Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

こうやって文字を書き始めるんだ!

2017-01-18 | 3歳

【3歳6ヶ月】
双子の幼稚園の担任が、金曜から学校へ出てきていません。どうやらインフルエンザ( Grippe )にかかってしまったそう。ママンは「先生からうつっちゃうなんてこと、あるかも!?」と、すぐにインフルエンザの予防接種のことを考えたのですが、主人が言うには、フランスの子供たちで予防接種を受ける子はマレ、とか。その代わり、65歳以上は推奨されていて、無料で受けることができるそうです。

そんなわけで、幼稚園での日中は、ずーっとお絵描き(と双子は言うのだが…)。持ち帰ってくる“作品”の数もすごいことになっています。


息子は最近、1つのモチーフ(例えば、ロケット)だけでなく、2つ以上のモチーフ(例えば、その隣りに飛行機)を描いて、背景(例えば、太陽や星々)を描くようになりました。
そんな画伯がこの日、描いた絵やぬり絵の隅にアルファベット「T」の様なものを書き入れている・・・この共通した記号は何?


ママン:「これ、何?」
息子:「プレノン Prénom 。(名前だよ。)」
ママン:「もしかして、“テ”(フランス語読みで“T”のこと)って書いたの!?」(←息子のイニシャルです。)
息子:「ノン Non !(違うって!)セ・パ・テ Ce n'est pas T !(Tじゃない!)モン・プレノン Mon prénom !(自分の名前なの!)」

どうやら、絵の隅に、自分の名前のイニシャルを書き入れたようです。幼稚園でアルファベットを教え始めているのでしょうか? でも、まだアルファベットは読めないようです。
また描いた絵を数枚めくっていくと、今度は「H」の文字。


Hは娘のイニシャルですから、これは娘が書いたのかと聞くと、書いたのは息子だと。息子が妹へ絵をプレゼントしたそうです。ちなみに描いてあるものは、ロケットです。
どうやら娘はまだ、アルファベットが書けないらしい。じゃあ息子は、アルファベットを絵のように認識して覚えた、ってこと?

それを証明するように、また描いた絵を数枚めくると、今度は数字の「5」のようなものが出てきました。


5を反対に書いてあって、鏡文字みたいになっちゃってるんですけど、あー、そうか、子供って、目から入ってきた情報をイメージとして捉えて、そのまま記憶していくんですね。だから自分の名前も、いつもいつも見ていたら、読めなくてもこれは自分の名前、と分かるようになるってことかー。
ふと、気づいたよ。TもHも、鏡文字で書いちゃっているのか、判別しにくいアルファベットだね…。

そう言えば、先月の幼稚園での授業では、クリスマスに関連する物の名前を、アルファベットで書いて見せて、教えていました。そのぐらいから、息子はいつも「これ、何て書いてある?」と聞いてきていたっけ。


初めての単語を教えていく時に、こうやって文字も合わせて見せていると、文字のスペルがイメージのままで記憶されて、本格的に文字の練習を始めた時に、スムーズに入っていくことが出来るってことかな?

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トイレトレーニング☆おねしょ後のお尻クレンジングウォーター

2017-01-16 | 赤ちゃん用品

【3歳6ヶ月】
娘のおねしょが止まりません。最近は寒いからか、ほぼ毎朝と言っていいぐらい、シーツが濡れています。ママンの目を盗んで、お気に入りのキティの水筒を布団へ持ち込んでいるあたり、この子に罪の意識はないと見た!


こうも毎晩おねしょをされると、心なしか子供部屋がおしっこ臭い。いや、部屋だけでなく、娘自身がおしっこ臭いと、主人が発狂し始めた。濡れタオルでお尻を拭いて、パンツをはき替えさせるだけじゃダメみたい。
そして主人が用意したものは、ムステラ( Mustela )社の『クレンジング・ウォーター( Eau Nettoyante )』。赤ちゃんから使える汚れ落としローションで、洗い流しの必要のないお尻拭き、体拭きとして使えます。薬局取扱商品です。これをガン・ド・トワレット( Gant de toilette )と呼ばれるフランス人の体洗いタオルへ染み込ませて、おマタを拭いてあげます。
濡れタオルと何が違うのかって? 赤ちゃんの肌のための自然成分を使いながら、オーデコロン並みにほのかな香りもあるのですよ、これ。香水の国・フランスで、匂いは大事!


