おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の184ページ「地域ごとの企業規模別の従業者数割合」をみましたが、今日は185ページ「従業員規模別の男女構成割合」をみます。
下図から従業員規模別の雇用者の性別をみると、女性の従業員の割合は規模の小さな企業ほど高くなっており、1~4人の従業員規模の企業においては47.2%を女性が占めていることが分かります。

次に、従業員規模別の雇用者の年齢をみると、従業員規模が小さい企業ほど55歳以上の従業員割合が高くなっており、中小企業、特に、小規模事業者が高齢者の雇用の受け皿となっていることが分かります。

この結果について白書は、高齢者の従業員が多いことは企業内の従業員の平均年齢が高いことを示唆しており、人材の新陳代謝がおこっていないことの裏返しを意味する可能性もある、としています。
とはいえ、中小企業・小規模事業者が我が国の雇用、特に地方の雇用においては女性やシニアの雇用に大きく寄与する多様で重要な雇用の担い手ですので、経営者は頑張らないといけませんね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の184ページ「地域ごとの企業規模別の従業者数割合」をみましたが、今日は185ページ「従業員規模別の男女構成割合」をみます。
下図から従業員規模別の雇用者の性別をみると、女性の従業員の割合は規模の小さな企業ほど高くなっており、1~4人の従業員規模の企業においては47.2%を女性が占めていることが分かります。

次に、従業員規模別の雇用者の年齢をみると、従業員規模が小さい企業ほど55歳以上の従業員割合が高くなっており、中小企業、特に、小規模事業者が高齢者の雇用の受け皿となっていることが分かります。

この結果について白書は、高齢者の従業員が多いことは企業内の従業員の平均年齢が高いことを示唆しており、人材の新陳代謝がおこっていないことの裏返しを意味する可能性もある、としています。
とはいえ、中小企業・小規模事業者が我が国の雇用、特に地方の雇用においては女性やシニアの雇用に大きく寄与する多様で重要な雇用の担い手ですので、経営者は頑張らないといけませんね!