おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の180ページ「企業規模別に見た海外展開している企業の割合」をみましたが、今日は181ページ「企業規模別に見た海外展開の状況」をみます。
下図から直接的な海外展開を見ると、大企業と中規模企業では「現地法人の設立」を実施している企業の割合が最も多くなっており、小規模事業者では「直接輸出(商社等経由を除<)」を実施している企業の割合が最も多くなっています。
また間接的な海外展開を見ると、全ての規模の企業で「間接的輸出(商社や取引先を経由した輸出)」を実施している企業の割合が最も多くなっていることが分かります。

この結果について白書は、企業の規模が大きくなるにつれて間楼的な海外展開を中心として海外展開が進むが、一定以上の規模まで成長すると、より高い収益性を求めて直接的な海外展開にも力を入れていることが推察される。
また、中規模企業、小規模事業者では「間接的な輸出」が最も多くなっており、海外展開を進める最初のきっかけとして、商社や取引先を経由した間接的な輸出を行っていることが考えられるが、より高い収益性を確保するためには、直接的な輸出や現地法人の設立や生産・販売拠点の設置等、直接的な投資を進めていくことが重要である。
また、そうした海外展開を進めるためにも、今後こうした企業への支援がより一層重要になっていると考えられる、とあります。
とりわけ小規模事業者の海外展開は大きな負荷がかかることから、支援者は効率的、効果的に遂行することがより一層求められているということですね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の180ページ「企業規模別に見た海外展開している企業の割合」をみましたが、今日は181ページ「企業規模別に見た海外展開の状況」をみます。
下図から直接的な海外展開を見ると、大企業と中規模企業では「現地法人の設立」を実施している企業の割合が最も多くなっており、小規模事業者では「直接輸出(商社等経由を除<)」を実施している企業の割合が最も多くなっています。
また間接的な海外展開を見ると、全ての規模の企業で「間接的輸出(商社や取引先を経由した輸出)」を実施している企業の割合が最も多くなっていることが分かります。

この結果について白書は、企業の規模が大きくなるにつれて間楼的な海外展開を中心として海外展開が進むが、一定以上の規模まで成長すると、より高い収益性を求めて直接的な海外展開にも力を入れていることが推察される。
また、中規模企業、小規模事業者では「間接的な輸出」が最も多くなっており、海外展開を進める最初のきっかけとして、商社や取引先を経由した間接的な輸出を行っていることが考えられるが、より高い収益性を確保するためには、直接的な輸出や現地法人の設立や生産・販売拠点の設置等、直接的な投資を進めていくことが重要である。
また、そうした海外展開を進めるためにも、今後こうした企業への支援がより一層重要になっていると考えられる、とあります。
とりわけ小規模事業者の海外展開は大きな負荷がかかることから、支援者は効率的、効果的に遂行することがより一層求められているということですね!