【３歳６ヶ月】
クリスマス飾りは幼稚園で飾りきれないほどに作ってきたのに、お正月飾りなんて皆無。やはり文化が違うのね…、と改めて思ったママン、門松もないし鏡餅は買えないしで、せめてもの華やぎにと、昨秋に一時帰国した際、義妹が折ってくれた鶴を飾ることにしました。
これ、折り鶴の変形バージョンで、親族間でのパーティーをやった際、お席に名札を置けるよう、義妹が夜な夜な折って準備してくれていたらしく、あまりにもキレイだから頂いてきました。
そういうの、目ざとく見つけるのが、娘の方。
「母ちゃん、これは何？」「折り紙よ。」
「折り紙・・・やりたい！やりたい！やりたい！」・・・はぁ～、耳タコです。
教えてあげたいけど、折り紙がないの！ フランスでは買えないの！
そう繰り返していた矢先、先月から始めた日本語教室で、『折り紙』をやってくれました。感謝～。
我が双子が初めて折ったものは、『チューリップ』です。
３回折っただけ・・・でも、あったねあったね、こういうの。ママン、完全に折り紙の世界を忘れつつあります。
それを、紙に貼って、葉っぱを描いて、子供たち大満足。
折る時は、大人が一緒に折ってあげて、折り紙の基礎である“角をあわせる”とか“折り目をしっかりつける”だけは声に出して教えていました。
娘が、とっても器用に、角を合わせて折ることが出来るんですって。いいね、いいね～、器用は得だよ。
折り紙って、「指先の運動」と一言で片づけることも出来るけど、この「丁寧な作業の繰り返し」が、なんだか丁寧に生きていく基本を養う、ようにも思えませんか？
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