トイレトレーニングに泣かされた息子は、今や日中のトイレに何の心配もなく、オネショもほとんどしなくなりました。そして、年明けからオマルも卒業しました!
「まだ使ってたの?」と言われそうですが、双子がそれぞれ「赤いのが私のトイレ」「青いのが僕のトイレ」と、マイ・トイレに愛着を持っているようだったので、無理に取り上げることもないか~と思って、好きに使わせていたのです。しかし、さすがに3歳半ともなると体が大きくなって、きちんと座ってしても“外す”ことが増え、やはりオマルもサイズアウトがあるのかと片づけてみたら、意外にすんなり普通トイレを使いこなしています。
残念ながら、娘はいまだにオマル愛用中。それも、彼女なりのこだわりがあって、「オシッコはオマルで。ウンチはトイレで。」なんだそうで…。ママン的には掃除が面倒くさいので卒業してほしいのだけど、まあ、双子は連れションすることが多いので、トイレ争奪戦にならなくて済むのなら、気がすむまで使ってくれてもいいかなあ、と。
どっちでもいいから、ちゃんとトイレでしてくれればいいんだけど、ここ最近、年明けぐらいからかな、娘がお漏らしするようになっちゃった。息子のトイレトレーニングに手を焼いている間に、スルスルーッと一人でトイレが出来るようになっちゃって、かなり信用できるぐらい完璧だったのに、これはどうしたことだろうか? でも、ママンが解せないなあ…と思うのは、学校や外出先ではパンツを濡らさない。家で遊んでいる時にのみ、事件は起こる。確信犯ではなかろうか?


まあ、寒くて毎日こんなスキーウェアを着て生活していたら、トイレへ行く度に一から脱ぐのも面倒くさくなっちゃうよね・・・

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“頭足人”がやって来た☆

2017-01-14 | おもちゃ・遊び

【3歳6ヶ月】
昨日の娘のランドセルの中から発掘。
おー、これがコメントにあった噂の、顔から手足が出る「頭足人」!?


娘が描いたそうです。ちょっと驚いたのは、娘が“実体のあるモノ”を描いてきたから。最近の娘は抽象画、と言ったら格好いいけど、実態のないモノ、例えば水玉だとか風だとか、を好んで描いているからです。
今日の体操教室から帰って来た後に描いたものは、『トランポリン』。そうだね、脳みそ揺れるほどに飛び跳ねていたよね…。


ところで、最近のママンの悩みどころ・・・糊! 娘は糊付け作業が大好きで、少々まいってます…。
我が家では、3歳の誕生日に頂いた、昔懐かしい「でんぷん糊」を使っています。自然素材で出来ているから、子供が間違って舐めても大丈夫なものです。私も小さい頃、使っていました。いや、使わされていました・・・これ、スティック糊と違って、容器に入っている糊を指ですくって使うものだから、扱いにくいんですよ! 究極に指がベタベタになります。どうして実母はわざわざ、これを贈ってくれたのか?


娘の手指の動きを見ていると、おそらく、知能の発達につながるのでしょうね。スティック糊では、こうはならないもんね。
しかしね、「どうすれば出来るだけ汚れずにすむか」とか考えて、うまく指先だけですくい取る工夫をしたり、「どれぐらいの量が適量か」とか、そういう頭が働き始めるのは、一体いつのことだろう?
掃除が大変なんですけど。ブツブツブツ…


ちなみに、息子はこのグニュグニョ感覚が嫌いで、いつも「お母ちゃん、やって!」
この両極端も、どうかと思う。

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ぬり絵の変遷

2017-01-13 | おもちゃ・遊び

【3歳6ヶ月】
今日は13日の金曜日です。良いことも悪いことも起こると言われる日、私は朝から衝撃を味わいました!

