中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

資産の引継ぎを課題に感じていますか??

2018年05月21日 04時33分24秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」241ページ「第 2-2-42図 後継者選定状況別に⾒た、経営や資産の引継ぎの準備を勧められた割合(小規模法人・個人事業者)」をみましたが、今日は244ページ「第 2-2-44図 資産の引継ぎの課題と対策・準備状況(小規模法人・個人事業者)」をみます。

下図から資産の引継ぎについて、小規模法人・個人事業者別に「課題と感じる」項目と「対策・準備を行っている」項目を見ると、小規模法人・個人事業者に共通する課題としては、「自社株式や事業用資産の最適な移転方法の検討」、「事業用資産(動産)が経営者や親族が保有する動産(車両等)と一体になっている」、「借入金を親族以外に引き継ぎにくい」などが挙げられる。

また、総じて、個人事業者に比べて、小規模法人では資産の引継ぎに関して課題と感じている割合が高い。他方で、個人事業者では、小規模法人に比べると「準備・対策をしている」割合が低いことが見て取れます。

白書は、この図の前書きとして、資産の引継ぎに関しては多様な面があり専門性を要する事項も多い。小規模事業者では、経営者個人と会社・事業との関係が明確ではないことが多い。特に、個人事業者においては、経営者自身が「その名」において事業を行い、取引先や顧客との契約を結び、事業用資産を所有しているため、個人と事業は一体である、とあります。

まさにその通りで、これを前提とした最初の分析が、本日のテーマです。昨日まではすんなり理解できましたが、今日の「自社株式」「事業用資産」「借入金」「動産」「親族」というキーワードが出てくると、専門性が求められることから、思考が専門外となってしまいますね。頑張って読み進んでいきましょう!

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