Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

ガレット・デ・ロワは家族でやってはいけない☆

2017-01-08 | おもちゃ・遊び

【3歳6ヶ月】
昨日は七草粥を食べる日でしたね・・・ただ今のシャモニ、連日マイナス気温で、お粥もいいけど、もうどうしても鍋とかもっと温まるものを欲して、我が家で食べたものは、豚汁…。無病息災、願いながら食べました! せっかくの日本文化、我が双子に正しく伝えるのは難しい…。

ところで、その1日前の一昨日、1月6日はキリスト教の祭日である公現祭( Epiphanie )です。フランスでは、ガレット・デ・ロワ( Galette des Rois )と言う「王様のケーキ」を皆で食べる習慣があります。アーモンドクリームが入ったパイの中には陶器の人形が隠されていて、切り分けられた自分のケーキの中に見つけたら、今日は王様!というゲーム感覚で食べるお菓子です。
これを、幼稚園とは素晴しいところで、給食の時間にガレット・デ・ロワをやってくれたと言うではありませんか!? どうやら、娘が王様を引き当てたもよう。嬉しそうに王冠を持ち帰ってきました。

ダブルピースで喜びを表現したいのに、どの指を立てればいいのか分らなくなっちゃっている、の図:


 
さて、我が家での本番。双子も楽しみにしていたのですが、食べたのはようやく、パパが休みの日曜日、今日になってから。
娘のこの真剣勝負な面持ちに、一抹の不安を感じていたママンでした・・・


「あれ~?何だ、これ!」(←最近はツブヤキも日本語)と、息子が自分のケーキの中にフクロウ(陶器の人形)を見つけました! 嬉しさのあまり、ニッコニコ。


しかし、勝負が決まった瞬間、娘の目からは大粒の涙がこぼれ・・・


とりあえず王冠はかぶったものの、あまり大ハシャギ出来なくなった息子がプチ哀れ…。


だからね、家族だけで勝負事をやってはいけないのですよ。どうしても子供が甘える。きっと幼稚園でなら、王冠を貰った娘に対し、泣いてしまう子はいないと思う。いや、それが先生の力量なのだろうけど。
本当は、本当はね、昨年同様、双子の友達を自宅へ招いて、新年会気分で盛り上がりたかったんだけどね、何か企画して、皆さんが多忙でそれがことごとく断られ続けると、さすがの私も意気消沈しちゃうというかね・・・本当は双子が今、色々なことを記憶し始めた時期だから、たくさんの行事の思い出を作ってあげたいとは思うけど、ママンのモチベーションを維持するのが難しい…。何か打開策を考えないとな~。

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