦手とする”お金”をテーマとするブログ』を読んでいただき、ありがとうございます。
このブログは、我々フリーランスが個人と事業の両面において不安を抱えている”お金”をテーマに、
中小企業診断士・FP技能士として私自らが人柱になり、知り得た情報を不定期で発信していきます。
・株式会社や合同会社等の法人を設立した小規模企業経営者の方
・会社や組織等から仕事を受けている個人事業主の方
・定年退職者や主婦等でお仕事をされている方
・これから独立を考えている方
等々、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る”独立系フリーランス”を読者として想定しています。
【過去の投稿】
第1回:「独立系フリーランスが苦手とする”お金”をテーマとするブログを始めます!
第2回:「お金に関する10の質問」
第3回:「フリーランスの現状について知る!」
第4回:「フリーランスの年収はいくらなのか??」
第5回:「フリーランスは給料を貰えるのか??」
第6回:「報酬の源泉は売上高と利益である!!」
第7回:「フリーランス、利益はいくらにすべきか??」
第8回:「フリーランスは経理も自分でやろう!!」
第9回:「フリーランスは管理不能費を操れ!!」
第10回:「フリーランスは損益分岐点売上高を意識する!!」
前回は、損益分岐点売上高を経営の荒波を意識することで乗り越えようということでした。
この狙いは我々フリーランスにはリスクがいくつもあるためです。
今後を見通すと、以下のリスクが考えられます。
「死亡」→ ある日突然。。。
「健康」→ けが・病気・事故。。。
「介護」→ 両親等に介護が必要となり、時間が取れなくなってしまう。。。
「長生き」→ 100歳まで元気なのは良いが。。。
「経済」→ そもそも年金は少ない。先立つものがなくなってしまう。。。
またフリーランスとして、私自身、以下のリスクに遭ったことがあります。
「取引先」→ これまで懇意にしていた取引先の担当者が異動になり、仕事がなくなった。。。
「発注先」→ コラボしていた女性が産休育休になり、量と質が低下してしまった。。。
「競合先」→ 別の中小企業診断士が取引先に新たな切り口で提案営業し、それが主流となった。。。
「新分野」→ 自分に全く知見がない新しい分野のコンサルティングを求められた。。。
「代替」→ これまで委託してくれた業務を内部で処理するようになった。。。
我々フリーランスが直面するリスク。上の5つは管理できませんが、下の5つには積極的に対応し、乗り越えていきたいですね!!
ファイナンシャルプランナーの勉強をしなくても上の5つのリスクには心当たりがあると思います。問題はフリーランスとして直面する可能性がある下の5つのリスクです。この考え方のベースはマイケルポーターの「ファイブフォースモデル」ですが、この中の一つでもリスクが発生してしまうと、事業遂行が困難になってしまう可能性があります。”起きないようにする!”ではなく、”起きることを考えながら!”が正しい取り組みの姿勢だと思います。
先日のサントリーの白州工場に行ってきました。予約しておくと80分の工場見学の最後に「白州ハイボール」をいただくことができます。また館内では、「山崎」や「響」等を100円(15ml)からテイスティングすることができます。ウィスキー好きな方は是非視察に行かれてはいかがでしょうか。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
申請書はプロに任せましょう!
経営者の仕事は経営戦略を考えることです。持続化補助金、ものづくり補助金等における申請書の方向性を考える時間は重要ですが、書く作業はムダな時間です。
短時間のヒアリングで申請書を完成させます。是非、当社にご用命ください。
たまには違う専門家を呼びませんか!
持続化補助金、ものづくり補助金、経営力向上計画等の経営計画策定を開催する商工会・商工会議所の経営指導員の皆様。
専門家派遣・セミナー講師等々、是非、当社へお気軽にご相談ください。
採択される「持続化補助金」の書き方について
持続化補助金の書き方を、全11回でまとめてみました。是非、参考にしてみてください!