今日は朝から吹雪( Temête de neige )の中、車庫から道路までの庭の雪かきをしていないため車が出せないので、通学のバスに乗り遅れないようヨロヨロする3歳児の手を引き引き頑張って学校へ辿り着いてみれば・・・ガーン! 担任が不在だからお帰りください、だって。
「は?は?は~?言ってることは分かるけど、意味わからん…」と固まる私を横目に、それで納得して帰って行く親御さんたち・・・神ですね! フランス人家庭って、早くから子供を預けるし、自立を促すようなことを多くさせるけど、その反面、12歳まで親が学校の送り迎えをするのが義務であったりと、日本より安全面に関してはとても敏感です。小学生ぐらいになっても、公園に遊びに行くにしても大人が付き添い、子供だけで友達を誘って遊びに行くということはないそうです。
この場合、預け先は“学校”であるし、担任は不在でもアシスタントの先生だっているのだけれど、そのアシスタントさんが「面倒みきれないから、働いてない親は子供を連れて帰ってください!」と口に出して言ってしまうあたり、我が子の責任者は「学校」になく、「担任」にあるのだと、今さら納得。
で、我が家の場合、ちゃっかり預けてきました。エヘヘ
友達もいるし。私も用事があったし。給食も出るって言ったし。
いつもの時間にお迎えに行って、「今日は何したの?」と聞けば、ぬり絵( Coloriage )をたくさんやったって。良かったね、家の子はお絵かき系が大好きだもんね。

学校でも先月、ぬり絵の授業がありました。私も双子にクリスマスまでをカウントダウンして楽しめるチョコ入りアドベントカレンダーを作りましたが、学校でも先生は「ぬり絵のアドベントカレンダー」をやってくれていたのです。毎朝、カレンダーの今日の数字をめくると、ぬり絵が出てくる~という仕掛け。チョコが出てくるのも子供は楽しみにしていましたが、来年はこういった遊びネタもカレンダー内に取り入れてみようと思います。


我が双子がぬり絵らしいことを始めたのは、確か3歳になってからでした。その前からクレヨンを使わせてはいたものの、単色のみ使い、書かれている線は無視で、およそ白紙に絵を描いているのと同じでは…といったところでした。それが、ある日を境に、モチーフに適した色を選択するようになり、多少はみ出しながらも線の中を塗るようになって・・・


でも、こうすることが出来るようになったのも、3歳の誕生日プレゼントで貰った、公文の『はじめてのぬりえ』ドリルのおかげと思います。ぬり絵を教えるって、どうするのかな~?と思ったら、最初は絵の真ん中が白抜きされているので、「同じ色で○の中を埋める」練習からでした。ふ~ん、こうやって塗りつぶすことを覚えていくのね。


このドリルが楽しかったのか、1週間とかからずにやり尽くしてしまい、隠し持っていた百均のぬり絵を出してみたら、線に沿って、色を塗り分けて・・・オー、これがぬり絵だよ!
二人で「(キウイの)中は色が違うのね(=緑)」だとか「真ん中は白だよね、お母ちゃん?」とか、観察力まで養われて、ママン大満足。


そして現在は、市販のぬり絵も好きだけど、自分で黒ボールペンで線の絵を描いて、それに色をつけたりして、自分でぬり絵を作って遊ぶようになりました。
ここから発展性を持たせるためには、ママンは何を準備してあげればいいのか、色々と思考をめぐらせているところです。そろそろ特大画用紙と絵の具かなあ・・・イヤだなあ、面倒くさくて…。


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折り紙をやってみた☆が・・・

2017-01-11 | おもちゃ・遊び

【3歳6ヶ月】
今日は恐怖の水曜日。学校なければ習い事もナシ、主人も居ない水曜日。さて、何しよ?

