【2歳3ヶ月】
あ~っ、やられた! 壁に、家具に、いたる所に、鉛筆で、油性マジックで、落書き…。ママン、怒るよりも泣きたくなりました・・・
実は私たち、1週間後に引っ越しを控えています。この家も売却済みで、可能な限りに生活の垢を落として引き渡しをしなければ…、という矢先のこと。落書きを見て「これも思い出よねえ~」と浸る余裕はなく、絶対に消さねばならない! 何故こんな忙しい時に~!!
そもそも、マジックはどこにあったのか? 普段は子供の手の届かないところへ、ペン立てを置いています。ところが、知らぬうちに、自分で踏み台を運んできて、台の上でバランスよく背伸びをし、気になる物を手に取る…、なんてことが出来るようになっていたんですよね!
いやいや、感心している場合ではない。消さねば!
ネットで調べてみると、落書きをした素材と、落書きされた壁の塗装材質によって、消す方法が異なるようです。
<洗っても変質しない塗料の壁>
●鉛筆:もちろん消しゴムで、もしくは、パンの柔らかい部分で消し、その後、熱湯を含ませたスポンジでこする。
●フェルトペン:70度のアルコールで、強くこすり落とす。
●絵の具:白ビネガーを含ませたスポンジでこする。それで取れなければ、アンモニアを3倍の水で薄めてこする。
<洗うと変質する塗装の壁>
鉛筆、フェルトペン、絵の具、インク、どの素材であっても、ジャガ芋で消せる。生のジャガ芋を半分に切り、落書きへ円を描くように強くこすってから、デンプンをスポンジで拭き取る。
引っ越しするにあたって今回、初めて自分でペンキ塗りをしてみて知ったのですが、内壁の塗装には、台所や風呂場に例を見るような「洗える塗装」と、美観を優先させた「洗えない塗装」があります。この、洗えない塗装壁に描かれたら最後!あるサイトには、ペンキぬりかえしなければムリ!とありました…。それでジャガ芋、強くこすってみました。ん~、時間がかかり過ぎ! 歯磨き粉でも、こすってみました。消えないどころか、余計に沈着させてしまったような…。
それで、とうとう主人が、薬局から「90度アルコール( Alcool à 90°)」を持ってきてくれました。これが凄い! 消える、消える、何でも消せるような勢いです。実際、このアルコールでこすった部分はペンキがツルツルになってしまっているので、描かれた油性インクだけでなく、下地のペンキまで溶かして落としているような感じです。この90度アルコールは消毒用として薬局で販売しているものですが、一人あたり購入できる量が制限されていて、使う用途まで聞かれるという毒薬のような扱いです。なんでもね、このアルコールで非合法に自家製の酒を作る人がいたり、出来がよくないワインにこのアルコールを混ぜると劇的に味が良くなるので、騙す店も出たりしたからだそうです。
落書きを消すだけでしたら、同じ品質ながら掃除用として売られている「90度変性アルコール( Alcool à brûler 90°)」がスーパーで買えますよ。
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