中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

廃業を決断するまでに時間を置くが・・・

2014年09月03日 04時18分18秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)278ページ「第3-3-26図 廃業時の資産と負債の状況」をみましたが、今日は279ページ「第3-3-28図 廃業の可能性を感じ始めた時期と廃業を決断した時期」をみます。

廃業した経営者に対して、廃業の可能性を感じ始めた時期と廃業を決断した時期を見ると、「期間をおいて廃業決断」が占める割合が総じて5割を超えていることが分かります。

白書はこれについて、とりわけ廃業の可能性を感じ始めた時期が廃業の「1年より前~3年前」、「3年より前」の者については、約7割の者が、廃業の可能性を感じてから期間をおいて決断している。

また、「6か月より前~1年前」に廃業の可能性を感じた者の約3割、「1年より前~3年前」に廃業の可能性を感じた者の4割が、「3年より前」に廃業の可能性を感じた者の約4割が、廃業を決断するまでに少なくとも数か月の時間をおいていることが分かります。

このように経営者は一定の期間をおいて廃業を意識し始めているようですが、廃業に至る直接の理由は何なのでしょうか。明日、見ていきます!

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