先日からの折り紙ブームにのって、今日は折り紙を一緒に折ってみることにしました。そう言えばママン、「フランス人へ日本文化紹介」なんて機会があった時のためにと、折り紙の折り方の本を買ってきていたのですよ。『親子で遊べる~』とかタイトルに書いてあるから、まあ、そのうち、家の双子のためにも使えるかな~と、思って。
折り紙は、コメントでいただいたように、包装紙を切りました。う~、こういう作業が苦手。保育士さん、本当にこんな地道な作業をしてるの~? ママン、折り紙があまり得意ではないのですが、毎回この包装紙切りから始めなければならないのは、どんどん折り紙遊びを遠ざけるよな…。
「うーん、ちょっとね…」と思っているところへ娘が追い打ち、「ピンクはないの?」
そう、折り紙の楽しさって、あの、カラフルな色紙を選ぶところから始まっているのですよね! 包装紙でも、もっと色々調達して、様々な柄を混ぜれば、より楽しいかも。

それで、双子と一緒に最初に折ったもの、息子が折り紙本の中から目ざとく見つけた『ロケット』です。ただ今、フランス人宇宙飛行士のトマ・ペスケ Thomas Pesquet さんが宇宙飛行中ですよね。我が家の人気者です。あの爽やかな好青年ぶり、宇宙からのリポートもインタビューも率なくこなす頭の回転の良さ、ママンも目がハートです~♪ 時折りニュースに登場する彼を見て息子が、「ロケットに乗る!」と、早くも将来の夢を語りだしました。ブラボ~! 息子よ、期待してるぜ!
折り紙本の中では『かんたん』と評されていたロケット、ど・こ・が・簡単なんですか~? ダメだ・・・3歳児相手では、「3回折って完成」のチューリップが妥当ですね…。本の裏表紙を見ると、『5回折ったら出来上がり!!』という本も出ているところから、そう、5回以上の複雑さは結局、教える側がほぼ全部、折ることになってしまうんですよ。折り紙している風景の写真を撮る余裕もありませんでした。
でも、最初の折り紙で、「折ったチューリップを白紙に糊付けして、絵を描く」と日本語教室の先生がやってくれたから、双子のお楽しみはまだまだ続きます。糊でペタペタ・・・


背景を描きます。息子は最近、上手に描けないことが悔しいようで、ママンに「お月さま、描いて!」「お星さま、描いて!」(←ママンの日本語がそのままインプットされるので、「お月さま」「お星さま」って男の子なのにどうよ?と思う母…)と命令することが多くなり、描いてあげてしまうんでは何の発展もないなあと、クレヨンを握った息子の指を持って一緒に描いてあげるようにしているのですが・・・他所のお宅ではどういう対処をしているんだろう?


今回、“初めて”の事に気付きました。背景をクレヨンで塗りつぶし始めたのです。これまで、もう書き足せないぐらい紙いっぱいに絵を描きまくることはあっても、白い紙を色のある風景に変えたのは初めてです。息子が最初にやり始めました。それを見た娘が、真似し始めました。


完成~!
右:息子・作『夜のロケット』
左:娘・作『朝のロケット』
双子ですね・・・


え~、息子の希望のロケットを作ったら、次は娘の希望も聞いてあげなければならない・・・船を折らされました。これも『かんたん』とマークされているからトライしたのに、ぶきっちょママン、意味わからなくて、間違えて、紙がグチャグチャになるほどに折り直して、そして娘が泣きました…。もっと簡単な折り紙教本、探すかな…。
どうして『船』かと言いますと、娘のヒーローはただ今、フランス人航海士のトマ・コービル Thomas Coville さんなんです。単独無寄港世界一周ヨットレースを49日で成し遂げ、先日のクリスマスにはフランスのクリスマス定番ソング『プチ・パパ・ノエル Petit Papa Nôel 』を歌って、翌26日にゴールした映像がフランスのお茶の間にながれました。娘は食い入るように見入っていたからね。


折り紙本の帯に、こう書いてあります。
『指や頭をまんべんなく使うから
 おりがみは子どもの力を育みます
 ・脳が活性化する
 ・集中力が高まる
 ・想像力がふくらむ
 ・手先が器用になる
 ・色彩感覚が養われる』
続けたい遊びですね・・・

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